見出し画像

スタートアップは本当に力がつくのか!?突然スタートアップに転職したエンジニアのはなし 〜入社直後編〜


どうもこんにちは!ユートニックの衛藤です!

スタートアップに突然転職したエンジニア、そう僕の話を書きます!
少人数が当たり前のスタートアップ、エンジニアとして入るとどんな体験をするのか、エンジニア力はどのくらい鍛えられるのか、実際に感じたことを交えて紹介したいと思います!

入社して3年超経ち、話が長くなりそうなので、まずは「入社直後編」「アーリーフェーズ編」「もしかしてPMF!?編」と、3回くらいに分けて書いていこうかと思います。(タイトルは変わる可能性があります)

スタートアップへの転職は結構勇気が必要ですが、転職しようか悩んでいる方や、少しでも気になっている方の参考にでもなれば幸いです!
正直ベースでお話します!

そして、ユートニックに興味が湧いてきた方、現在積極採用中ですのでお気軽にご連絡ください!
カジュアル面談もOKですので、以下採用ページか僕のXにDMください👍
特にフロントエンド、バックエンド、デザイナー歓迎です!

会社が急成長してきており、めちゃめちゃおもしろいフェーズに差し掛かっておりますので今のうちに!SO制度もあります!

はじまり

僕がユートニックと最初にコンタクトを取ったのが2020年の7月。
夜間副業の業務委託としてお手伝いを開始しました。

僕自身、趣味でバンド活動をしていて、2020年頃から新型コロナウィルスが蔓延しはじめ、お世話になったライブハウスが次々に潰れていき、プロのアーティストでさえも活動の制限を余儀なくされた頃、何かアーティストや音楽業界に寄り添った仕事がしたいと思い始め、転職を決意しました。

前の会社は不動産系の上場企業でエンジニアマネージャーをやっていたため、業界も会社規模も全く違う世界へ飛び込むこととなりました。

きっかけ

X(旧:Twitter) にて

きっかけは当時のTwitterでユートニック共同代表・常田の投稿 「新規サービスを創るエンジニア募集!」
見たところ、これまで習得してきた技術スタックが合致し、音楽・エンタメ業界、そしてスタートアップである、そこから勢いで応募したことが始まりでした。「スタートアップである」という部分は自分の中で重要な条件で、一度起業家の近くで仕事がしてみたかったというのが理由です。

応募後、翌日に返事が来て面談予約。面談当日は連絡が来ていた常田と、共同代表の今井も同席し、2対1。
渋谷のとあるカフェで、会社紹介や自分の話なども交えて小一時間話をして、一旦副業しつつお互いに人となりを見ながらやってみましょう、となったのがきっかけです。

正社員としてのオファー

その後、夜間副業として数時間程度のバックエンドのお仕事を頂き、コツコツと1か月くらい。好きな業界だけあって楽しく実装してました。
そして、1か月後の8/17に正社員としてのオファーを頂きました。

普段は占いなど信じないですが、この日の占いだけは記憶に残っています。朝、妻から「占い見てみて、今夜良い話があるのでは笑?」と。
見てみると、確かにこんな感じの占い結果😂

さそり座:「生涯付き合える仲間と出会う」
ラッキーアイテム:音楽

そして夜、オンラインミーティングで正式に正社員のオファーをいただきました。当時36歳、年齢的にも最前線で本当にやっていけるのか、すごく悩んだ上で一大決心した転職となりました。
当時のユートニックはフェーズ的にはアーリーで、正社員はゼロ。他に業務委託で仕事していた方もいて、その方々と一緒に正社員第1号組としての採用です。

入社した頃の恵比寿時代のオフィス
2024年現在は六本木に移転しています

スタートアップジョイン後に感じた10のこと

実際に感じたこと

前職は全体で1000人超のメガベンチャー、転職先は数名のアーリーフェーズのスタートアップ、入社直後に感じたことはたくさんあります。

・仕事の範囲がめちゃめちゃ広い
・たまにはハードワークあり
・スピード感が半端ない
・いつも社長の近くで仕事、刺激がすごい
・「誰かがやってくれるだろう」はない、自分から取っていけ
・仕組みや文化を自分で作れる
・自由といえば自由
・会社の成長が身近に感じられる
・昇給目当てはダメ!?、ただSOはあるかも?
・コアメンバーとしてIPO経験者になれるかも!?

