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もし自分がこれから知財業界を目指すなら


私がこの業界に入った10数年前に比べると、日本の知財業界を取り巻く環境も大きく変わりつつあるなと最近感じています。特に従来のビジネスモデルが少しずついい意味で崩れていて、中堅・若手の方を中心に新しい形態の事務所や、そもそも事務所という枠組みに囚われない組織が生まれていたり、事務所や企業知財部といった一昔前でいう知財業界の王道ポジション以外の場所で活躍する人が増えつつあったりと、時代の変化も反映した形で、日本の知財業界が日々進化しているのかな、と、個人的には前向きな気持ちでこの変化を見ている今日この頃です。

前置きが少し長くなってしまいましたが、今回は徒然なるままに、もし自分がこれから知財業界を目指す立場であれば、どういうところで働いてみたいと思うか、想像を交えて書いてみたいと思います。知財業界に身を置き一通り業界を経験した者の目からは、今の国内の知財業界はこんな風に見えているんだ、という一意見として参考にしていただければ幸いです。


*スタートアップ関連を目指す

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