インドネシアのパーム油工場の廃液(POME)の有効利用についてのWIPO GREENからの資料について
昨日、フードテックというSDGsとは切り離せない技術分野をウオッチングしているにもかかわらず、WIPO GREENに行きつかなかったことを少し反省したのですが、
WIPO GREENの出している資料の中で、インドネシアのパーム油工場の廃液(POME)の有効利用についてのものがあったので、早速そちらにざっと目を通してみました。
資料はこちらからダウンロードすることができます。
https://www3.wipo.int/wipogreen/en/docs/wipogreen-pome-technology-catalog-winrock-Dec-17-2021.pdf
詳細はまだ読み切れていないので、またまとめられたら、Spotifyでの配信を検討しています。
→Spotifyにて、下記内容を中心にまとめました。
※文字ベースの情報はこちらのブログで記事化しています(こちらのブログは主にSpotifyで話した内容の英語コンテンツ用に記事化しています。なお、今回の内容は参考資料が英語ということもあり、Spotifyで話したすべての内容について記事化はしておりません)。
気になった項目としては、
Compost and Fertilizer Production
Biochar Production
Animal Feed Supplements
Green Hydrogen projects
となり、特に3.はSCP(シングルセルプロテイン)、すなわち微生物タンパク質を用いた技術であること、4.はフードテック技術の中でも注目をされつつある水素を生みだす技術である点で、内容をまとめてみたいと考えています。
なぜ今回こちらのパーム油工場の廃液の有効利用に興味を持ったかというと、最近代替脂肪がフードテックの中で注目を浴びているとのこと、その理由の一つに、植物油脂の代表であるパーム油の生産地であるインドネシアなどが、世界からの生産依存について警笛を鳴らしているというのを、Foovoさんのセミナーで知ったことがきっかけとなります。
また他にもWIPO GREENの資料でフードテックのみならず、SDGsの観点で興味深そうなものがあれば、記事化等、検討をしたいと思います。
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