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すごい本に出会ってしまった。【Dark Horse】「私の推し本シリーズ9の2」


時代は標準化の時代から個別化の時代に変わってきている。

ダークホースとは、予想を覆して勝利する人々、今まで見向きもされなかったのに、突然快進撃をはじめ勝者となる人を表す言葉。

実は今、標準化の時代から個別化の時代に変わってきているため、このダークホース的な人間が、これからは、本名になる可能性が大きいのである。

この本は「ダークホース的」な考え方をするための手引書である


ダークホース的な成功への過程は以下の通りである。
1、自分の中の「小さなモチベーション」を見つける。
2、一般的なリスクは無視して、自分に合った道を選ぶ。
3、自分の強みを自覚した上で、独自の戦略を考えだす。
4、「目的地」のことを忘れて、充足感を今抱いているか自問する。

大事な事は、「小さなモチベーション」。この積み重ねで人は動く。「大きな情熱」「大きなモチベーション」ではなく、自分の中にある「おっ、ちょっとやってみるか」程度の「小さなモチベーション」がスタートである。

以上、ここまで、本文より引用しました。

この本は、今書店の自己啓発書コーナーでじわじわと増えてきているように見える「強み」の発見、そして、それを活かして自分らしく生きていく、的な本の部類になります。

衝撃的でした。

それは、今まで「ダークホース」だった人たちが、これからは「本名」になると言う。

ダークホースって、穴馬とか、予想外とか、レアな存在とか、異端とか、そんなイメージがしていました。

そこに安定した成功のイメージがなかった。

それが、これからは、本命になる。

つまり、今までの異端は、これからはスタンダードとなる。

と言う事は、これからは、自分の好きなことや自分の得意なことで、生きていく方が、とても生きやすい世の中になる可能性が高いのではないだろうか。

自分のやりたいことや、好きなことを発見する方法も書いてあり、多少の訓練と努力は必要かと思われるが、誰でもできる発見方法が書いてあります。

簡単に申し上げれば、日々の生活の中でアンテナを張り、「小さなモチベーション」を見つける努力をする。

それを深掘りし、たどっていく。「小さなモチベーション」は、複数であってもかまわない。それら全部の集積によって、徐々に徐々に自分のやりたいことや、強みを発見し続けることができる。

それにより、自分が少しずつ変化していく。その変化した自分がまた新たな小さなモチベーションを発見していく。
変化発展し続けることができるのだ。

つまり「小さなモチベーション」の連鎖で、だんだんと自分らしい人生が、作り上げられていく、と言う考え方である。

インターネットの影響により、世の中はより多様化していきます。
今までは一部の才能のあると思われる人だけが、脚光を浴びていました。

しかし、これからは「小さなモチベーション」により作り上げた個性が生かされる時代となるようです。
それぞれが、自分らしさを磨き続けることで、誰もが充足感を持てる生き方ができる時代になっていくようです。

成功の仕方も人それぞれになります。


まとめますと、
これからの時代は、標準化された今までのシステムから、個別化の時代、個性の時代へと変化していきます。
成功とは、「目的地」に着くことでなく、自分の個性を生かし、才能を開花させ、充足感を追求することである。

私は、この本に出会って、あらためて、
「自分の好きなことで生きて行こう」と心に決めました。

この本は、
自分の好きなことや、得意なことで生きていきたい、と考えている人にとっては、まさに値千金の本だと思います。


好きなことを思い出させてくれた本。
書く習慣。

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