銀座はこわくない

先日銀ブラしてきました。目的はギャラリー。

なぜなら銀座にはゴリラも入場可能な無料のギャラリーが点在していて刺激がいっぱい!
時間の制約的に行けたのは2か所でした。

①資生堂ギャラリー


現在開催中は「オドル ココロ」 資生堂のクリエイティブワーク。
要約すると明治初期からの資生堂のクリエイティブワークを紹介してくれる展示。(そのまんま)
芳名帳には何故かオカルトコレクター「田中俊行」の名前。
同姓同名ですか?初手から驚くゴリラ。

来場者の感想ブックみたいなのがあってそこには「昔の方が好き」と。
昔のコンセプトはロマンティック(だと思う)。
そこから資生堂が世相やムーブメントを意識しデザインが変革していく様子が良くも(カルチャーの先導)悪くも(チープと受け取られるようなデザイン)見受けられて資本主義~!と感じます。

もちろん無駄をそぎ落とした洗練されたデザインやアバンギャルドなクリエイティブも時代ごとに登場して、攻めすぎ!とニヤニヤしました。

展覧会の内容はYouTubeでも見れるのでぜひご覧ください。https://youtu.be/ZAp3hgkGRp8



こんな可愛いボトルが1907年に日本で完成していたなんて・・・!
資生堂のぱすてる。アクセントカラーの使い方が子どもむけとは思えない


1970年の作品。箱のパターン、商品のラベルの配色が神

②ggg(銀座グラフィックギャラリー)


八木幣二郎の個展が開催されていました。
NOHINという架空の印刷会社を設立した企画展(だと解釈しています)。

とても良かったです。
2階では歴代のアートディレクターの代表作とそれらを八木氏が再構築した作品(多分)が横並びになっていました。
作品の繊細さとそれを再現する印刷技術の高さには脱帽です。

遠目にポスターとして構成されたデザインを楽しんだ後、「これはどうやって印刷してるんだろう?」と1㎝の距離まで近寄りじっくりと観察。
何度も楽しめるアートとしてのポスターがそこにはありました。
もはや芸術ですね(2回目)。

他にも無料のギャラリーが銀座には点在しています。
アートすぎず気軽に入れるギャラリーが多いのでお散歩ついでに行ってみてはいかがでしょうか。

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