【保存必須】TikTokでバズるコンテンツを分析する方法
皆さんはアカウントを成長させるために意識していることはありますか?
バズってる動画を真似する?いい機材を使う?勿論これらも重要ですが、アカウントを継続的にバズらせていくためにもっと重要なことがあります。
それがインサイトです。
「そんなこと分かってるわ!」という声が聞こえてきそうですが、皆さんが思っている以上にTikTokのインサイトは、1記事では語れないくらい本当に奥が深いんです。今回はその第一弾として、「インサイトまでは見れてない…」という方や、「なんとなく見てるけど活かせてはない…」という人に向けて、インサイトの見方と活用方法について解説していきます。
インサイトの確認方法
インサイトは主に、概要・コンテンツ・フォロワ一の3つのカテゴリーに分類されます。
概要では、過去7日間、28日間、60日間、または60日間までのカスタム日付範囲の動画視聴数、プロフィールの表示履歴、「いいね」数、コメント数、シェア数に関するデータを見ることができます。概要のエンゲージメントセクションでは、「いいね」(選択した日付範囲内で動画に付けられた「いいね」の数)、コメント(選択した日付範囲内で動画に寄せられたコメントの数)、シェア(選択した日付範囲内で動画がシェアされた回数)などの指標を使用から、動画のパフォーマンスをよりよく理解できます。
そしてさらに深いインサイトが必要な場合は、「コンテンツ」タブで投稿した各動画の詳細なデータとインサイトを見てください。ここでは、総視聴数、合計「いいね」数、コメント数、シェア数、平均視聴時間、動画フル視聴率(動画を最初から最後まで視聴した視聴者の割合)、トラフィックソースの種類(あなたのプロフィールやおすすめフィードなど、視聴者があなたの動画を見つけた場所)、視聴者の興味などの情報を見ることができます。すべてのコンテンツ指標は、直近7日間のデータのみ利用可能になっています。
「フォロワー」タブは、あなたがTikTokで築いたコミュニティに関するインサイトのハイライトが確認できます。これには、視聴者の居住地、フォロワーがTikTok上で最もアクティブになる曜日や時間帯、フォロワーの増加率の前期比などの情報が含まれます。フォロワーのグラフをスクロールすると、7日間または28日間のプロフィールの表示履歴を見ることができます。
また、インサイトでは、以下の内容も確認できます。
コンテンツのためのインスピレーション:
・あなたの動画と似たような動画
・人気上昇中の動画
動画パフォーマンスのインサイト:
エンゲージメントインサイト・・・視聴者がいつあなたの動画に興味を失い、あるいは、あなたの動画に好感を持ったかを知ることができます。
→視聴維持するためのNG行為をあぶり出すことができます
視聴者の属性:
視聴者の性別、年齢、地域分布を知ることができます。
→アカウントのペルソナに沿った企画を作るための指針になります。
コメントでよくされている単語:
視聴者がコメントしている動画のキーワードを知り、今後のコンテンツ制作のヒントやインスピレーションを得ることができます。
→どんなことに視聴者が興味を持ったのか、生の声を見つけやすくなります。
トラフィックのソース:
視聴者がTikTokのどこで、どのようにあなたのコンテンツを見つけたか(おすすめフィード、プロフィールなど)を知ることができます。
→流入経路を知り、今後の方針の参考にすることができます。
インサイトの利用方法
1.インサイトツールはTikTok Studioからアクセスできます。具体的な動画パフォーマンスについては、動画の下部にあるその他のインサイトをクリックしてください。
2.TikTok Studioのインサイト画面から、概要、コンテンツ、視聴者数タブ等をクリックしてパフォーマンスを確認できます。
3.視聴者数タブに入ると、インスピレーションセクションを見ることができます。このセクションには、あなたの視聴者がよく見ている他の投稿者のコンテンツを見ることができ、今後の制作のヒントになります。
4.自分の動画の右下に表示されている「詳細データ」をクリックすると、概要タブと視聴者タブでそれぞれの動画のデータを見ることができます。概要タブでは、動画全体のトラフィック、検索クエリ、エンゲージメントの分析を確認できます。視聴者タブでは、視聴者の属性を確認できます。
インサイトの解釈
インサイトは、コンテンツのパフォーマンスを確認するのに役立つツールであり、今後のコンテンツ戦略の指針になります。しかしここにある数字が全て良くないとバズらないというわけではありません。例えば視聴完了率があまり高くなくてもバズる動画はありますし、高くてもバズらない動画はあります。あくまで自分の中で「ここの数字を伸ばしたい」などと目標を立てた上でその目標の達成率の指針にしてください。これらのインサイトを使い、視聴者が何を最も好むかを検証したり、コンテンツ戦略をブラッシュアップし、動画をより良いものにすることから始めてみてみましょう!
