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真実は誰のなかにもあるものだから

NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』

宇多田ヒカルさんの特集のなかで
オーケストラの演奏を聴きながら
どの楽器を中心に据えるか、
どの楽器の音を抑えるのか、
を考える宇多田さんの表情が印象的でした

自分はピアノを中心におきたい
だけど
仲間はドラムはどうかと提案してくれる

誰もが真剣で、いいものを作ろうとしている
善意である提案をどう受けて
多数決の意見を聞いてとりあえず試す
「いいね」と感想を伝えて、もう一度考える
そして、削る楽器を宣言する

このあとも楽曲作りや歌詞に向き合ったりと
舞台裏の現場に密着する番組構成で
見どころばかりなのですが
わたしはこの場面に圧倒されました

なんていうかもう
自分には絶対にできないことだなと
比べるのもおこがましい世界ですが
勝手に打ちのめされていました

自分がやりたいこと
うまくかたちにまだできていないことを
イメージを他人と共有しながら進めること
答えがないことに対して
自分の感覚を信じぬくこと
善意の提案と多数決に流されないこと

自分が好きなこと、表現したいこと
かたちにしたいと思うことを大事にしながら
じゃあ自分はどんな進め方ができるのだろうと
変な汗をかきながら考えていました

……とりあえずわたしは
日常生活のなかの感情や発見を
自分でことばにして残したり
発信することを続けてみようと
こわごわ決意してみました。

(´・ω・`)

……みなさんはどうしますか?

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