学食
久しぶりの学食。
大学に、新しい街に、東京に慣れなくて、ずーーっと苦しかった2年前。
身体の上に錘が載っているかのような圧迫感に息が詰まったり、急に涙が出てきたり、無になって全てから逃げ出したくなったりした。
そもそも、私は" 慣れる "ことが子どものころから苦手だった。学校も、住むところも、友だちも。
変化すること、変化しなければならないこと。
いつも心の何処かで恐れていた。そして、人より数倍、受け入れることに時間がかかる。
本当の自分らしさに向き合って、心地いい暮らしができるようになってきたのだろうか。ようやく少しずつ、少しずつ穏やかに過ごせるようになってきた。
新しい一年生とすれ違いながら、ふと考えていた。
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