江藤タケル

自称ヤマトタケルの生まれ変わり! 普段は別のアカ使ってます。 笑う門には福来る、少しで…

江藤タケル

自称ヤマトタケルの生まれ変わり! 普段は別のアカ使ってます。 笑う門には福来る、少しでも笑顔になれる日々を過ごしたい♪ 気分の波はハイ&ロー!みんなに届け、ハッピーデイズ!

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  • 小説『僕のファーストテイク』

    "僕"なのに僕じゃない"僕"がいる。 西村一樹(にしむらかずき)はそんな自分に困っていた。自分自身が生み出した存在であることは、"僕"達との会話の中で気づいているつもりだ。 そんな"僕"達を1人の"僕(西村一樹)"に戻すことが必要だと感じながらも、"生きる希望"を見いだせない僕("本体")が"それ"を許さなかった。 "許さない"のか"できない"のか、まだその答えには辿り着けていない。 僕("?")はそんな"僕"達に名前を付けてみることにした。 "僕"のために生きてみることを、僕("本体")の"生きる希望"にしてみた。

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  • 性の多様性

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最近の記事

【小説】[9]性格(『僕のファーストテイク』)

ーー崩れ落ちたその日から間もなく2週間というところ……。月末を迎えようとした時、僕は仕事への復帰を諦めた。 毎日、休みの連絡を入れるのが苦痛でたまらなかった。解放されてホッとしたところもあったが、未来に希望があるわけではなかった。 休み始めて3日目のこと。職場から病院に行ったかを尋ねられ、僕は精神科にかかることにした。 とはいえ、かかりつけの病院なんてものはなく、どこに行けばいいのか困った。もちろん、体も重いまま……。 ギリギリの生活を送っていたこともあって、貯金もない。な

    • 【小説】[8]AI的感覚(『僕のファーストテイク』)

      "超人"への憧れは、アニメ漫画の主要テーマでもあるように、特におかしな思考ではない。僕の場合、キョンシーやロボットが憧れの対象だったというだけ。"それ"として生きれば、苦痛を感じないだろうという……。 また、おそらく"この感覚"は、共感性の高いものではないかと認識している。僕の佇まいが、飄々としている印象を与えていたのかは分からない。だが、よく相談を受けることはあったため、おそらく他者は、僕の佇まいに理想と近い"何か"を見出していたのではないかと。 理由はどうあれ、どうや

      • 【小説】[7]訓練(『僕のファーストテイク』)

        僕がまだ子供の頃、"超能力"や"超人"みたいなのが流行っていた。"フツーの人"ではない人達がテレビ出演し、その特技を披露する。 その後、コンプライアンス的な影響もあり、昔ほどの内容をテレビで流れることはなくなったように思う。 今でこそ規制が厳しくなったが、テレビを代替する形で、ネット動画でそのような内容の映像が流れるようになった。今もたまにあるようだが、危険な行為が事故に発展してしまうケースもある。 なぜ「そのようなリスクを取ってまで……」と思うところもあるが、その人達も

        • 【小説】[6]弊害(バグ)(『僕のファーストテイク』)

          高校時代のこと。この頃はまだ、原因が"感情スイッチ"にあることは気づいていなかった。 何の原因かと言えば、それは"国語"の成績が伸び悩んでいたこと……。 国語の成績の悪さは、小学生の頃からの悩みでもあった。平均点を下回る程ではないが、小説や要約などが苦手で、全国テストのような"教科書暗記"系ではないテストで、唯一満点を取ったことがない科目だった。 解説を読んでも、先生の解説を聞いても、個別で質問に行っても、理解できなかった。熟語などの言葉の理解が足りないのだろうと思い、わ

        【小説】[9]性格(『僕のファーストテイク』)

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          【小説】[5]感情スイッチ(『僕のファーストテイク』)

          僕の"感情スイッチ"が故障してからだ。僕の体調の波が不安定になり出したのは。 それまでは、安定していて、不調を来すことは滅多になかった。たまに体調を崩しても、"オーバーヒート"しているだけで、適切な処置(一時的な休息)を行えばすぐに回復した。 ……だけど、今考えれば、"オーバーヒート"を感知する機能がうまく働いていなかったのかもしれないとも思う。それこそ"感情スイッチ"の設置が原因だったのかもしれない。 「ーー一樹君って、なんでいつも冷静でいられるん? 俺なんか、人前に立

