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子どもの頃、お盆休みは祖母の家に親戚一同で集まっていました。確か、1泊か2泊の泊まりで行っていました。いとこたちと6人くらいで、よく遊んでいて。今は天国にいる父が作っていた、ちょっと酸っぱいブドウを持っていって、みんなで食べたり、誰かが持ってきてくれたスイカを食べたり、いとこのお姉ちゃんから、お古の洋服をもらったり。ザ・昭和!

昔は、お盆期間やお正月期間はお休みの店が多くて。今だったら、「みんなでイオンに行く」とかできそうですけど、当時は特に行く場所がなかったんです。それでよく、みんなで散歩をしていました。

その散歩道の途中に、牛がたくさんいる小屋があって。しょっちゅう、寄り道をしていました。牛って、目がキラキラしてて可愛いよねーとか言って、眺めていました。懐かしいなぁー。

牛と言えば・・・。話しは全く変わりますが・・・。

私は昔から、もやもやと悩み始めると、自己啓発本を読みたくなりまして。いろいろと読んだ中で、いちばん気持ちが楽になって、何度も読み返している本があります。この本の中に牛が出てきます。

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十牛禅図。1000年以上も前に中国から伝わった、10枚の絵なんだそうです。単なる絵、じゃなくて、お坊さんたちの修行のマニュアルみたいなものなんだそうです。文字ばかりの本は、だんだんと文字が頭に入ってこなくなるような私なのですが、この本はマンガで進められています。読みやすい!そして、「あーそうなの!」と共感できる部分があって・・・。「あーこんな風に考えてるのは、こんな風に悩んでいるのは、私だけじゃないんだな」って思えて、気持ちが楽になります。

本の中に、マイナス思考を直す訓練というのが出てきます。

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・その日あったいいことだけを日記につける             

・眠る前に楽しいことだけ考える

・嫌なことがあっても、すぐに「大丈夫」と口に出して言う。

3つめの、大丈夫と言う、というのは、日頃から意識してきたけど、それ以外はやっていなかったなー。そもそも、日記とか続かないし・・・。でも、今は、毎日体温を測って記録しているノートがあるので、体温を書くついでに、「今日のいいこと」を書くようにしていこう。楽しいことばかり考えるのも、うっかりマイナス思考が出てきそうだけど、実践してみよう。

もやもやしていても。楽しいことばかり考えていても。過ぎる時間は一緒だし。与えられた、1日24時間というのは変わらない。であれば、時には悩むことも人生において大切だとも思うけど、無駄にもやもやと時間を過ごすのはもったいないですね!

つい、くよくよともやもやと悩んでしまうのも、悪い方に考えすぎてしまうのも、きっと治らないことだけど。もう、人生の後半に入っているんだし。できるだけ楽しく、笑って過ごせる時間を増やしていきたいな。


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