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結婚式くらいやらせておくれ

新型コロナウィルスの感染が再び問題視されていますね。

オミクロン株の感染急拡大もあり、日本には第6波がすでにやってきているとされる風潮があります。一部地域ではかなりの速さで感染が拡大し、医療や保健所業務が逼迫し危機的状況にあるとの指摘もされています。

パンデミックが流行してから早2年ほど。
今後社会全体がどうなるのか、不安がありますよね。

そんな中、個人的な嘆きでとても恐縮なのですが、
私たち夫婦は未だ結婚式を挙げることができていません。

以前にこんな記事を投稿していた私ですが、
まだ挙式が叶っていないとは、投稿当時にはつゆ知らず。

実は私たち夫婦は2度、式の延期を経験しています。
1回目は昨年の春の予定だったものの、延期に。
次は昨年の9月の予定だったのですが、東京が感染者が5000人という数字になってしまったため(ちょうどピークの頃だったため)延期。

そして、どうなったのかというと、今月末に結婚式を予定しています。
3度目の正直となるのでしょうか。

なんだかコロナウィルス流行の大波の時に合わせて結婚式予定日が来てしまう気がしてなりませんが、こればかりは仕方のないことですよね。

式を予定していた当初は、友人や仕事関連の方もお招きする予定だったのですが、このご時世ということもあり、親族のみの小さな結婚式を挙げる予定です。

さて、私たちは今月末に結婚式を無事に挙げられることができるのでしょうか。はたまた、もうネタ化にするしかないのですが、3回目の延期をせざるを得なくなる状況となるのでしょうか。

親族のみの小さな集まりだからといって、親族にはお年寄りもいる、かつ、もちろん家族の健康が第一であるため、式の決行については今回も十分に不安なくできる状態でなければ断念せざるを得ないということは承知のもとです。

2度の延期について、
「なんだか運が悪いな。これは結婚式はやらない方が良いということなのかな。」と落ち込むことがありました。

でも、数日前に急に母が、「運が悪いとか思わない方が良いよ。全くもってそういうことではないからね。」と、優しく私に伝えてくれました。

母って凄いです。私が考えていることをドンピシャで当てるのだから。

ただ、延期になって良かったなと思うことが1つだけあります。

それは、夫婦の絆が強まった時に挙式の時を迎えられるということ。

結婚式を挙げる予定だった昨年の春。
私たち夫婦は、未だ夫婦というものがどういうものかあまり良く認識できておりませんでした。カップルの延長線上にある「何か」ではあったのですが、まだまだお互い「夫婦」であるという事実をきちんと飲みこめていなかったのです。

それが今や、お互いぶつかり合った時を経て、また、多少の苦難も乗り越え、やっと「夫婦」のスタート地点に立てた気がしているのです。

そのため、今の関係性を確立できたうえで挙式の日を迎えられることが、ただ単純に良かったな、と思うのです。

夫の妻である私と、私の夫である夫。
昨年の春の時点では、まだまだ一緒に歩調を合わせて歩けなかったかもしれません。まだまだ、ウェディングケーキの入刀に手古摺ったかもしれません。

今なら、お互いが歩み寄って同じ歩幅でバージンロードを歩けるでしょう。そして、ウエディングケーキも0.5ずつの力でナイフをケーキに通せるでしょう。なんだかそう心から思えます。

コロナウィルスの影響がこれ以上広がらないことを祈りながら、
毎日過ごすばかりです。

サポートいただきまことにありがとうございます。 読者の方の日常を少しでも彩ることができるよう、精進して参ります。 引き続き、よろしくお願いします🍀