言語について

作中では殆ど和訳されるが、実際の世界上では独自の言語が用いられている。

シュバル語

・日本語と同じく音ベース(発想が五十音に近い)
・書き文字はshvlangフォント(言語変換ツールが吐き出す文字は便宜上英字)。
・ハルが使用していた言語がそのままシュバル語として使用され続けているため、アルヴァレンチでは古代語に該当する。

未来語

主にアルヴァレンチ界で「悪華禍」以降に使用されていた言語。
悪華禍で古代語話者が滅びたのち生み出された。
ゼロベース故か表現の幅が狭く難解であったり、アルヴァレンチに於いても光学時代の前には遺物の解析により古代語が標準語として復活したため、シュバルツスタに於ては読み書きできる者が少ない。
(日常会話や常用レベルでの読み書きができるのは主に中世出身のアルカナド達)
それ故か、シュバルツスタでは常用会話文と区別するために空想言語群と同様、祭事や名称などに用いられやすい。

未来語の例)
アルヴァ・レンチ[Arva Lench]=神の住まう地=神界・神世
トロイ・ラス[Tloy Lus]=断罪の棺=霊界・常世
レ・アル[Re Al]=時を別にする次元=物質界・現世
ロゼ・ド・デモニ[Rose Dow Demoni]=悪魔を産む花=悪華禍
クイン・ド・レンチ[Quin Dow Lench]=世界を清める=浄化祭
ドー・ヴ・レンチ[Dow Vu Lench]=歪みを消した世界=聖誕祭
コー・ル・ラグナ[Cor Le Lugna]=欠落を防ぐもの=神都
ハル・コール[Hal Coar]=夢の番人・夢守
「ヴェス・ラ・シャル・ヴォス」[Ves La Shal Vos]=私は貴方を愛しています

空想言語群

現実世界でポピュラーに使用されている言語に則した言語群。
(シュバルツスタ視点では現実世界の方が異世界であるため空想とつく)
代表例を挙げると英語など。
ハルコール書物館に貯蔵されている閲覧可能書物はその多くが出土不明品だが、一部の指摘では現実世界から流れ着いたものとされており、カズカを中心にコアなファンが一定数存在している(現実世界で言うところの所謂オカルトもの)。
尚、未来語やシュバル語と発音が被るものも多いが、意味は必ずしも同一ではない。


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