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その本は、から始まる素敵な物語たち

 の本は、人類の叡智が書かれている。

しかし、誰もその重要性に気付かず、どこかの本棚に眠っています。

誰が書いたかも、信ぴょう性も定かでなく、運よく手に取ってもらっても

なぜか数行読んで大事な所に辿り着く前に、いつも閉じられてしまいます。


 の本は、眠ると開かれます。

同年代の他の人のこれまでの人生が、過去の記憶となります。

いま何者でもないわたしは、有名なプロサッカー選手でした。

多くの人が引退くらいの年齢を過ぎ、成績も年々落ちてきて

そろそろ1軍の舞台を若手に譲るべきだと、批判も増えてきてきた。

まだ、いま引退すれば みんなに称えられ、華々しい最後で締めくくることができそうだ。

でも、それはできそうもないー

なぜなら、無名で貧乏だった時も、いつも夢の中でこの舞台にいたから


↑ここまで、わたしの勝手なフィクションです↑

又吉さんは、本のことが大好きなんだと伝わってくる本でした。



御手洗さん、イラストお使いいただきありがとうございますm(__)m イベント参加できなかったので、記事でまとめられてたのでありがたいです。


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