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こうしてわたしはオカメインコを迎えた

 実は以前から鳥を飼いたい願望があったものの、生き物を飼うということは最後まで面倒を見るという責任感がないといけないということが抵抗になっていたので、ペットショップで見て我慢していた。また、静岡にある掛川花鳥園に足を運んだこともあり、鳥愛は加熱していった。

しかし、ついに我慢の限界を超えてしまった。。家の近くに鳥専門のペットショップができて、「今回も見るだけ、見るだけ」と行ったところ、オウム、オカメインコ、セキセイインコ、コザクラインコ、文鳥など、鳥のパラダイスを前に「なぜこんな鳥に心躍らされるのかわからんけど、こんだけ悩まされるくらいなら、責任持って面倒も見れるのではないか」と自信が出てきた🔥

ほんとうはデカければデカいほど可愛いのだが、オウムを飼おうものならそれなりのスペースも必要(そもそもオウム飼うなら、どんだけデカいゲージを用意したとしても、彼らにとっては狭いのではないか??)ということもあって、オカメインコにすることにした。しかも、オウムは30年くらい生きるらしい、オカメインコもサイズの割に15年くらいとかなり長寿だが

念のため店員さんに、飼うにあたっての注意事項を聞いた。温度管理、エサの種類、羽カット、爪切り、病原菌検査、、いろいろあったが、飼う者の責任として鳥様の表情も見ながら、これらの問題をクリアしていかないといけない。やるんだ、やるしかない

そして何十羽の個体の中から直感的に、ウチに来る運命だ的な子を選び、段ボールに入れて持ち帰った。鳥は暗いところで大人しくなるので、車の中ではとても静かだったが、振動や音などには注意して丁寧に運んだ。

そして鳥様の家をさっそく完成させ、入居いただいた

はじめ緊張して石のように。。

もっと逃げ出そうと暴れ回るかと思いきや、緊張して石になったような状態で止まり木に止まったまま3日くらい過ぎた。エサも食べない。これはマズイと思い、ペットショップに電話したところ、こういう質問はよくあるけど、餓死したという話は聞いたことがないので、食べやすい環境を作ってあげて、もう2日くらい様子を見てとのことだった。

幸いにも問い合わせた翌日にはエサをモリモリ食べるようになって、少し落ち着いてきたと思われるところで、放鳥と手乗り練習を開始してみようと思った。ショップの店員さんは、簡単に捕まえて手の上で落ち着かせていて、手乗り化も比較的早そうですよということだったので、いけるだろうと思っていたが___

まず、手をゆっくり近づけるだけで、バサバサすごい勢いで逃げようとしてくる。。そりゃ、知らん人に触られたくないわな。。でも、多少無理やりでも、慣れさせることが大事ということで、何とか手で捕まえた。その瞬間指をガブっと本気噛みされたー、痛みには比較的強いと思っていたが、想像以上だった。例えると、切れの悪い爪切りで指を強く挟まれるくらいか

もう手は血まみれだ。ちなみに、黄色いオカメインコはルチノーという種類で、メラニン色素が欠けた劣勢遺伝タイプの種類で頭頂部がハゲていたりするが、店員さんによるとそのうち隠れますよということだった。まぁまぁハゲていたのだが、指を噛まれた時に逃げようとした勢いで、頭頂部のハゲが加速してしまったのだ!!

ご、ご、ごめんなさい。。どうすればいいんだ、育毛剤とかないのか・・・

手乗り化させたいとか、触れ合いたいとか、ハゲてないやつがいいとか、、そんなんは人間のエゴな訳で、彼が健康だったらいいじゃないか、今回は悪かったが、なるべくストレスなく過ごさせてあげたいと思ってます。これからもよろしくお願いします。

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