          【小説】[5]感情スイッチ(『僕のファーストテイク』)

          【小説】[4]"コイツ"昔の僕(『僕のファーストテイク』)

          "フツーの人"なら、ただ体調悪くて休んだだけかもしれない。でも、"今"の僕は違う。明日以降に光を感じられなかった。以前のように働いている自分が想像できなかった。 (『落ち込んだところで何も解決しないよね。"体調悪い"のは"気のせい"。 "体調悪くない"って思ってみな?元気になるから』) "コイツ"は昔の自分だ。僕はツラい時、そうやって"感情"を消して生きてきた。自分はロボットだと言い聞かせてきた。 アントニオ猪木氏(プロレスラー、政治家(国会議員))の決まり文句でもあっ

          【小説】[4]"コイツ"昔の僕(『僕のファーストテイク』)

          【小説】[3]電話(『僕のファーストテイク』)

          スッと体が動き、スマホに手が伸びた。間もなく職場に電話が繋がる時間だ。スヌーズにしていたアラームが何度も鳴り響く中でも動かなかった体。脚気検査や熱いものに反応する"反射"のような動きだった。 自分の意思とは違う動きに、また気持ち悪さを覚えた。 (誰だよ……この体を動かしてるの) 起きないと、とは思ってたが……。この状況の対処法を知らない僕は困惑していた。 動いたのはその一瞬。スマホを手に持ち、震える手を眺めている自分がいた。 (どうしろっていうんだよ……) 体を動か

          【小説】[3]電話(『僕のファーストテイク』)

          【小説】[2]流れ込む映像(『僕のファーストテイク』)

          遅刻が確定して、仕事のことは、もうどうでもよくなった。「職場も僕を"切る"ための良いきっかけだろう。」僕の中の誰か("僕")がそう呟いた。 (……んなわけあるかい) 僕はそう言い返した。すると、急に静かになり、僕の体は部屋の中を観察し始めた。天井や窓などを目が感知する。電化製品のノイズと外から聞こえてくる環境音。 動かそうとしても動かない体。自分の体なのに重い。 (息は……している……) 生きていることがショックだった。 特に"そうした行為"をしたわけではないのだが、

          【小説】[2]流れ込む映像(『僕のファーストテイク』)

          【小説】[1]きっかけ(『僕のファーストテイク』)

          暗闇……。元気なはずなのに、その先には希望を感じられない。 視点を変えれば、大したことではないことに気づく。だが、「この"僕"を救う方法は何があるだろうか?」と考えた時、僕にもわからなかった。 ーーピロリロリン♪(ポッポー)ピロピロ…♫ アラームが鳴る。 諦めてはいるが、念のためスヌーズにして止めた。 仕事に行ったとしても遅刻は確定。仕事に行く理由は、"生きるための苦痛"の軽減でしかない。 もう一人の僕は……この日は出てきてくれない。"彼"が機能してくれる時は、まだ社

          【小説】[1]きっかけ(『僕のファーストテイク』)

          【LGBTQ】公衆浴場について。厚労省「身体的な特徴をもって判断」、差別に当たらない。

          2023年6月23日にLGBT法が公布・施行されたことを受け、厚生労働省は、全国自治体の衛生主管部(局)長宛で、公衆浴場での男女の取り扱いについて通知を出した。 トランスジェンダーの人も含め、心の性に関わらず、身体的な特徴の性に基づいて男女を区別する必要があることが示されている。 公衆浴場法・旅館業法は、営業者が講ずべき措置について規定しており、その措置の基準を都道府県が条例で定めると規定している。 厚労省は、2000年12月15日に出した「公衆浴場における衛生等管理要領」

          【LGBTQ】公衆浴場について。厚労省「身体的な特徴をもって判断」、差別に当たらない。

          【LGBTQ】トイレ使用方法への懸念、「現行法で適切に対応」。

          6月23日、LGBT法が施行され、政府は、共生社会担当の小倉將信大臣のもとに担当部署を設置した。法律に盛り込まれた基本計画の策定や政策の実施状況の公表などをおこなう。 トイレ使用方法などに関する懸念、「現行法で適切に対応」 松野博一官房長官は記者会見で、性の多様性について国民の理解が必ずしも十分に進んでいない状況を踏まえ、「関係省庁による連絡会議を開催するなど、担当の小倉大臣のもとで適切に対応していく」と述べた。 「多様性が尊重され、全ての人たちが互いの人権を尊重する、生

