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【バズに必須】トレンドの完璧なリサーチ方法とは


はじめに


突然ですが、皆さんがTikTokの動画を作るときに一番大切にしていることって何ですか?

最初の二秒のインパクト?視聴完了させるための台本構成?これらは世間一般でよく言われていることでもあり、もちろん正解です。ただ、バズらせるために一番大切なのはこういったテクニックではなく、「リサーチ」です。僕は今までいくつもの企業アカウントやインフルエンサーのTikTokアカウントを運用・コンサルしてきましたが、結局これにつきます。

この考えのもと、以前リサーチに悩めるすべての人に向けて僕も実際に使っている5分でできる簡単リサーチ術を紹介しました。これでもバズに必要なリサーチは十分できるのですが、これの上位互換となるリサーチ術(機能)があるのをご存知でしょうか?

前回のリサーチ術では直近の「人気動画」のみの検索にとどまっていたものの、今回の方法では「人気動画」に限らず、直近の「人気ハッシュタグ」・「人気楽曲」・「人気クリエイター」までもが見れてしまうんです。これをフル活用すれば「企画の作成」から、投稿の際の「楽曲選定」・「ハッシュタグ選定」まで常にトレンドに沿ったものにすることができるようになります。今回はそれらを簡単に検索することができる機能を紹介していきます。

TikTokクリエイティブセンター

今回使う機能は「TikTokクリエイティブセンター」です。以下からログインすることができます。

ログインができたら、上のバーから「ハッシュタグ」を選択すると早速、人気のハッシュタグを見ることができます。

「ハッシュタグ」で出来ること

ハッシュタグでは以下の情報を絞って検索することができます。

・ジャンル(業種)
-ゲーム・スポーツ・美容・ファッション・旅行など、全18種
・期間(7日間,30日間,120日間)

これらをリサーチすることで、各ジャンルの今のトレンドを把握し、自分のアカウントの企画に役立てることができます。また、右部にある「アナリティクスを見る」から選択したハッシュタグの細かなインサイトも確認することができます。

・投稿数
・視聴数
・日別の再生数の推移
・関連動画
・オーディエンスの年齢層
・オーディエンスの興味
・オーディエンスの地域

これが見れるだけで、企画だけでなく自分のアカウントのペルソナ設計にまで役立てることができるでしょう。


「楽曲」で出来ること

楽曲では以下の情報を絞って検索することができます。

・人気
・急上昇
・期間(7日間,30日間,120日間)

これらをリサーチすることで、楽曲の今のトレンドを把握し、自分の動画のBGMに役立てることができます。また、ハッシュタグ同様、右部にある「アナリティクスを見る」から選択した楽曲の細かなインサイトも確認することができます。


「クリエイター」で出来ること

クリエイターでは以下の情報を絞って検索することができます。

・視聴者地域(国別)
・フォロワー数(10K-100K, 100K-1M, 1M-10M, 10M-)
・並べ替え(フォロワー数,エンゲージメント数,人気度)

自分のフォロワー帯に合わせることで、同フォロワー帯でどういったコンテンツを出しているクリエイターのエンゲージメントが高いのか。海外ではどのようなクリエイターが支持を得ているのか等、様々なことを知ることができます。


「TikTok動画」で出来ること

TikTok動画では以下の情報を絞って検索することができます。

・期間(7日間,30日間)
・並べ替え(ホット, いいね, コメント, 転送)

これらをリサーチすることで今人気の動画はもちろん、いいねやコメント、転送の多いコンテンツの共通点を発見することができ、それらを自分のコンテンツに活かすことができるでしょう。

いかがでしたでしょうか。これをフル活用して、「企画の作成」から、投稿の際の「楽曲選定」・「ハッシュタグ選定」まで常にトレンドを追った投稿ができるように意識してみてください。ここからはこれらの機能ではキャッチしにくい更にコアなトレンドを紹介していきます。これらは毎週更新していきますので、是非チェックしてください。


国内外トレンドコンテンツ

国内トレンドコンテンツ5選

No.1 おい、笑える
TikTokでトレンドになっているこちらの音源の元動画は、数日で再生回数を大きく伸ばし話題となった。おばあちゃんの再現をする動画が多数あげられており、実際に現地へ赴く投稿者も見られた。現在、元動画は消去されており、ネット上には拡散された動画が残っている。


No.2  Pink Panthers
RinVの楽曲"Pink Panthers"を使用したダンス動画がトレンドになっている。海外でトレンドになっていたダンスが日本に上陸。現在は韓国や日本を中心に投稿数が増加している。ダンス動画はただ踊るだけではなく、踊る場所にもこだわることでサムネの惹きが強くなり再生回数が伸びることがある。

