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生活の記録(RoL)をつけ続けて、やっと自分のペースがわかってきた

今回は、自分のペースを知るためにしていることについて書きます。

もう少し具体的に言うと、自分の活動できる量を知るためにしていること、です。

それは「生活の記録」をつけることです。
私は「RoL(ロール)」と呼んでいます。
「Record of Life(レコード・オブ・ライフ)」の略です。適当に命名してみました。


こちらの記事で、安定してきたのは自分のペースがわかってきたからだということを書きました。
よかったら合わせて読んでみてください。


生活の記録とは

さて、生活の記録についてです。

生活の記録とは、いつ起きて、何時からは何をしていて、いつ寝たか、といった一日の生活を、ルーズリーフに手書きで記録したものです。

めんどくさそう・・・と思われたでしょうか。
確かにちょっとした手間です。

私は「生活の記録をつけた方がいいよ!」なんてお勧めするつもりはありません。
ただ「私はこうしているよ」ということを紹介したくて。

長くなりますが、もし興味があったらお付き合いください。


生活の記録の書き方

写真とともに紹介していきますね。

まずルーズリーフの左端に時間を書きます。

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(ちなみに真ん中に線を引いてあるのは、右側のスペースに食べたものを記録するためです。レコーディングダイエットも兼ねているのです。)


それから、時間に沿って「起床」「朝食」などの、した事を書き込んでいきます。
その右に、した事で使ったエネルギーの数字を書きます。

画像2

(エネルギーの数は、だいたいこのくらいかな~という私の主観で適当です。あまり細かいとややこしいので、5単位にしています。)


一日が終わったら、使ったエネルギーを合計して下に書きます。

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生活の記録によってわかること

使ったエネルギーの合計を出すことによって、その日の活動できた量がわかります。
やはり調子が悪い日は少ないですし、調子が良かった日は多いです。

それに、「今日は大して何もできなかった」と思う日も、した事や合計の数を見返すと、「意外と色々したな」と思えたりします。

最初は合計が多ければ多いほど、よく活動できたと思えて嬉しかったのですが、その後きまって調子を落としていました。
多すぎるのも良くないんだと気づきました。

さらに続けていると傾向がわかってきます。
「色々できたと思える充実した日は、だいたい合計が250ぐらいだな」というように。

そこで毎日250を目指していた時もありましたが、それでもだんだん疲れがたまってきて、調子が持たないことがわかってきました。

今は一日に200ぐらいに留めておくように気をつけています。

「今日は今このくらい活動したから、あとこのくらいは活動できそうだな」とか、「もう少ししたい事はあるけど、もうやめておいた方がいいな」などの判断基準になっています。


生活の記録をつけていて良かったこと

そうして一日に活動しすぎないように気をつけるようになって、私は調子を落とす日がずいぶん減りました。

自分の続けられる活動量が200ぐらいだということがわかって、これだけしかできないのか・・・という思いはあります。

上の写真の例を見ていただくとわかるように、ルーズリーフには余白が多くて、一日にできる事はとても少ないです。
(これでも例として多めに書きました・・・)

それでも、それまでは一時たくさん活動できた日があったかと思えば、しばらくほとんど活動できなくて辛い日々を繰り返していたので、安定してそこそこ良い日が続くのはありがたいです。

毎日少しでもしたいと思っている事ができるのは嬉しいし、それが続けられて、精神的にも楽になってきました。

私の場合、調子が悪くてしたい事やすべき事ができないと、焦りや自責で気持ちが落ち込むからです。

自分の続けられる活動量を知ったことで、以前より自分とうまく付き合えるようになってきました。


生活の記録の役立て方

生活の記録を書き始めたきっかけは、大学の保健管理センターでカウンセリングを受けるようになって、どんな生活をしていたかカウンセラーさんと振り返るためでした。

今、最初の記録を引っ張り出して見てみたら、もう13年前のことですが、どんな一日を過ごしていたのかがわかります。

長い目で見てみると、本当に波があったけど、良くなってきていると思えます。

とても時間がかかる病気だから、良くなっていることがわかりにくいですが、記録があると目に見えてわかりやすいです。

今は自分で振り返るためだけに書いています。


まとめ

・生活の記録とは、一日の生活をルーズリーフに手書きで記録したものです。

・時間に沿って、した事とそれに使ったエネルギーを書き、一日が終わったらエネルギーの合計を出します。

・合計から、自分の続けられる活動量がわかってきて、一日の中であとどれくらい活動できるかの判断基準になっています。

・それによって自分とうまく付き合えるようになってきて、調子を落とす日が減りました。

・生活の記録は自分を振り返るのに役立ち、良くなってきていることが見てわかります。


私が生活の記録を続けられているのは、単に性に合っているからだと思います。
何でも書いておくと安心する、記録魔なのです。

最初にも書きましたが、生活の記録をつけることをお勧めするつもりはなくて、ただ私はこうやって自分のペースを知ることができたということを、まとめてみたかったのです。

長くなりましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。



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