ueta akihiro

徳島県神山町で「エタノホ(棚田再生)」の屋号で活動しています。 棚田の風景を守り受け…

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徳島県神山町で「エタノホ(棚田再生)」の屋号で活動しています。 棚田の風景を守り受け継ぎながら、自然と生きる知恵や技術を学び、土と共に育む暮らしを大切にしています。 #神山町 #江田集落 #エタノホ #くらしを耕す #棚田再生

最近の記事

2023年を迎える前に思うこと

2022 年も残りわずか。 39歳を迎え、激動の30代もいよいよ1年 神山町へ移住し、結婚、子供も授かれた。 江田集落の活動も丸10年、働く環境も変化しながらどうにか想いを形にし続けられている。 一方で、2021年からモヤモヤしている部分もある。 コロナ禍の社会情勢を理由にしては良くないけれど、 どこかで「挑戦・変化」を鈍化させている自分がいる。 このままでは、江田集落をもとに自分自身や家族にも良い影響を生み出せないと思う。感覚(直感)がとても鈍っているからだ。 環境

    • 03_中野式除草機から学んだこと

      除草で悩んでいたある時、手にとった農業全書にこう書いてありました。 「上農は草を見ずして草を取り、中農は草を見て草を取る、下農は草を見て草取らず」 僕らの活動を照らし合わせてみると、中の下。いや、下の時さえある。 でも、草を見ずして草を取り…とはどうゆうことなのか。 この言葉と出会い試したことが攪拌除草(八反ずり)でした。 ①浮いてる小さな草は何?  当初、田植えから1ヶ月を目処に圃場を攪拌させ濁らせることで光合成を遮断し雑草の生育を鈍らせることが目的でした。従来の除

      • 02_僕らが草を取り除く理由

        これからお伝えする内容は徳島県神山町江田集落で10年間実践し、様々な失敗と仮説を繰り返してきた中で得た考え方です。 全ての田んぼで当てはまることは無いと思います。 しかし、除草を行う上で本質的な視点(きっかけ)につながる部分も多く、悩まれている方の負担を少しでも軽減できれば幸いです。 ①私たちの現在地 現在、14枚(2反2畝)の田んぼを無農薬で栽培しています。 ※2022年から一部減農薬栽培(特別栽培基準)も実験中 その上で、避けて通れないのが「除草」 今年も田植えか

        • 01_自己紹介

          はじめまして。 徳島県神山町で活動している植田彰弘です。 2012年4月に神奈川県横浜市から神山町へ移住して10年目。 現在は同町上分地区にある公民館の運営管理(指定管理)に勤めています。 移住前は、都内でカメラマン(飲食関係)に勤めていましたが東日本大震災直後、働き方に疑問を抱き震災ボランティアなど経て地方での暮らしに興味を抱くようになりました。 移住のきっかけは、「神山塾」の受講。 ちなみに3期生として2012年4月から半年間勉強させて頂きました。 塾生の際、上分

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