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適応障害になって気付けた小さな幸せ5選

みなさんにとって、〝日々の小さな幸せ〟とは何でしょうか。

よく、「幸せは身近にあるものだ」という言葉を耳にすることがありますが、まさしくその通りだと実感している今日この頃です。

私が適応障害を経験する前は、今よりも日常生活に幸せを見出すことができていなかったのです。日常ではなく、非日常の感動こそが「一番」の幸せだと、少し残念(?)な勘違いをしていたのです。

たとえば、どこか旅行に行くこと。
毎日毎日仕事やタスクに耐えて、やっと出かけられる非日常の世界。
これこそ至福で、日々自分が頑張ったご褒美で、幸せそのものだと思っていました。

もちろん、旅行に行くことは大好きだし、それ自体とっても幸せなことだと思います。でも今は、家でゆっくり過ごす日々も好きだし、実は家の中でも幸せが沢山あることを知っています。

あるいは、欲しかった物を買った時。
この時も、大きな満足感もあり、幸せを感じていました。
でも今は、新しい物を買わなくとも、持っているものの中で満足感に気が付き、幸せを感じられることができると分かっています。

適応障害になって気付けた、〝日常の中で感じられる小さな幸せ〟
今回は5選紹介させてください。

適応障害になって気付けた〝日常の中で感じられる小さな幸せ〟

二度寝できる朝

特に予定がない朝は、私はたいてい二度寝をします。
際限がないので、「起床時間を決めないと!」といつも思うのですが、特に冬は寒いし、もう一度寝ても良いのだという自分への極上の許しと、ぬくぬくタイムは幸せの極みです。

以前は、朝がどんなに眠たくても、ぬくぬくするなんて、二度寝をするなんて「時間がもったいない!」と思っていました。二度寝をしてしまったら、激しく後悔をしていました。その後悔の感覚も現になくはないけれど、時間に余裕があって、二度寝ができて、それで自分が幸せなのであればそれで良いのだと自分に少し甘くなれている気もします。

日光浴をしている時

私が朝起きてまずやることはカーテンを開けること。

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カーテンを開けたら降り注ぐサンサンとした日差しが私はとっても好きです。病気になってからは、セロトニンを少しでも増やすべく、朝一番に日を浴びるように意識をしてやっていたのですが、今は日差しがただただ気持ちいし幸福感に満ちたいから自発的にやっていることでもあります。

日光を浴びると、かなりの確率ですぐに強い眠気に襲われてしまうのが少々難点ではあるのですが、浴びている瞬間、幸せエネルギーをもらうことができます。

お風呂の時間

まだまだ寒い日が続いていますよね。そのせいで体が冷え切っているから余計になのか、お風呂に浸かった瞬間に、幸せを感じます。身体全体が内側からじんわりと温まる感覚、全身のその日一日の疲れがさっと除かれる感じ。おじさん方が銭湯に行って「あー。」と大きなため息をつかれる映像を映画やドラマで見たことがありますが、その気持ちも大の納得です。

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ちなみにですが、私はお風呂へ水やら本やら携帯やらいろいろと持ち込んでゆったりするのが結構前からのお気に入りです。

美味しいご飯

美味しいご飯って本当に幸せです。
病気の前は、ご飯の味に集中をして食べるということをあまりしていませんでした。忙しくて、何かをしながら(もしくは何かを考えながら)パパっと食べてしまうことがほとんどだったんですよね。今は、ご飯の味を味わいながら食べることができています。

私の場合、幸いなことに、病気の症状が重い時も食欲はわりとあったので、
たくさんご飯を美味しく食べることを意識して過ごしていました。

家族との時間

家族って本当にあたたかいです。
病気になって、深い話を以前よりもよりできるようになったのも大きな変化かもしれません。鬱状態の自分さえも家族に見せられることができ、甘えることができ、家族の前にいる自分の居心地も各段にアップしたからかもしれません。

身近だからこそ喧嘩もしますしイラっともします。
それでも、家族の愛は幸せ、家族のぬくもりは一生大切にしていきたいです。

みなさんはどんな時に日々の幸せを感じることがあるでしょうか。
共感頂ける方、全く違う幸せを感じる方、それぞれだと思います。
是非、みなさまの幸せの瞬間もお教えいただけるととっても嬉しいです、きっとそれで私ももっと幸せな気持ちになれます(笑)

今週も今日がちょうど中日で残り2日。
まだまだ寒い日々が続いていますが、みなさんの心がぽっとあったまる瞬間が今週も訪れますように。


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