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スキ50超えの記事

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スキを50以上頂いた記事をまとめてみました
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#スキしてみて

『鬱』な花嫁

深夜2時。川の音がゴーゴーと響き渡る真っ暗で開けた車道。 アクセルを一気に全開にして、このままブレーキを踏まなければ、 もしかしたら少しは楽になれるのかもしれない、そう思った。 *** 2019年の春。私は東京の外資系コンサル企業に勤めていた。 入社をして5年。振り返れば辛いこともあったけれど、それ以上に仕事にやりがいを感じている時期でもあった。 常により上へ、より高いところへ、一息もつくことなく走り続けている感じ。走り続けることは大変だけれど、日々自分が成長できている

アロマとカフェラテで癒されて

こんばんは、 なんだか急に秋めいてきましたね。 今日も夜は薄手で出かけてしまってたからか寒くて寒くて… 皆さま体調はお変わりないでしょうか。 私はThe City Bakeryの黒糖ジンジャーラテに最近出会い、 とんでもなくファンになり、 今日もこのジンジャーラテを飲んでひと息つきながらnoteを書いています。 今日は最近ハマっている癒しについて。 最近私は匂いにハマっています。 アロマだったり、キャンドルだったり、入浴剤だったり。 季節の変わり目なのか、就活の疲れ

メンタル疾患は天からの贈り物なのかもしれない

最近ちゃんと腑に落ちたことがある、 それは、“ 病気になったのは、「休んで!!」という天からのサインだったのだ ”ということ。 「天から」ってどこからか具体的には分からないけど、亡くなったおじいちゃんが私を見兼ねて助けてくれたのかもしれないし、魂的なもう一人の自分が、動き続ける物理的に存在する自分に鞭打って、そういうサインを送ったのかもしれない。 思い返せば、2年半程前の年末、まだ適応障害と診断を受けるかなり前のことだったけれど、仕事が忙しすぎて、週末も仕事仕事..ずっと

おしゃれができるって心が元気な証拠よね

みなさんはお洒落をすることが好きですか? メイクをしたり、アクセサリーを身につけたり、着飾ったり、髪を巻いたり、 お洒落をするってとっても素敵なことだと思うのです。 お洒落をすれば、自分に少し自信を持つことができます。 お洒落をしていれば、素敵なカフェにもこじゃれたブティックにも、ちょっとの勇気を出せば入ることができるけれど、そうでない日なんかは、お洒落カフェにもブティックにも決して入りたいと思えません。 お洒落をすれば、自分の理想に近づけ得ます。 女性的な雰囲気

幸せにならなければいけないという呪縛

はじめに私は物心ついた頃から、自分は将来幸せになることができる、自分は将来幸せになるべきであると心のどこかで漠然と思ってきた。 勉強だって運動だって特技だって、突出して自分に自信のあることはなかったと思うのだけれど、なぜか「将来幸せになれる」という自信は不思議と持っていたし、「自分は幸せになるべくして生まれてきた存在なのだ」と思っていたのだ。 理由そう思わせた大きなきっかけは恐らく障害のある弟の存在であろう。 どうしていつも家は騒がしいのか、どうして自分の教科書に落書き

「無理な人」ができたとき、それは嬉しいことだった

人間どんな人であったとしても、絶対にどこか良いところはある。 私は物心ついた時から性善説的思考を無意識的に自分の価値観に採用していたようだ。 その人自身の良いところを見つけられない人は、余裕のない人だし、大人になりきれていないし、良いところを見つけても好きになれないもしくは良いところすら見つけられない人は、その人自身が可哀相であり残念だとも思っていた。 かくいう私について言及すると、周りの人に恵まれて生きてきたというのもあるが、あまり対人関係には悩みがない人生を送っている

デザイナーとしてのありんこ並みの第一歩

2ヶ月程前に投稿した「私の今後やってみたいこと」のうちの一つである“洋服作り”ですが、先日布をいくつか仕入れて帰ってきました。 やっと、やりたいことのうちの一つの第一歩を進ませることができました。 【フォロワーさん400人記念】Etoile的今後やってみたいこと|Etoile|note 祖母が亡くなってから4ヶ月ほどが経ちましたが、依然として祖母のお店はほぼ手つかずのまま片付けができていません。残された生地たちはとっても質が良く、その一つ一つが祖母が選んだ思いの詰まった