仕事の範囲が広い / たまにハードワークはあり

どのスタートアップでも同じかと思いますが、大きめの会社と比較すると、仕事の範囲が格段に広いです。細分化された役割はなく、すべてに手をつける必要があります。
僕はバックエンド採用でしたが、これまであまり経験のなかった決済処理からDBマイグレーション、分析関連まで、本当にいろいろと手掛けてきました。

次の記事で具体的に書きますが、ユートニックはコンパウンド戦略を取っているため、複数プロダクトを同時的に開発・運用しています。
そのため、認証や決済などの機関部分から各プロダクトの機能まで全てを少人数で見なければなりません。
また、納期や緊急対応もあるため、時にはハードワークをすることももちろんありますので、ある程度の覚悟は必要かと思いました。

スピード感が半端ない

スピード感と品質はトレードオフではありますが、スピード重視のスタートアップというイメージそのままの世界に飛び込んだなと感じました。
品質面も大事にはしていますが、リリースについてはスピード感がかなり早く、なんとなくではありますが、時間感覚で前職の2倍〜3倍以上はリリースサイクルが速いと感じました。
2~3週掛かりそうなものを1~1.5週でリリースするようなイメージです。

また、細かい部分の作り込みは後回しにする、いわゆる「MVP」を作るということが少数組織では大切なことでした。
スタートアップ系のノンフィクション本でもよく出てきますが、「バグはありつつも、とりあえず、いち早く市場に投入する、そして改善するサイクルを回す」という表現がまさしくふさわしいと思いました。

社長の近くで仕事ができる

スタートアップはやはり組織が小さいため、社長が近いです。なんなら隣の席とかにいたりします😂

これまではあまり機会がありませんでしたが、起業家・社長の近くで仕事ができるのはやはり刺激的で、普段どういうことを考えているのか、会社がどこを目指しているのか、会社がどう動いていっているのか、ということをかなり近くで感じられます。

将来的に起業を目指す人などにとっては、特に勉強になるのではないかと思います。

「誰かがやってくれる」はない、自分から取っていけ ≒ 仕組みや文化を自分で作れる

自分で課題を見つけられる、自ら動ける人、仕事を作り出せる人、これがスタートアップで社員に求められることです。大企業にあるような十分な研修などやる人も時間も金もありません。
さらには、難易度の高い仕事もたくさんあります。挑戦して失敗するのが怖いのはもちろんありますが、そんなリスクを背負ってでも自ら進んで取っていける人は向いていると思います。そして力もついてきます。

僕も入社してからは、自分でもできそうなタスクはガンガン取ることを意識してきました。そして失敗もたくさんしてきました。
逆にいうと、つまりは仕組みや文化を自分たちで作っていける環境にある、それを活かせるかどうかは本人次第ということになります。

会社の成長がより身近に感じられる

0に近い部分から開発し磨き上げられていくプロダクトに、ユーザーが定着してきたり、売上が伸びていったりすることはやはり嬉しいものです。
0 → 1や1 → 10 のフェーズでジョインでき、プロダクトと会社の成長を身近に感じられるのも醍醐味かなと思いました。

ユートニックでは売上ギネスも記録しており、月間でギネスを更新する喜びも感じることができます。

昇給目当てではダメ??SOはあるかも?

めちゃめちゃPMFして急成長しているスタートアップでない限り、基本的に金銭面はかなりシビアです。それをきちんと理解したうえでスタートアップに転職しないと「給料が上がらない」という不満につながってしまいます。こうした現実もある程度覚悟しておく必要はあるかもしれません。

しかし、スタートアップにはストックオプション(SO)制度があるところも多く、上場を機に場合によってはかなりの報酬をもらえることもあるのも魅力のひとつです。(ユートニックにもSO制度あります!)

つまり、スタートアップでのモチベーション維持は強烈なビジョンフィット  + SOとなるため、「いま出来ることは最大限努力して、みんなと上場まで頑張っていく」という気持ちが大切なのかなと思っています。

コアメンバーとしてのIPO経験者になれるかも!?

前述の通り、ユートニックにはSO制度があります。ということはもちろんIPO(上場)を目指しています。
SOとはあらかじめ決められた株価で株を取得することができる権利で、上場後の株価との差分がキャピタルゲインとなります。(詳しくは調べてみてください)

自分の所属している会社が、上場する。一握りの人しかできない経験です。上場できるかどうかは、これからの全員の頑張りと情熱にかかっているかと思いますし、簡単なことではないと思います。

しかし、これまでやってきたことが功を奏して上場する瞬間、ぜひ味わってみたいです。IPO経験者という箔が付くと同時にSO制度により、キャピタルゲインも入ってくる、まさにスタートアップドリームと言われるものですね。

最後に

総じて、やはり幅広い業務領域の経験と責任により、エンジニア力としてはかなり上がるなと感じました。おそらく前職にいたままでは経験出来なかったであろう技術も、気がついたら自分のものになっています。

もしスタートアップに行こうか迷っている方、ぜひ参考にしてみてください。
そしてユートニックに興味が湧いてきた方、一度連絡ください!コアメンバーとしてジョインできるチャンスは今のうちだけかと思います!

次回:アーリーフェーズ編(大体1年くらい)

次回は、入社後〜1年でのことをプロダクトを交えて記載していこうかと思います。(書きました↓)

入社当時からユートニックはコンパウンド戦略を取っており、機能としてはFC・デジタルアイテム・ガチャ・ミッション あたりを中心に展開していました。これらの機能を少数組織で運営してきた方法、出来事などをまとめます。

フォロー頂くと次回投稿時に通知もされますので、よろしければお願いします!それでは!

カジュアル面談のDMも待ってます🙈


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?