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香港に戻るまであと67日

*香港に居た時に撮りためた写真を使用。昨日と同じレストランで、やはり味付けが素晴らしかった牡蠣のおじやと鴨。

こんばんは。8月1日、歩いてトランクルームに向かった。待ち合わせ時間より5分前に着いたが、家具屋さんの買い付け担当の方とアシスタントの方は既に待っていた。

一緒にエレベーターを上がってトランクルームの鍵を開ける。それでは家具を確認します、と両手に手袋をして一つ一つ確認していく。確認されている家具を見ながら、それらを使って1人暮らしていた2019年3月までの生活に思いを馳せた。

しばらく裏返したり、動かしたりして家具を確認していた買い付け担当者の方が買値を提示した。椅子と鏡付き収納家具に関しては買った時から5分の1くらいの値段だったが、テーブルは14分の1の値段だ。それはちょっと安すぎる。

今は北欧家具も以前の様には人気は無いのかもしれないが、有名な北欧デザイナーの1950年代ヴィンテージ家具である。買値に同意出来ない事を伝える。すると、幾らぐらいを考えていたのかと逆に質問される。ここで、自分が思っているより上の金額を提示するのが普通だが、私は又遠慮して、欲しいと思っていた値段より5,000円も安く言ってしまった。ああバカバカ。

こういった取引では自分の言い値より安く買値を再提示されるのが当然である。買い付けの方は私の言い値より安い値段を再提示した。が、私が購入した代金の8分の1まで上がった。買い付けの方は、汚れている部分を綺麗にする作業等をする為、お店もこれでぎりぎりだと言う。それを聞いて、実際2人がここに家具を査定しに来ていて、日本の人件費は高く、お互い気分良く取引を終える為にはこれで良いのだと思い直して買値に同意した。勿論、これで私が別のお店に又打診をする為にテーブルを運んだりする心配や手間も省ける。

商談成立で、私が時間をかけて選び、お気に入りだった家具達は、家具屋さんの2人にトランクルームから運び出されて駐車場に停めていたトラックに乗った。そして、私は書類にサインをして、現金を受け取った。2人に挨拶をして、トランクルームの担当者の方に鍵を返しに行く。時間が迫っていて危ない所だったが、無事にトランクルームの解約を完了した。

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