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これが出来てなきゃバズらない。視聴維持を伸ばすために意識すべき5STEP


はじめに

皆さんがTikTokの撮影の際に最も意識していることは何ですか?

照明の明るさや音など、分かりやすく動画のクオリティに直結する要素はすでに意識している方が多いんじゃないでしょうか。このように撮影機材で解決できるものに関しては近年TikTok全体でかなりクオリティが上がってきたのではないかと思います。

しかしそんな人達でもここまでは意識できておらず、そのミスのためにバズらない動画が後を断ちません。それが「構図」です。TikTokには視聴者にとって見やすい構図というものがあり、テキスト・画像・演者の顔など、それぞれどこに配置すれば見やすくなるのかが決まっています。それは撮影の際には気が付きにくく、そこでミスをしてしまうと投稿した際にものすごく見づらい動画になってしまうのです。

今回はそれぞれの構図について、5つに分けて解説していきます。

意識すべき構図

1.禁止ゾーン

1つ目の「禁止ゾーン」は文字通り「何も置いてはいけない、禁止された場所」です。ここにはアイコンや投稿文が表示されるため、もしここに動画の鍵となる重要な要素やテキストが被ってしまっていると視聴者としては非常に見にくい動画になってしまいます。

2.スピーカーゾーン

トークがメインの動画では最重要になる「スピーカーゾーン」。TikTokのUIの関係で、視聴者の視線は自然とこの場所に集まります。そのためここには最も動きのある退屈しない要素を置くべきです。仮にここ以外に置いてしまった場合でもそれだけで離脱されるわけではありませんが、視聴者の潜在意識として「なんか見づらい」と感じる動画になってしまい、エンゲージメントが上がりにくくなります。

3.キャプションゾーン

TikTokではほとんどの人が字幕を読みながら動画を見ています。かつTikTokの視聴者は他のプラットフォームに比べてもより目線の移動を嫌う傾向があります。そのためキャプションは基本的に「スピーカーゾーン」のすぐ下の「キャプションゾーン」に置くようにして視聴者の目線移動を最小限に抑えましょう。

4.グラフィックゾーン

動画の補足をする画像やアニメーションを挿入する場合は、この「グラフィックゾーン」に入れるようにしましょう。キャプションやスピーカーと被せるように挿入すると視聴者にストレスをかけてしまいます。

5.焦点ドット

最後が「焦点ドット」です。動画の最重要ポイントとなる要素はここに置くようにしましょう。前述した通り、TikTokユーザーは視点の移動を嫌います。そのためスピーカー・キャプションと同様、動画のキーとなるものはこの「焦点ドット」に置くことで見やすく視聴維持率の高い動画となります。


いかがでしたでしょうか。これらの構図は主に視聴者の視線を無意味に移動させないことを目的としています。TikTokはYouTubeやテレビと違い、レコメンド機能によるプラットフォームのため、ユーザーの視聴態度は受動的です。故にただボーっと視聴しているユーザーの割合が多く、そういったユーザーにとって視点の移動は非常にストレスになります。そしてストレスに感じる動画はどんなにクオリティが高かろうと即スワイプされてしまいます。それではせっかく頑張って撮影した動画がものすごくもったいないですよね。次回からは是非、撮影・編集のタイミングでこの5つの構図を意識してみてください。


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