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「失われた10年」の後遺症

「最近の若者はしっかりしている」と感じることはないだろうか。私はある。めちゃくちゃある。

一方で、40代くらいの大人の言動を見て「子どもっぽいな」と感じることはないだろうか。私はある。めちゃくちゃある。なんなら自分自身もとても子どもっぽいと感じる。少なくとも自分が20代の頃に思い描いていた40代のイメージと自分の実像はかけ離れている。

私はこの原因を、自分は子どもがいないからではないかと思っていた。これも確かに一因としてはあるだろう。しかし最近、この理由がズバっと書かれたnoteを読んで合点がいった。

マガジン限定記事なので詳しい内容は書けないのだが、概略だけお伝えすると、「就職氷河期世代はいつまでも被害者面した子どもっぽい人が多いのではないかという若者の指摘に対し、筆者である白饅頭さんが、思春期を終わらせるには相応の金と責任が必要で、彼らはそれを要求しているにすぎない、と言っている」という記事である。

ちなみに白饅頭さんのマガジンは投稿数も多く毎回読み応えがあるので、気になる方は購読して読んでいただきたい。自分的にはとても満足度が高いマガジンである。

記事の中で白饅頭さんは「人は年を取れば自動的に「大人」になるわけではない」とも言っているのだが、私自身それを40代後半になった今頃実感している。それはなぜか。

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