ここからは毎週恒例のトレンド紹介です。トレンドコンテンツはできるだけ早いキャチアップと制作をすることでエンゲージメントを高めやすいです。このトレンドコンテンツを自分のアカウントで試し、いつもの動画とインサイトがどう変わるのか見てみるのも面白いかもしれません。
国内外トレンドコンテンツ
国内トレンドコンテンツ3選
No.1 dilemma
英語圏話題となったトレンドが日本に上陸。人に何かを食べさせてもらう際に、画面外に恋人がいると期待させておいて、親しい友人が冷めた表情で見てるというオチのフォーマット。食べてる側と食べさせてもらってる側の表情の温度差が大きく、共感と面白さが同時にある動画となっている。
No.2 マジックジョン
マジックジョンの強化ガラスフィルムの紹介動画がトレンドになっている。言葉選びやテンポに無駄がなく、20秒程度の動画で「買いたい!」と思わせるような内容になっている。多くのクリエイターがこの動画を撮るために購入と発信をしており、マーケティングに大成功している。
No.3 Drama
韓国の4人組アイドルグループeaspaのDramaのBGMに合わせたダンス動画の投稿が増加している。この動画は、easpaの公式アカウントでメンバーのカリナが踊ったことがきっかけで、投稿が増えている。韓国のグループの楽曲は日本でトレンドになりやすく、公式からトレンドになることも多い。
海外トレンドコンテンツ3選
No.1 ズィルト島
ドイツの人気リゾート地「ズィルト島」にこの服でいける?というタイトルと共に自分のファッションを紹介するトレンド。おしゃれで洗練された場所に合ったファッションというテーマの中で紹介することで、一般的なファッション紹介をコンテンツへと落とし込んでいる。日本でも「原宿」や「銀座」などで再現することができる。
No.2 How Sweet
人気k-popアイドル”NewJeans”の新曲”How Sweet”が大きなトレンドとなっている。New jeansは直近で事務所間のトラブルが起こり、そんな中での新曲というのもあり大きな話題となっている。ダンス動画としての人気はもちろん、開封動画やvlog動画としても投稿数を伸ばしており、韓国国内外問わず今後もどんどん伸びていくだろう。
No.3 Daboy
Tampias Famsの楽曲”Daboy”がインドネシアを中心にトレンドとなっている。コミカルなダンスの振り付けで若者はもちろん、お年寄りや子どもがダンスする動画の投稿数も増えている。歌詞の意味がわからなくても楽しめる音源のため、今後日本でもトレンドとなる可能性も高い。
ダンス系コンテンツ2選
No.1 ギリギリハッピー
KOMOREBIの制作した楽曲“ギリギリハッピ”ーがトレンドになっている。この楽曲を制作したのもTikTokで流行させたのもKOMOREBIとなっており、注目が集まっている。ネガティブなことをあえてギリギリハッピーということで、ポジティブに捉えることができる。また、KOMOREBIの制作する動画のカメラワークは極度な遠近や高低を意識したものが多く、目を惹くものとなっている。
No.2 たけのこ族のたけのこ踊り
KOMOREBIの制作した楽曲“ギリギリハッピ”ーがトレンドになっている。この楽曲を制作したのもTikTokで流行させたのもKOMOREBIとなっており、注目が集まっている。ネガティブなことをあえてギリギリハッピーということで、ポジティブに捉えることができる。また、KOMOREBIの制作する動画のカメラワークは極度な遠近や高低を意識したものが多く、目を惹くものとなっている。
現在、急成長中のアカウント紹
アカウント名 : 巻きで⚡️
TikTokを見ているとよく情報系の動画が流れてくるが、結論を勿体ぶって最後まで言わずに最後まで見させようとするアカウントが多い。視聴維持率を上げるためのテクニックとして使われているが、それを逆手に取ったのがこのアカウントだ。
長いけど結論まで見ないとわからないというストレスを解決してくれることで、視聴者は短い時間で満足することができる。また、節約できた時間を表示することによって視聴者も得をした気分になる。
今後規制が多くなっていき、他人のコンテンツの転載が難しくなっていく可能性は大いにあるが、切り口はとても面白いアカウントだ。
中国でオススメのクリエイター
クリエイター:挖草(王嘉一)
いつも駐車場で歌っているクリエイターを紹介する。"マイクを持って、綺麗な部屋で、少し斜めからカッコよく撮影する"というテンプレートは、中国ではもはや通用しないのかもしれない。
差別化を図るため、”歌"とは程遠い場所で歌うコンテンツを発信しているが、この場所の選定も素晴らしい。地下駐車場といえば声が響く場所であり、誰しも声を出した時に大きく響いた経験があるだろう。その潜在意識に働きかけているのが意識的が無意識かは分からないが、結果として視聴者はどこか"背徳感"のようなものを得ることが出来る。
「自分にはできないけれど少し気になる」という需要に応えているこのアカウントは日本人が真似をしてもバズりそうだ。モラルやマナーに厳しい日本人からは賛否両論が生まれ、中国よりもバズりやすいかもしれない。心臓が鬼のように強い人には是非ともやってみてもらいたい。
アカウント
タメになるTikTok News
調査によると、TikTokによって生まれた推定消費額は1,772億円。この消費額をもとにした国内名目GDPへの貢献額(以下、GDP貢献額)は4,741億円で、雇用者数としては26,000人に影響があることがわかった。その中でも中小企業に対しては、GDP貢献額は606億円、5,300人の雇用に影響を与えた。
実際、TikTokユーザーのうち30.5%が「TikTokで動画を見て商品やサービスの購入経験がある」と回答。若年層ほど購入経験の割合は高い傾向にあるものの、60代では17.6%が経験があると回答しており、TikTokは広い世代の消費行動に影響を与えていると言える。
ユーザーにとっての価値 -TikTokユーザーの79%が「TikTok動画はたくさんの情報に出会える」と感じている
TikTokユーザーの56.3%はほぼ毎日TikTokを視聴しています。スキマ時間に視聴をするというユーザーが多く、TikTokを見ることが“生活の一部”となっていることが推察される。ライフハックや料理・家事、美容系、エンタメなど多様なコンテンツの動画が見られており、TikTokユーザーの79%が「TikTok動画はたくさんの情報に出会える」と感じている。
クリエイター経済圏としての価値 - 100%のクリエイターが「TikTokで認知を拡大したことで企業案件の増加や自身の事業にプラスの影響があった」と回答
TikTokがクリエイターの経済圏にもららす影響についても分析。クリエイターや企業、自治体に対してインタビューを実施し、クリエイター9人のうち9人全員が、TikTokで認知を拡大したことで企業案件の増加や自身の事業にプラスの影響があったと回答した。
参考記事
参考動画
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