#150 「何をすべきか」の認識が揃うと前に進めるのかも知れない、というお話。
どうもえとろぐです。
突然ですが「目的思考」という言葉をご存知ですか?lifehackerの記事『思考、意識、行動までも変える。「目的思考」が働く人に不可欠な理由』によると
と説明されています。
「目的を理解しているからこそ浮かぶ、すべきことがチームで共通認識となっているかどうかが鍵」になると、今日の仕事をしながら感じたので、このときの思いを残しています。
どうして人によって「気づきのポイント」が異なるのか
私が勤めている会社のとある工程では私を含めても4人という少人数で業務を回しています。この少ない人数であっても一つの生産を行うとき「これでいい」という基準が異なり、異常への感度も異なっています。
つまり、出来上がった同じ製品を見ても、「良い」と言う人もいれば「悪い」と言う人もいる、そんな状況が当たり前となっているのですね。
それは行動にも通ずるところがあって、作業を中断するときに区切りの良いところまでやり切るのか、休憩時間が来たから途中でやめてしまうのかの行動の選択の違いにも現れていました。
上述の行動の差はまさに今日起きた出来事なのですが、食品関係のお客様に納める製品を生産しているとき、やりっぱなしの状態で作業者が休憩に入っていました。(食品関係向けの生産をする際は準クリーンルーム化して望んでいます)
休憩時間はきちんと取って欲しいですし、それが彼らの権利でもあるので、休むこと自体を咎めるつもりはありません。しかし、私たちが今扱っているのは「一般の購入者の口に入るかもしれないもの」です。ゴミや異物の混入が絶対に許されない製品です。
要求されている品質はたしかに厳しいかもしれません。ただ、なぜそこまでの要求をしているのか、実際に使われている光景が想像でき、その機能を満たすモノを作ろうとしたら、どういった行動をとるべきなのかは浮かんでくると思うのです。
この「何をすべきか」がチーム全員で一致するということは、行動の先にある結果、つまり目的を皆が理解しているということと同義。ただ何をすべきかは少し抽象的で良いとも考えています。
目的を果たすためにはどんなことができるのか。この手段は複数あっても良いと考えているのです。
目的に対してチーム全員が同じ認識をし、それを叶えるための方法を共有しながらベストを尽くせば、必ず現状よりも前に進めると思います。
認識のすり合わせは正直大変だと思います。まさに「言うは易し、行うは難し」です。
しかしここで諦めては何も変わらず、状況は好転しないのでへこたれず皆で取り組んでいこうと思います!
・ ・ ・
私が皆を引っ張っていけるだけのカリスマ、リーダーシップを発揮できれば話は早いのでしょうが、残念ながらそれだけの魅力はないのですよね。
その分、共感力は人一倍あると信じているので、周りを鼓舞しながら前に進もうと思います。
魅力的な漢に、私はなりたい。
最後までお読みいただきありがとうございます。
改めて自己紹介です。
私は製造業を生業としている会社に勤めながら、noteでの発信活動をしている【えとろぐ】と申します。
幼い頃に両親が離婚し、十代の多感な時期を祖父母のもとで過ごした体験から「片親で育つ子どもをなくす」ことを人生の目的としています。
仕事に家事、育児をしていると心がすり減ってしまうときがありますよね。
楽しいこと、嬉しいことがある一方で、思うように進まないことが山ほどあると思います。
私一人でできることは限られていますが、
「この人はこんな風に家事や育児に臨んでいるんだ」
と私の発信を通して知ってもらうことで
「自分の方が上手くできてる」
「ちょっとこの考え方、参考になるな」
と感じ、あなたの心が少しでも楽になれば嬉しいです。
毎日22時ごろに記事を更新しているので、寝る前のちょっとした暇つぶしにでも読んでみてください。
家事に育児、一緒に頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます! 記事は読みやすかったですか?あなたのためになったでしょうか? 私が体験したこと、学んだことが少しでもあなたの心に残るととても嬉しいです。