血の繋がった優しいライオン

私には7つ離れた弟がいる。 最近久しぶりに彼に会った。 彼は高校を卒業後、家族の元を離れ、今は一人暮らしをしている。 まあまあ歳は離れているが、私たちは昔からとっても仲が良い。 そして、7つも年齢が離れているのだが、多分姉と弟という関係性はいつの日からかなくなって、今やどちらかというと弟の方が私の兄化している。 振り返るとちょっとびっくりする話なのだが、私が中学生になった頃から(いや、それより前からかもしれないが)、まだ幼い弟を連れてたった二人で良く色んな場所へ出か

適応障害を克服しつつある私のセブンルール

私は関テレ・フジテレビ系の『セブンルール』という番組の大ファンです。 『セブンルール』とは、社会で活躍する一女性にフォーカスを当て、その方の日々に密着をし、彼女らが自分らしく生きていくうえで大切にしている7つのルールを紹介していく番組です。 https://www.ktv.jp/7rules/ 今回は、この大好きなテレビ番組に則り、「“適応障害を克服しつつある私、Etoile”が、もしテレビ番組に密着されたら」という、非現実的なことをもはや妄想をしながら、勝手ながら書かせ

リンゴの蜜は夫の愛

お久しぶりです。 私用で少々バタバタとしており、noteから離れておりました。 気付けば前回noteを投稿したのが10日前とのことで、時が経つのは早いものだとしみじみとしております。 今日は、最近あった嬉しかったことを共有させて下さい。 *** 「あー、今日は疲れたなー。」と疲労感いっぱいで帰宅をしたある日。 夫から素敵なサプライズをしてもらいました。 「Etoileの体調の悪い時に俺がりんごの皮くらい剥か(け)ないとだな!」 と、りんごの皮剥きの練習をしていた夫。

【フォロワーさん400人記念】Etoile的今後やってみたいこと

2022年2月25日現在、フォロワーの方が400名を超えました。 フォロワーの方の数が多いから必ず良いということではないとは思いますが、それでもやはりより多くの方が読んで下さるようになっているのだとすると、それはそれはとても光栄なことです、いつもありがとうございます!! 何かを続けることが苦手な私なのですが、noteは2020年の4月から続けられています。そろそろ丸2年になるのですね。 これからも、細々と自分のペースで記事の更新はしていきたいと思っておりますので、引き続

適応障害になって気付けた小さな幸せ5選

みなさんにとって、〝日々の小さな幸せ〟とは何でしょうか。 よく、「幸せは身近にあるものだ」という言葉を耳にすることがありますが、まさしくその通りだと実感している今日この頃です。 私が適応障害を経験する前は、今よりも日常生活に幸せを見出すことができていなかったのです。日常ではなく、非日常の感動こそが「一番」の幸せだと、少し残念(?)な勘違いをしていたのです。 たとえば、どこか旅行に行くこと。 毎日毎日仕事やタスクに耐えて、やっと出かけられる非日常の世界。 これこそ至福で、

頑張っているあなたが好き

「頑張っているあなたが好き」 じゃぁ、頑張っていない私は好きじゃないの? 頑張ることが難しい今、もっと私は頑張らないといけないの? そもそも、何をもって頑張っているといえるの? *** 最近夫とプチ喧嘩をした。 そもそもの発端は、私がこれからの近い将来仕事をどうするかについて話したとき。 夫曰く、「子供がいない間は仕事はできればやってほしいと思う。体調がもっと良くなって、Etoile自身が「社会復帰ができるな」と思ってからは、どういうかたちでも良いから働いてほしいな

涙という武器を手に入れたら人生が100倍生きやすくなった

「適応障害」と診断を受けてから、私は ”涙” という武器を手に入れました。 物心ついた頃から、人前では決して泣かない子でした。 ただ、そもそもが泣かない子だったのかと言われると全くそうではなく、 むしろすぐに泣く、泣き虫な子でした。 家族で旅行に行く予定だったけど、急に弟の体調不良で行けなくなった時、「大丈夫!しょうがいないもん」と両親には言いながら、自分の部屋に籠ってこっそりと泣く、 学校で嫌なことがあったとしても、家族の前では気丈に振る舞って、 お風呂の中で周りにバ