スプリガン、御神苗優、だから次こそ八頭大に期待するのだ!!

Netflixオリジナルアニメとして、
あのスプリガンがアニメ化!!

1989年から1996年にかけて
週刊少年サンデーに連載された
傑作アクション漫画だ。

超古代文明の遺産をめぐって
人類の思惑が交錯する物語。
主人公の御神苗優おみなえゆうは、
秘密組織アーカムに所属、
高校生ながら、超古代遺跡を守る
スプリガンとなって世界を駆け巡る。

公開された6話を見て
率直にとてもよかったと思った。
ビジュアルも雰囲気も、
そしてなによりも
30年前の作品を現代風に
見事にアレンジしている。

でも、この作品を見終わった時の
一番の気持ちは一抹の寂しさだった。

自分の中でスプリガンは
ジュブナイル作品に属している。
所謂、青春期、少年期の夢見がちな年ごろに
強く影響を与えられた作品だ。
世界をまたにかけた冒険活劇、
しかし、ジャンルを漫画に限定しなければ、
もっと影響されたジュブナイル作品がある。

菊地秀行先生の小説、エイリアンシリーズだ。

エイリアン秘宝街 (ソノラマ文庫 (236))

主人公の八頭大やがしらだいは
高校生ながらITHAに所属する宝探し屋。
世界をまたにかけ、謎の古代遺跡や、
そこに眠る秘宝を追い求める。
敵は競争相手ライバルの宝探し屋、
政府や謎の組織のエージェント、
時には古代文明の防衛機構だったり。
物語を彩るのは、様々な武器と、
八頭家の財力を駆使して
開発した特殊兵装や宝探し道具。
相棒の太宰ゆきは、高校生ながらに
妖艶なまでの色気で
主人公の大を度々惑わせ思惑をかき乱す。

学生時代、何度も読み直した作品だ。

菊地秀行先生の小説作品は、
かなりの数、アニメ化されている。
吸血鬼ハンターDを筆頭に、
魔界都市新宿や、妖獣都市等など。

とこが、なぜか
このエイリアンシリーズは、
過去に音声ドラマ化されたのみで、
自分の知る限り、
アニメ化されていないのだ。

物語、キャラクター、設定、
こんな理想的な原作他にないのに…。

お願いです、Netflixさん、
エイリアンシリーズを
アニメ化してください!!

まじで。