          【LGBTQ】トイレ使用方法への懸念、「現行法で適切に対応」。

          【LGBTQ】LGBT法、2023年6月23日から施行。性の多様性に寛容な社会。

          政府は6月20日の閣議で、6月16日に成立したLGBT法を23日に施行すると決めた。同日付で内閣府に10人程度の担当部署を設置。基本計画の策定に着手する。 関連記事 【LGBTQ】LGBT理解増進法成立。性の多様性に寛容な社会。 目指すは、性の多様性に寛容な社会 この法律は、性の多様性を認めるものであり、LGBT法などの通称が使用されている。人権尊重の観点から、LGBTなどの性的マイノリティの権利保護と不当な差別禁止を実際上の目的としている。すべての国民が相互に尊重し合

          【LGBTQ】LGBT法、2023年6月23日から施行。性の多様性に寛容な社会。

          【LGBTQ】LGBT理解増進法成立。性の多様性に寛容な社会。

          LGBT理解増進法(「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」)が参議院で可決し、成立した。 与党案では「性同一性」としていた表現を「ジェンダーアイデンティティ」に修正。「全ての国民が安心して生活することができることとなるよう、留意する」との文言が加えられるなど、性の多様性に寛容な社会の実現を目指す内容となっている。 トイレ環境など トランスジェンダー女性のトイレ使用方法などをめぐり、女性の権利を侵害するとの懸念が指摘されてい

          【LGBTQ】LGBT理解増進法成立。性の多様性に寛容な社会。

          【SDGs、幸福度】医療へのアクセスの確保。2024年度から「健康日本21(第3次)」、目標「健康寿命の延伸」。

          SDGs(持続可能な開発目標)の実現を目指し、多様性社会に向けた取り組みが世界的に進められている。 日本は、2022年のSDGs達成度ランキング(「持続可能な開発レポート」)において世界163か国中19位であり、過去最低の順位や最低評価数(全17中6項目、4段階評価)になっている。スコアは79.6(過去最高80.1)であり、5年間ほぼ横ばいを記録している。 また、2023年の世界幸福度ランキング(「世界幸福度レポート」)は、137カ国中47位(過去最高43位、最低62位)で

          【SDGs、幸福度】医療へのアクセスの確保。2024年度から「健康日本21(第3次)」、目標「健康寿命の延伸」。

          【LGBTQ】学校教育が事業主項目に、その理由とは。今の国会で成立の見通し。LGBT法「ジェンダーアイデンティティ」で4党合意。

          2023年6月9日、LGBT理解増進法案をめぐり、与党と日本維新の会、国民民主党が合意した与党案の修正案が衆議院内閣委員会で可決された。修正案は、来週にも衆議院を通過する見通しだ。 修正案は、与党案の「性同一性」が維新・国民案の「ジェンダーアイデンティティ」の表現に改められ、「全ての国民が安心して生活することができるよう留意する」との条文が付け加えられるなど、維新・国民案と同じような修正内容となっている。 「ジェンダーアイデンティティ」に修正。 ジェンダーアイデンティテ

          【LGBTQ】学校教育が事業主項目に、その理由とは。今の国会で成立の見通し。LGBT法「ジェンダーアイデンティティ」で4党合意。

          【雑記】多様性社会、デジタル化など技術的発展がリアルなコミュニティを充実させるか。

          多様性社会を考える上で、何を中心に考えればいいのだろうかと悩むことがある。 多様性社会とは、社会のあり方のひとつであり、様々な”社会のあり方”を包括的に認める社会ともいえるだろう。 とはいえ、無秩序にすべての社会のあり方を容認するものではなく、法的ルールに基づいて許容性が判断される。現代社会においては、様々な社会のあり方が認められるためのルールを検討・実施しながら、多様性社会のあり方を模索しているところだと認識する。 多様性社会と個人の選択 多様性社会は、様々な価値観や

          【雑記】多様性社会、デジタル化など技術的発展がリアルなコミュニティを充実させるか。