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日記 【武甲山ハイキング】

こんばんは。昨日は初夏の様に暑かったですね。

天気が良かったので先週に続いて秩父の山にハイキングに行った。今回は初めて登る武甲山だ。

奥多摩だと新宿から電車に乗っていく事になるが、秩父は池袋から、西武池袋線を使う。ラビューという特急電車を使ったが、ご覧の通り席もゆったり、窓も大きく小旅行気分を味わえる。

特急券は710円

終点である西武秩父駅から一つ手前の横瀬駅で降りる。10時47分とハイキングにしては遅い時間に着いたので、私以外ハイカーは見当たらなかった。今回は事前に調べていて、登山口までタクシーを使おうと決めていた。

秩父ハイヤーに電話をして、横瀬駅から武甲山登山口である一の鳥居まで行きたい事を伝えると、ハイヤーのりばで10分程待つ様に言われた。

秩父ハイヤーのりば。ベンチもある。

10分も経たないうちにタクシーが現れ、20分もしないで一の鳥居に辿り着いた。タクシーの運転手さんによると、朝早くは武甲山に登るハイカーで混むので予約をしていなければタクシーが出払ってしまって結構待つ事もあるらしい。料金は一律2,220円で、なるべくお金を掛けずにハイキングを楽しみたい私でも罪悪感を感じないで使える値段だった。

駅からの道はずっとアスファルトの車道で石を切り出す工場が並んでいて景観も酷い。日曜日以外は石灰を運ぶ大きなトラックが行き来して砂埃も立って不快だし、危ないらしい。私もこの道を通り過ぎながら、タクシーを使う事にして良かったとつくづく思った。歩いていたら1時間以上掛かる道だ。他にハイカーが居るならば、相乗りしてタクシー代を折半すればお得だし登山口まで歩かない方が幸せ度は高いと思う。

一の鳥居で下ろしてもらうと、駐車場とお手洗いがある。タクシーの運転手さんによると、以前は簡易トイレしかなくてお手洗いが綺麗になったのは割と最近らしい。私は駅でお手洗いを利用したので、こちらは利用せず直ぐに登山を始めた。

最初のうちは、目下に広がる川に沿った道を上がっていく。

途中水場の側でお地蔵さんが飾ってあったり。私のスタートが遅かった事もあり、すれ違うのは登っていくハイカーより山頂の方から降りてくるハイカーの方が断然多かった。

頂上まで平らな場所は無く、ずっと登りが続くが、心臓破りな急な坂は無い。ジグザグジグザグ、細かくUターンを繰り返す、なだらかな登りだ。

途中、石積場と書いてある場所があった。流石に石灰が取れる山、積んである石は白っぽく石灰を彷彿とさせる。何の為にあるのだろう。

登山を初めて1時間以上、休まずにゆっくりと登っていくと、大杉の広場に到着した。「ここまで来たね。あと60分」と書いてある看板の後ろが大杉だ。確かにこの杉の木は周りの他の杉と比べて何倍も太くて大きい。

大杉の上の方はこんなになっている。グリム童話とかに出てきそうな、喋ったり歩いたりしそうな雰囲気の杉だ。

この場所から60分は掛からなかったが、やっと武甲山山頂近くまで来た。お手洗いがあって、ここの周りの陽が当たる場所で沢山の人が休憩をしていた。

私は通り過ぎてそのまま頂上を目指して進んだ。鳥居が見える。

武甲山御嶽神社。こちらにも石が飾ってある。なるほど、100円を払ってこちらの石を手に入れて、先ほど大杉の広場の前に見かけた石積場に持っていくというお供えのシステムらしい。石積場にある石が溜まったら、又こちらに持って来るのだろうか。

神社の後ろを更に登って行くと、とうとう武甲山頂上に辿り着いた。見晴らしが凄く良い。

かなり狭い場所だが、私はこちらで休憩を取る事にした。3組くらいなら大丈夫だが、それ以上は頂上で休憩を取るのは無理だと思う。ベンチも無いので岩の上に座ってランチにした。

ランチ休憩が終わった後は、下山だ。来た方向に戻るのでは無く、浦山駅の方に向かう。タクシーの運転手さんによると、浦山駅は無人駅で、電車の本数もとても少ないので時間に注意してという事だった。武甲山を登山された方の登山記の中には、1時間半に1本の電車を逃したので西武秩父駅まで歩いたという方も居た。

以下の分岐点で右に向かう。

下山する途中、秩父の美しい山並みが見える。

途中川の上に掛かった丸太の橋を渡ったりもした。

随分と山を降りてきて、車道に交わる直前に見えた景色。新緑の緑色が青空に映える。

車道になってからは更に30分以上歩いた。ラッキーな事に、電車が来る15分前に浦山駅に辿り着いたので、駅のベンチで休みながら横瀬駅を出たところにあるお店で買ったマフィンを食べながら電車を待つ事が出来た。

今回のYamapの記録は以下の通り。

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