夢に出てきた好き顔の後輩と元カレに似ていたコンビニ店員さんと今の私。

夢に出てきた。
好き顔のかつての後輩くん。

夢の中ので(夢の中です。強調。)
なぜか、すごく好意をもってもらって
付き合ってください!的なことを言われた。

なんかいいよ的なことを言った。
でもかつての後輩くんは周りの人の前でベタベタしたい感じで
リアルの私はパートナーが今現在いて

だんだんと、なんか違うかも…困るかも…って思っていた。
これは恋したいのかも?
の気持ちであって

今いる彼との暮らしや
日々の他愛もないほっこりしたことを
思えば思うほど
断らねばならない。

と思う夢だった。

現実の彼とはもはや恋ではない。
家族に近いようでいて空気のような。

この感じが恋によって失われることを思うと
違う、と言う結論に夢の中でなっていた。

夢なのに悩んでいた。
びっくりした。
それだけ、大切な存在なのだなと思った。

そして、現実に戻り
仕事終わりの夜の遅い時間に
いつものコンビニに行った。

苦しい苦い激痩せ失恋をした元カレに(雰囲気が。強調。)似ている店員さんがいた。
ドキリとした。

何をどう好きだったのか。
ふと思った。

その人に恋していることで
どこか現実から逃げたかったような
自分を大切にしていなかったのかもしれないと思った。

はじめはそんなに好きでもなかった。
あ、いいな、とはちょっと思った。
でも中身はどうだろう??と感覚で何か思っていた。ぐいぐいくるなぁ〜と思っていた。
まんまとハマってしまった。。
雰囲気がとてつもなく好きだった。

だがしかし。
中身は本当に最悪だった。

そして、私自身も。
お互い弱さがあり
身体で繋がっている感じだった。

恋とは盲目で
自分を見失う。

恋は下心。
愛は真心。

漢字の通り心が下にあるか真ん中にあるか。

私は今どちらだ。
少なくとも今の彼には
だらしない私を出せている。
やれることはやれている。
補ってもらっていることも多い。
辛い、悲しい、よりもありがとうが多い。
楽しくやれている。我慢は時にはあれど
ふんわりと伝えられる距離感がわかってきた。
これはすごいことだ。

恋はまたゼロから始めなくてはならない。
もうそういうのはいらないかもしれない。

トキメキは
きっとただの刺激なのだ。

そういうことは夢の中でいいかもしれない。
リアルでときめいたとしても
目を覚ませ、と思える。

ドラマのような不倫や浮気のドキドキは
刺激が欲しいだけである。

私は刺激により安心安全な彼を失うことは
もうしたくないのだ。

バーでお隣やカウンター越しに異性と目を見て微笑む。
それだけで良い。
だから楽しく害なく続くのだ。
一線は決して超えないことだ。

刺激は見る物で
感じ始めたらキリがない。
落ちるところまで堕ちてゆく。

麻痺する刺激。
恋とはまさに麻薬のような嗜好品なのだ。

私だって刺激は欲しい。
でも、でも、この刺激で恋してきた私の末路は
いつだって泣いていたのだ。

涙の刺激になる恋は不安だった。 

今は冷蔵庫の中の野菜たちと睨めっこしながら
作るご飯やお弁当が楽しい。

梅がふっくらと咲き始めた1月の終わり。

私の芯はどこかにある。
私の春はまだか。
それともまさかさりげなくもそばに来ているのか。

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