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動画の尺を変えるだけ?再生数が倍増する裏技を紹介

はじめに

突然ですが、皆さんは動画の「尺」についてどれくらいこだわりを持っていますか?ご存知のようにTikTokは今、1分以上の動画に再生数のブーストをかけるなどの優遇措置を行なっています。これは巷で言われているだけの噂のようなものではなく、TikTok公式からも根拠を持って発信されている明確なアルゴリズムです。そしてそれはほんの少しの優遇ではなく、活用方法によってはアカウントの行末をも握るほどの大きな違いになってきています。ただこれはまだあまり浸透しておらず、未だに1分動画にチャレンジしたことのないアカウントが多くあります。そのため今回はその優遇措置の詳細と、この記事を見た多くのアカウントがより再生数を取れるような情報を紹介していきます。


再生数の違い

まず以下をご覧ください。これは近しい条件のコンテンツで秒数が違う2つの動画のアナリティクスです。再生数以外の全ての項目で短尺動画の①が1分を超えた②を超えているのにも関わらず、再生数だけは2倍近い差をつけて②が上回っています。

①18秒のコンテンツ

いいね:4,300
コメント:62
保存:300
シェア:54
視聴完了率:27%
再生回数:13万回

②1分17秒のコンテンツ
いいね:3,300
コメント:60
保存:140
シェア:6
視聴完了率:23%
再生回数:24万回

<分析>

こうした結果になった要因は大きく分けて2つあります。
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これらのエンゲージメント<1人当たりの平均視聴時間
→現状のアルゴリズムがいいねやコメントなどのエンゲージメントよりも平均視聴時間を優遇する傾向にある。そのため長い動画であるほど、1人当たりの視聴時間が伸びることで再生数が伸びやすい
・動画視聴数ブースター
→TikTokが公式に発表しているプログラムで、これに参加することで視聴数が増加する

上記は約10万再生の動画のアナリティクスに表示されたお知らせで、本来の再生数から74,000回再生が増加したことがわかります。


動画視聴数ブースターの条件

このように1分を超えた動画にすることで再生数にこれだけの差が出ることがわかります。しかしこの「動画視聴ブースター」を使用するにはいくつかの条件があり、これを満たしてないアカウントは再生数のブーストを受けることができません。以下ではその条件と確認方法を紹介します。

<条件>
・3ヶ月以上運用しているアカンウトであること
・口パクなどのコンテンツではない
・オリジナルコンテンツであること
・ガイドラインを準拠していること
・ハッシュタグに#longervideosをつける(任意)
etc…
→これらを満たした上で、動画視聴数ブースターに招待される必要があります。

実際にTikTok運営からきたメッセージ

招待の確認方法

画面下部の「メッセージ」→「システム通知」→「1分以上の動画で視聴数をブーストしよう」→「動画視聴数ブースター」がONになっていることを確認

これらを全て行うことで、動画視聴数ブースターを受けることができます。また、システム通知欄に「1分以上の動画で視聴数をブーストしよう」という通知がきていないアカウントは、条件のいずれかを満たしていない可能性があるため再度確認してみてください。


最後に

TikTokでは日々アルゴリズムが更新され、その時々によってバズに重要視される条件が変わります。一方でこの長尺動画優遇はTikTok運営側の「視聴者の滞在時間の増加」という長期的な目標を持って行われているものであり、今後も長く優遇されるアルゴリズムといえます。そのため短尺動画で今伸び悩んでいる方や更なるバズを目指している方は、是非一度1分動画の制作にチャレンジしてみてください。もしこの記事が好評であれば 1分動画の作り方のコツやバズのポイントも紹介していきますので、いいねとフォローをいただけると嬉しいです。


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