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「お手伝い」では成長しない

先日、とあるワーキングマザーの集まりで「旦那がいつまで経っても家事を覚えてくれない」「余計なことしかしない」という話を聞いて、とても耳が痛かった。というのも、私がまさにその「旦那さん」だからだ。

我が家は、家事の類はなるべく機械に任せるスタイルで、夫婦ともに極力家事をやらなくて済むよう合理化しているのだが、それでも犬の世話とかゴミ出しといった細々とした家事は生じる。これらを誰がやっているのかというと、コロナ禍以降在宅時間が長くなった夫がいつの間にか担うようになっていった。

さすがに全部を夫にやってもらうのは罪悪感があるので、私も時々手伝おうとする。しかし、これがことごとく「的外れ」で、夫をイラつかせてしまうらしい。

夫が在宅勤務になり、家事を中心的に担うようになってからというもの、私は家事を「自分の仕事」として認識しなくなっていた。夫がやっていることを「手伝ってあげよう」という意識だった。

しかしこれを本業の仕事に置き換えて考えると、確かにこれでは何も成長しないということがわかる。主体性を持って「考える」「決める」「責任を持つ」ということをしていないと、どれだけ時間を費やしても人は成長できないからだ。

副業(複業)で成長は可能か

ここ数年、副業(複業)をする人が爆発的に増えた。私自身も、南葛SCの仕事以外に社外取締役をやったり、ときどき寄稿や登壇もしているので、副業をしている身である。その立場で思うのは、

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