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#76 心に留めておける友達の数には限界がある。
いっちねんせーいになったーら
いっちねんせーいになったーら
ともだちひゃくにんできるかな?
こんな童謡がありました。
今日はどこまでなら私たちは「友達」の数を増やせるのか?について考えてみました。
日本に初めてiPhone3がやってきた2008年から早15年。
インターネットの利用が当たり前化し、画面の向こう側の人との繋がりが爆発的に増えました。
冒頭の「友達100人」など遥かに超える繋がりを持てるようになった今、私たちが大切にすべきなのは「量」なのか「質」なのかを考える記事となっています。
結論としては「友達関係は量よりも質」というありきたりなものですが、そこに行き着く過程も含めて読んでいただけると幸いです。
自己紹介
本題に行く前に自己紹介から。
私は製造業で勤めながら、妻のダイエットをサポートしている【えとろぐ】と申します。
幼い頃に両親が離婚し、十代の多感な時期を祖父母のもとで過ごした体験から「片親で育つ子どもをなくす」ことを人生の目的としています。
私一人でできることは限られていますが、皆さんの目にとまり、一緒に考えるきっかけを作れたらと思い、発信活動を行っています。
家族のこと、ダイエットのこと、仕事のこと、まとまりのないジャンルですが、毎日を”ちょっと良くする”ための考え方や工夫をお伝えしていきます。
人間が安定的に関係性を維持できる人数は「150人」
本記事のテーマ「友達関係は量か質か?」を考える前に「ダンバーズナンバー」という考えを共有させてください。
Wikipediaからの引用ですが、内容を理解する上でとても参考となりました。
【概要】
人間が安定的な社会関係を維持できるとされる人数の認知的な条件のこと。その数は150人程度であるとイギリスの人類学者「ロビン・ダンバー」より提案された。
私がこの「ダンバーズナンバー」を知ったきっかけは宮台真司さんの対談動画を視聴したことなのですが、初めて閲覧してから数ヶ月が経って改めて考えさせられるとは思いもよりませんでした。
動画の中で述べられている
「自分にいいことがあるから他者を助けるでしょ。これって利己的な利他じゃないですか。(中略)いざとなったときに、やっぱり絆がないと助からないから。そういう考え方はないよりもあった方がいいけど、それが絆だと思っている時点でめちゃめちゃ感情的に劣化していますよね。そうじゃなくて、何かあったときにどうしても助けたい奴がいるかどうか、ということがポイントでしょ。自分にそれがないのに、いざというときに助けてもらえないみたいな、そんな甘えたやつって不味くないですか?という話です」
が私にとって深く刺さり、引っかかった言葉です。
「ダンバーズナンバー」
「何かあったときにどうしても助けたい人の存在」
この2つをキーワードに次へ進みます。
「ダンバーズナンバー」という概念は友達数の”多さ”について脆さを教えてくれる
私たちが安定して人間関係を維持できる人数の上限のことを「ダンバーズナンバー」と呼んできました。そして、その数は「150人」であることも説明してきました。
さらに宮台真司さんの対談動画の中にある「利己的な利他ではなく、何かあったときにどうしても助けたい奴がいるかどうかがポイント」、この2つを軸に「友達関係は量か質か?」についてより深く考えていきます。
ダンバーズナンバーで提唱されている考えを正とするなら、私たちは親しい友人が増えれば増えるほど、その関係値の低い人から「親しい友人」という枠から外れていきます。
つまり「仲の良かった人」が「知り合い」に降格してしまうのです。
こうなったとき、果たして私たちは「この人に何かあったら何としてでも助けたい」そう思えるのでしょうか。行動できるのでしょうか。
私は「考えはするけど、行動には移さない」と考えています。正確にいうと「何か見返りがあれば行動に移せるが、無償で助けることはしない」ということです。
ダンバーズナンバーの「150人」という数値には個人差があり、100〜250人の間になるだろうと考えられています。
もし自分にとっての「ダンバーズナンバー」を量ろうとするならば、「何としてでも助けたい」と思える人が何人いるかを洗い出してみると良いのかもしれませんね。
私たちの認知能力に限界があるからこそ大切にすべき人を明らかにする
冒頭に述べた結論「友達関係は量よりも質」。これが私の主張です。
人の能力的な限界から安定的で良好な人間関係を保てる数にも制限があり、何かあったら絶対に助けたいと強く思える相手が1,000人も10,000人もいるはずもないと考えるからです。
ただ、たくさんの人と繋がりやすくなった現代だからこその利点も存在すると思います。(プラットフォーム上でのフォロー、フォロワーが最たる例)
幅広い繋がりから「この人と仲良くなりたい!」と強く思える相手を絞っていき、良い関係性を築いていくことが現代流の「ダンバーズナンバーの活用法」なのかもしれません。
私は手足の指で数えられる程しか、そのような存在がいないのである意味気楽ですね!
皆さんはいかがですか?
お盆休みにもしゆっくり過ごす時間ができれば、大好きな人、大切な人を思い出して、書き出してみるのもありかもしれません。
それでは妻のダイエット記録を残して終わりにします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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DAY120 53.7kg
最後まで読んでいただきありがとうございます! 記事は読みやすかったですか?あなたのためになったでしょうか? 私が体験したこと、学んだことが少しでもあなたの心に残るととても嬉しいです。