関東大震災から100年。次の災害に備えた草の根からの取り組みを広げていきます
※ETIC. Letter 2023年9月27日号の内容を一部加筆修正して転載したものです。
2023年9月1日は、関東大震災から100年の節目でした。
私たちは東日本大震災を契機に、発災時に支援が行き届きにくい方々へのご支援や、その後の自立的な復興を支えていくための伴走支援(右腕派遣等)への取り組みを、地域に根差した中間支援組織の皆さまを後方支援する形で続けています。大震災のみならず、今年も全国各地で広がる豪雨災害など、災害大国日本においては、災害が急に自分ごとになることは否めません。2021年7月の熱海市伊豆山の土石流災害をきっかけとして、私たちは地域に根差した中間支援組織の皆さまを支える仕組みづくりを本格化させるべく、「災害支援基金」の構想をスタートさせ、同時に、地域の中間支援組織向けの研修や動画配信なども開始しています。
https://www3.etic.or.jp/e/633821/2023-09-26/qz62x/865179054?h=zYWMwHuMyqqqDvUmtAjHtOdgUV1y0Qfcx2xR-P_QlhI
2021年7月以降、これまでに6つの災害現場において、地域の中間支援組織の皆さまを後方支援する形での緊急支援・復興支援に取り組んできました。
この2年ほどの取り組みを通じて、改めて平時からのつながりこそが、発災時・緊急時の最大の資源になることを実感しています。豪雨災害に加えて、首都圏直下型地震や南海トラフ地震等のリスクも予測される中、関東大震災から100年を迎える今年、この草の根からの取り組みをさらに広げていくための活動を行っていきたいと思います。個人・法人でのご寄付も歓迎です。加えて、この取り組みをご一緒いただけたり、なにか連携・協働できることがあれば、ぜひお声がけいただけるとうれしいです。
▼【寄付】
・災害支援基金プロジェクト
・Yahooネット基金
※アメックスカードを利用の方は、ポイントリワードからも寄付が可能です。
▼【イベント】
SCIENCE AGORA2023
JST(科学技術振興機構)が主催する科学と社会のコミュニケーションを広げるイベント「サイエンスアゴラ」内にて、世界防災フォーラムの実行委員長、東北大学の小野先生とともに、「来る自然災害に向けて”平時からのつながり”をどう築くか」というテーマでのトークセッションを予定している他、第二部では、災害支援やまちづくりに取り組む方々にお声がけをして、平時からのつながりづくりのための意見交換会を実施します。
日時:11/18(土) 16:00-17:00 テレコムセンタービル 1階 オープンスペースA
企画名:関東大震災から100年~防災におけるコレクティブインパクトの創出に向けて(18-1A16)
▼休眠預金事業のお知らせ(予告)
地域に根差した中間支援組織による防災・災害支援の取り組みを広げていくために、2023年度休眠預金事業に応募を行い、採択を受けることができました。今後、地域内での平時からの防災・災害支援の取り組みを行っていく6つの活動団体の公募を、2023年内に行う予定です。また発災時には、休眠預金事業の枠組みを活用しての災害支援も行っていきます。
※上記イベントの詳細や休眠預金事業についてのご案内は、今後「災害支援基金プロジェクト」のホームページにて公開致します。今後の休眠預金事業の公募開始や説明会情報をご希望の方は、災害支援基金プロジェクトのWEBにて、情報登録が可能です。
▼ETIC.(エティック)とは?
30年近くにわたり、企業・行政・NPOの皆さまと協力しながら1,900人以上の起業を支援してきました。多様な働き方や地方への移住といった、生き方の選択肢を広げる機会も提供しています。
▼ETIC.はどんなプロジェクトを実施しているの?
▼ETIC.ではどんな人たちが働いているの?
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このnote記事は、NPO法人ETIC.が発行するニュースレター「ETIC. Letter」の内容を一部加筆修正して転載したものです。メール版ではエントリー募集中のイベントやプログラム情報、求人情報、スタッフのつぶやき、オウンドメディアDRIVEの最新記事なども掲載。ぜひご購読いただけると嬉しいです!
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