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ヒゲダンのオンラインライブを観て感じたサッカー業界人としての危機感について

先日、Official髭男dismののオンラインライブを視聴した。その日は土曜日だったが19:00くらいまで仕事で、翌日はホームゲームがあったため、もしこれが「東京ドームでやってます」みたいな普通のライブだったら当然のごとく栃木にいる私は参加できなかった。オンラインライブ様様である。

2時間弱のライブは、最初は「これ本当にリアルタイムなのかな?」「なんかライブビデオ観てるのと変わんなくない?」と思っていたのだが、途中からAbemaTVのライブチャット画面を表示させながら視聴していると、本当にライブ会場にいるような一体感を感じることができた。

※スクショがNGなので画面を貼ることができないが、YouTubeのスーパーチャットと同じような画面構成をイメージして欲しい。

もし、ここに投げ銭の機能がついていたら、1万円くらい投げ銭していたと思う。とにかく彼らのパフォーマンスが素晴らしかったし、ライブの一体感、高揚感を家に居ながらにして味わうことができた。

ちなみにチケット代は2,200円だったが、これは破格だと思う。なぜなら、家族がいる人は家族全員で観ることもできるからだ。今回は、私がリビングで観ているのを、家で仕事をしていた夫が聞きつけて、途中から一緒に視聴した。彼もすっかりヒゲダンのファンになってしまったようだ。

もちろん、現地で観るライブにはライブの楽しさがあり、それを超えることはできないとは思う。ただ、「これはこれで全然アリだな」と思った。なんといっても、仕事が休みでなくても、離れた場所にいても、冷暖房の効いた快適な空間に居ながらにして、お酒や食事をとりながら、長い行列などに並ぶこともなく、アーティストの素晴らしいパフォーマンスを観ることができて、チャットで一緒に視聴している人たちと盛り上がれる。

これは、間違いなくコロナ禍が落ち着いても残り続ける娯楽の一形態だろう。

「可処分時間争奪戦」のライバルはスポーツだけではない

一方で、私は危機感も覚えた。サッカー業界は、大丈夫なんだろうか?と。

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