塾の先生いるいる
こんにちは。エデュサポです。
塾にはいろいろな先生がいますよね。なかには特徴的な先生もいます。
今回は、「あー、そういう塾の先生いるよねー。」というあるあるネタを書こうと思います。
私は以前、塾講師の仕事をしていました。集団塾と個別塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営の仕事をしていた時期もあります。かれこれ20年以上、塾業界で働きました。
あるあるネタに対して塾側から見たコメントも入れていきます。楽しんでもらえたらとても嬉しいです。
1,塾に住んでるだろっていう先生
塾に行くと「いつもいるな」っていう先生です。あまりにもいつも塾にいるので、実は塾に住んでるんじゃないかと思われる先生です。
受験生の夏休みに毎日朝から夜まで自習室にこもって勉強しているのに、それよりも長い時間塾にいるなっていう先生が、1教室に1人はほぼ必ずいると思います。こういう先生がいつでも塾にいる理由は2種類あります。
▪ブラック企業
▪ワーカホリック
私はブラック企業側ですね。公民の授業で労働基準法について解説している時に、「え?先生いつもここにいるじゃないですか。労働基準法違反ですね!」って毎回ツッコまれるのなかなか笑えました(笑えたとは言っていない)。
あの頃の話は「【塾講師】ブラック企業の教室長として働いた話」という記事にまとめたので、もし興味があれば覗いてみてください。
もう一方のワーカホリックですが、塾の講師にはかなり多いです。塾の仕事って子どもたちの成長に関わる仕事なので、すごくやりがいがあります。
ですので、残業代が出る出ないに関わらず朝早くから出勤して授業準備をしたり、休みの日に生徒のために補講をしたりする先生も多いです。
2,異常に太っている先生
「いや、それ絶対どこか体悪いでしょ!」というくらい太っている先生です。ちょっとやそっとではなく、心配なくらい太っている先生です。
はっきりとした理由はわかりませんが、1教室に1人位の割合で必ずいます。健康の大切さが叫ばれるようになってだいぶ減りましたが、未だに結構見かけます。
激務のストレスで食べすぎてしまうのが原因かもしれません。デスクワークが多いからかもしれません。それでも、授業中は大きな声でしゃべり続けたりするので結構体力使うんですけどね。
もうベルトだけではズボン(死語)が腰で止められないので、サスペンダーつけてる先生をよく見かけます。
3,白衣の先生
スーツの上に白衣を羽織っている先生です。白衣でなくても、何か長いものを羽織っている先生もいます。
これはですね、チョークの粉対策です。黒板とチョークで授業をしていると、スーツがチョークの粉まみれになるんです。で、これがなかなか落ちないんですよ。
クリーニング屋さんに持っていくと、染み抜きとかプレミアムコースとかの追加料金を払わないときれいに落ちないんです。
スーツでなければ洗濯機で洗えばOKです。ですので、白衣かそれに変わるものを羽織っている先生が多いのです。
本当は羽織うものは何でも良いのですが、白衣のほうが先生っぽいですからね。
昔は「講師は白衣必須」という塾もあったのですが、最近もまだあるのでしょうか。
4,やたら声が大きい先生
隣の教室からはっきりと内容が聞き取れるほど声が聞こえてくるくらい大きい声の先生です。あと、個別指導の塾では、全てのブースの生徒が内容をはっきりと聞き取れるほどの声量を発する先生もいます。
塾講師にとって声量は大切です。講師になって最初に気をつけたことは声の大きさだったというくらい声量は大切です。
子どもたちは授業中に、初めて聞く話をたくさん聞くことになります。知らない言葉や知らない表現もたくさん出てきます。
知らないことをしっかりと聞き取ってもらうためには、思った以上に大きな声ではっきりと話す必要があるのです。
そして、それが行き過ぎてやたら声が大きい先生ができあがるのです!
5,スキあらば笑かしてくる先生
授業中でも、ちょっと廊下ですれ違ったときでも、スキあれば面白いことを言ってくる先生です。
これはですね、子どもたちにエンタメを提供する良い先生ですよ!
「塾」と「楽しい」を結びつけて、少しでも勉強に対する抵抗をなくしてもらいたいと思って笑かしてくるのです。
「勉強」と「楽しい」を結びつけて、少しでも前向きに勉強に取り組んでもらおうと思って笑かしてくるのです。
決してふざけた先生というわけではありません。
「ウケを狙う」ということは「スベる」というリスクと常に隣り合わせです。授業中に大スベリした時のショックと恥ずかしさはただならぬものです。
そんなリスクを背負いながらも、生徒のためにと思ってダダスベりしてくれるナイスガイです。
6,髪がボサボサの先生
「爆発コントか!」というくらい髪がボサボサの先生です。
多くの子どもたちの前に立って授業をするのに、昔は小汚い先生も多かったように思います。
最近は不快感を感じるほどの酷い身だしなみの先生はほとんど見なくなりましたが、身だしなみを気にしない先生は今でも多いです。
スーツがやたらヨレヨレだったり、2世代くらい前のファッションだったり、クソダササンダルだったりの先生が多いんですよ。
理由はわかりません。忙しいのが理由かもしれません。
あ、こんな書き方をすると私はファッションバリバリと思われるかもしれませんが、私もファッションはあまり気にしていませんでした。ダサくないようにはしようと思っていた程度のレベルです。
7,話が長い先生
「え?その話あと何十分続くの?」というくらい話が長い先生です。
塾の先生という生き物は、基本的には話すことが好きです。その中でも抜群に話すことが好きな先生がいます。
更にですね、塾の先生は常に物事を相手に正確に伝えようと努力をしています。
子どもにとって未知のことを、正確に解説して、正確に理解してもらうことが仕事です。普段から言葉を尽くして説明することに心血を注いでいるのです。
この2つの事柄が相まって、恐ろしいほど話の長い先生ができあがります。もちろん悪気はありませんし、そういった先生の気持ちは痛いほど理解できます。
ただですね、同僚として話していても、ときどきは「あー、この話早く終わらないかなー。」って思ってしまいます。ごめんなさい!
まとめ
今回は、塾の先生いるいる7選をまとめてみました。もう一度振り返ってみましょう。
1,塾に住んでるだろっていう先生
2,異常に太っている先生
3,白衣の先生
4,やたら声が大きい先生
5,スキあらば笑かしてくる先生
6,髪がボサボサの先生
7,話が長い先生
「あー、わかる!いるいる!」と、思って楽しんでもらえたらとても嬉しいです。
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