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SNS。元カレの過去を知る。


SNSとはこわい。
どんな生き方をして
どんな友達がいて
どんな元カノがいて
どんな元嫁がいて
全部わかってしまう。

元カレは自分にとって都合のいい部分しか
言っていなかったわけで。


誰もがそうかもだけど。
なるほどなと思った。

女性をなめてるんだなとさえ思った。

『友達が少ない』

と言っていた。

別に友達は少ないのは全然良いと思っていたけれど、それはどういう友達のことなのか。。
知り合いは多くても私は心から許せて
話せる人は本当に少ない。
でもたくさん大好きな人たちがいる。


それでいいと思うし、わざわざ私に言う必要あったのだろうか。
友達が少ないってどういう意味で
何のアピールだったのだろう。


何でも話せる親友が一人いる。って言っていて
それで十分だし、
私がいるからいいじゃん。って思ったけど。



今思えば、
彼の人柄が良ければ人は集まるだろう。
『友達が少ない。』
この言葉を話した元カレからは
何かそこにネガティブな感情を感じていた。

そういうことなのだ。
女性を雑に扱う自己中心的な弱さは
同性から大切にされない。


きっと年齢と心が追いついていないのだ。
心の成熟は年齢ではないけれど、
高校生みたいだなと思ったことが何度かある。

可愛くて素直でいいなと思うところはいくらでも包み込めた。

ただシャッターをパチンと閉めるような感覚を感じさせずに、
いきなり私が

『…別れたいの?』

と聞かなければならない状況を作るというようなことをしてくるのはさすがに
35歳の男性がすることではないと
思ってしまった。

昨日まで優しかった人がもう優しくなかった。
初めての経験で訳がわからなかった。

元々ドライだ、とは言っていたけれど、
じゃあなんであんなに私と一緒にいたがって
半同棲したがったんだろう。

私『家に帰って好きなことしていいんだよ?
やりたいことできてないんじゃない?』

いつも私はそう聞いていた。
元カレはずるずるとうちにいた。

やりたいこともはっきり言わず、
何だったのだろう。


人を大切にする人は
女性だろうが男性だろうが大切にすると思う。

私の周りはそういう人しかいなかったから
盲点だったし信じちゃってた。

見るもの聞くものが全てではないけれど
彼のしてきた行動は
明らかに彼の心からのものだと思う。

良いことも悪いことも
自分がしたことの責任を
最後まで取れる人。

そういう人になりたい。
そんな人に出会いたい。

心はオープンでいたいけれど、
自分の身は自分で守らなくちゃ。
傷ついたとしても自分で癒さなくちゃ。
時には人の力を借りて。

私の前に付き合っていた元カレの元彼女は(私とそういう関係になってもその時まだ別れていなかったのを後で知ったけど)
※元カレの親友から聞いた。

私と付き合う前の元彼女は語学留学しているらしい。

前向きでよかった。

その彼女の次に私と付き合ったわけだけど、
私以上にトラウマになってると思うくらい
酷い別れ方だったと思う。

元彼女と仲良くなれそうだとすら思った。
よく動いたな。素敵な人なのだと思う。

元カレは人のエネルギーを吸い取るばかりで
誰かを想い、誰かのために何かを必死にするということをしてこなかったのだろう。

挫折ばかりで続かないと言っていた。
それは挫折するものを選んできているから、
まだ見つかっていないだけだと思っていた。


だけど、何をするにしても必死に食らいついていけば何かしら得るものはあるはずで、挫折とは思わない自分としては、なぜすぐ挫折というのかは分からなかった。

きっと本気で向き合って震えるほど
やってないからなのかもしれないと思った。

ため息が出た。
SNSのおかげで内面が見れた。

SNSを
消さずに新しいアカウントばかり作ったって
あなたの心を変えなかったら
変わらないよ。

私のSNSを教えなくてよかった。
そういうことなんだな。

私もわかっていたんだな。

自己愛が強すぎるのも
相手に依存しすぎるのも
考えものだ。

バランスを取れるような人との付き合い方は
恋をすると難しい。

ここまで散々言っておいて
私はもしかしたら
元カレと似ているのかもしれない。

好きな人は私の鏡なのだろう。

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