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New Standard #00

スタンダード【standard】
[名・形動]標準。規準。また、標準的であるさま。

「結婚式をしない」そんな選択も近年増えるなかで、私たち夫婦が「結婚式を挙げる意味」とは何か。
それが私たちの結婚式のスタート地点でした。
そんなスタートから約1年4か月を経て、私たちの結婚式がどのようなものになったかを当日の写真をベースにこの記事では紹介します。

様々なプロセスを経て紡ぎだされた、私たちの結婚式のコンセプト。

"New Standard"

結婚式を創り上げるうえで必要な要素ひとつひとつの背景を大切にし、誰かのあたり前に支配されるのではなく、ふたりにとってそして参列していただくゲストにとってどのような意味があるかを考えながら創った1日のハイライトです。

この1日の裏側に詰まった背景を想像しながら、ぜひご覧ください。

0.1日のはじまり

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◆こだわりを詰め込んだアイテムたち
招待状、プロフィールブック、リングピロー、葉っぱに見たてた紙、レザーで作った席札のタグとブックカバー

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ゲストを迎えるウェルカムボード、ふたりの写真

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葉っぱにみたてた紙のエスコートカード

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◆まずはふたりでファーストミート
こだわりが詰まったウェディングドレスを新郎にお披露目…ワクワク。

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対面のとき。

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どう??素敵でしょ?綺麗?ありがとう。(満足気な私。笑)

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◆会場に入る前に前撮り

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会場装飾の一部である「葉っぱ」を手に取り、「いろんなカタチあるね、会場内どんな風になっているのかな~?!どきどき…!」

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◆そして会場に入る私たち
ワクワクと緊張と少しの不安と。

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プロデューサーからの言葉を合図に…

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言葉を失い、いろんな感情があふれるふたり

会場を目にした新郎の涙
夫のこんな感情的な一面は、今後死ぬまで連れ添っても見れないかもしれない貴重な場面です。(笑)

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◆私たちが目にした景色
本当に細部まで、私たちのこだわりや想いをくみ取ってくださった結果がこの景色に詰まっているのです。

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◆私たちのオモイをカタチにしてくださった皆さまと
1年以上伴走してくださったプロデューサーやアートディレクターはもちろん、ドレスをデザインしてくれた友人、フロリストさん、当日入ってくださったスタッフの皆さま1人1人がこの1日を創り上げてくれました。

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◆コロナ禍にも関わらず祝福しに来てくださったゲストたち

ご祝儀はpaypayでも。

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エスコートカード片手に。

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1.新しいカタチの結婚式

◆人前式というカタチの挙式がスタート

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亡くなった祖母が二十歳のときに贈ってくれたパールのネックレスを最後のお支度に。

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その後は私の希望で新郎のところまで、父と母と3人で歩きました。

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日ごろ涙を見せることはもちろん、あまり感情を表に出さない新郎が、涙しながら震える声で誓いの言葉を伝えてくれる姿に、私も涙。

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直前まで一言一句悩んだ誓いの言葉を大切に伝える。

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2.ふたりが見た景色

◆披露宴のスタートは……

思わぬところからの登場でスタート。
(本棚の中央、「え、まさかのそこ開くの?」という感じです。笑)

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披露宴のコンテンツはNew Standard#01以降で詳しく綴ろうと思います。
このようなご時世のため、会場には出向けない……という家族や友人もZoomで参戦してくれました。

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◆挙式・披露宴で見れたゲストの笑顔、ときどき涙。
一風変わったこの結婚式を、ふたりにとって大切なゲストがどう感じるかが一番気になっていた準備期間。特に新型コロナウイルスの感染者数が増えつつあった中での当日だったので不安も大きかったです。
そんな状況のなか、たくさんのゲストの笑顔を見れたことが何よりの喜びと達成感でした。

マスク越しでも分かるこの笑顔(新婦母)

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結婚する前からお互いを知る友人たちの笑顔

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1人1人の表情は、私たちふたりが想像していた以上の景色でした

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そして一人一人への想いを届けると、時に涙も。

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こんな風に夫婦ふたりの大切な家族や友人が全員一度に集う場って、
きっと本当に人生一度きりなんですよね。
一生のなかでも、奇跡に近い日のような気がしています。

大切なヒトたちが私たち夫婦の価値観に触れて、見せてくれたこの笑顔や涙。それはここに至るまでの背景と想いが詰まったたくさんのヒト、モノによって創られた1日がカタチになったそんな瞬間の景色。

この景色を見たときの感覚ーー。
それはきっとこの先も忘れられない、人生のなかでそう何度も味わうことができないものだと思います。
あえて「エシカルウェディング」というワードはこの日一度も使いませんでしたが、この日までのプロセスで何度も「エシカル」や「スタンダード」という言葉の意味を考えました。

そんな私たちがたどり着いた思考と選択の道のり、この1日に詰まったヒトやモノの背景を少しずつNew Standard#01以降で綴っていきたいと思います。
あくまでたった1組の、ちょっとこだわりが強めな夫婦のはじまりのストーリーですが、これから結婚式をはじめとする人生の節目で大切な1日を創り上げたいと考える方に、いろんな選択肢を知るきっかけがお届けできたら嬉しいです。

従来の結婚式のカタチに疑問を持つ方、自分たちが日々迫られる選択の軸に悩む方、環境やヒトに優しいライフスタイルに興味のある方……いろんな方にお楽しみいただければ幸いです。

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個人のアカウントはこちらです。

produced by CRAZY WEDDING
photo by Ayato Ozawa
dress designed by Fumika Date (itobanashi)
loss flower by Haruka Kawashima (RIN)
leather items by Leather Room Bluno
place @MOKICHI FOODS GARDEN

CRAZY WEDDINGプロデュースのもと結婚式を挙げた1組のストーリー。人と地球に優しいライフスタイルを目指す私が 「エシカルウェディング」と検索してもなかなか選択肢を見つけることが難しかった経験から、どこかの誰かのヒントになったらという思いで綴っています。











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