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[読書記録] 天国はまだ遠く

瀬尾まいこ

シンプルに生きていくのは
忙しい。
自分の手で育てたものを
自分の手で殺して
自分で食べる。
手にも足にも体の全てに
鳥の命が染み込む。
それはとてもありがたいことだと思った。

命をいただくということを
もっと重く受け止めなければならない。

運動量が
その日の夕飯と眠りの量を決める。
簡単で明快な生活だ。
体に従って行動すればいい。
考える隙間がないし
何かに心を費やすこともない。
生活すること以外にする事は無い。
これが本来の生活なのかもしれない。

人間のあるべき姿だし
わたしもそうやって
もっと自分に正直にいきたい。

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