@minami.0819

これ4人とかでやってるのかわいい

♬ nhạc nền - Tô Châuu - Tô Châuu

No.3 名探偵コナン
名探偵コナンの予告の音源がトレンドになっている。一人で全て体現する投稿もあれば、数人で入れ替わって体現する投稿もある。TikTokでは音源の役や台詞になりきる投稿が多く見られる。全員が周知しているキャラクターの音源は比較的伸びやすい印象がある。

@yukaina101pikibutacyan4

今日起きたトラブルは何でしょう??🔍 #04 #愉快な101匹ブタちゃん #のんちぇる #丸顔は世界を救う #たってぃ @たってぃ @のんちぇる【5/25フリマ&チェキ会】 @丸顔は世界を救う🌏🍻

♬ オリジナル楽曲 - 🩷 - ♡


海外トレンドコンテンツ3選

No.1 Planet language
以前日本でもトレンドとなった「Flower language」の天体版「Planet language」がトレンドとなっている。自分や大切な人の名前を打つと唯一無二の世界観を形成することができ、ユーザーはそれをスマートフォンの壁紙に設定するなどして楽しんでいる。

https://vt.tiktok.com/ZSYYLT6Qg/

No.2 dogsoftiktok
愛犬の目の前で手を合わせた時に、愛犬がどういう行動を取るかを試す動画がトレンドとなっている。下の動画のように前足を合わせてくれるパターンもあれば、無視されるパターン、顎をのせてくるパターンなど多種多様。非言語で楽しめるため、今後日本でもトレンドとなるだろう。

@luciaparram

no creimos que si lo hariaa😭🤍 #chihuahua #patitas #cachorro

♬ Falling for ya - .

No.3 Supernova
K-POPアイドルaespaの新曲"Supernova"のダンスがアジアを中心にトレンドとなっている。今までのK-POPのカッコいいダンスとは少し違い、独特かつシュールな雰囲気も併せ持った振り付けとなっており、今後日本でもトレンドになるだろう。


ダンス系コンテンツ2選

No.1 カチカチに凍った漢江の上を猫が歩いています
何度もトレンドに入っているこちらの音源のダンスが再び話題になっている。韓国語バージョン、日本語バージョンが過去にも登場していたが、今回は韓国語バージョンにILLITのMagneticがBGMとしてついている。ILLITの曲はTikTok内で多く使用されており、BGMとしても利用されやすいので注目してみるといいかもしれない。

No.2 拝啓、俺たちへ
コムドットの新曲"拝啓、俺たちへ"が2024年5月29日にリリースされる。それに先立ち、新曲のダンス動画の投稿数が伸びトレンドになっている。
コムドットは2018年に結成された男性5人組YouTuberで、チャンネル登録者数は380万人に達しようとしている。


現在、急成長中のアカウント紹介

KOMOREBI
Giri-Giriという楽曲を制作しその音楽でネタコンテンツを投稿してバズっているアカウント。 
バズっている音源を使って、自分たちが面白動画を投稿するという流れはよくあるが、自分たちで作った楽曲をTikTok上でバズらせるためにネタコンテンツを作るのは新しい。
アーティストがTikTokを活用するのは当たり前の時代だが、その上で自らがコンテンツを作り、ミーム化させるような動きは今後も増えてくるかもしれない。


中国でオススメのクリエイター

クリエイター:白昼小熊
インフルエンサーが商品をPRする場合、どうしても広告色が強くなってしまい、企業側にもインフルエンサーにも、それを見ている視聴者にとってもメリットになっていないというケースがよくある。
しかし、白昼小熊さんのPRは全ての方面にとってメリットを生み出す。スニーカーを紹介する動画では、白昼小熊さんが心から楽しんでクリエイティブを行い、それを見た視聴者はいつの間にかスニーカーに心を惹かれる。結果として商品も売れ、企業側のメリットにもなっているだろう。
効果のあるPRを行いたい企業側やインフルエンサーは特にこのアカウントに注目するべきだ。

アカウント


タメになるTikTok News

現在、TikTokおよびTikTokのキャンペーンを装った偽サイトや、偽サイトに誘導する広告の事例が複数報告されている。
TikTokのロゴマークを無断で使用したり、「TikTokでいいね/動画再生するだけで報酬がもらえる」などのメッセージによって偽サイトに誘導し、金銭や個人情報を騙し取る詐欺行為も確認されている。
以下の公式newsroomや各公式Xアカウントに掲載している情報以外に、TikTokが関与しているキャンペーンはない。
詐欺被害や個人情報の悪用につながるおそれがあるため、偽サイトに誘導する広告をクリックしたり、偽サイトにアクセスしたりされないよう、十分にご注意しよう。

参照記事


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