からだと繋がる15日間の旅③[完]
自分のコアと繋がる、深く本質的な学びに浸かった。
これまでの人生で学んできたことが全て繋がるような体験。
感情・心・意識・身体を統合した考え方に触れ、人生のターニングポイントに差し掛かってきている感覚で身体中に電気が走るような体験。
恐れも喜びも内包しながら、歩みを進めてきた軌跡。
インチュイティブアナトミーの15日間の旅。
前回の話はこちらから
全身で求めた叡智
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目、脳、耳、すべて私たちの頭部分に集中している感覚器。
見て、聞いて、処理して、私たちが「世界」と顕在意識レベルで捉えているものは、この感覚たちがフル稼働しています。
私は、大学院まで神経科学、しかも視覚野における可塑性を学んでいたので、興味津々で最後のセクションに挑みました。
そして、この2年前の投稿に繋がっていくのですが、新しい視点から「脳と心」の関係を紐解いてきたのが、このからだと繋がる日々からの気付きです。
神経科学・生理学的なアプローチは、何かの刺激に対して伝達物質や電気信号発火の変化をとらえていきます。
最近ではfMRIや2光子,顕微鏡カルシウムイメージングなど、可視化する方法は発達しているものの、やはり未だ探究中の学問です。
だから別のアプローチをずっと模索していました。哲学や宗教学、量子力学を見ていくと、それも可能な気がしたのです。
「脳と心」を、直感的な視点から理解していくのが、このインチュイティブアナトミーの面白さです。
私自身、生まれながらにサイキック能力を開いていて、霊界やオーラが「見える」「聞こえる」というタイプではありませんでした。
そんな私でも、この2年間で本来持っている感覚や感性をひらいていくことで、直感力も直観力も上がっていきました。
しかも、医学・生命科学の基本的知識がベースにあるので、身体から発せられるメッセージを、より具体的に感じ取ることもできます。
つまり、論理的・体系的な考え方と、直感的な見方をミックスさせていくことが可能。物事をあらゆる角度からとらえて、統合していく。
身体が、細胞が、心が、魂が・・・震えるほど喜んでいることが伝わってきました。
シータヒーリング🄬に出会った衝撃と嬉しさ、その瞬間にアナトミークラスまで受けようと決意した感覚も呼び起こされました。
ひとつの側面として、人体と脳と心と向き合う。
叡智に触れるとき、全身が震えます。
仏陀の哲学に触れたとき、アドラー心理学に出合った時、エーリッヒフロムの哲学と交わったとき。そして、それらを統合した日本文化に気づいたとき。シータヒーリング🄬も哲学として、巡り合えたことに感謝しています。
脳という存在
20年くらい前から、脳科学は注目の的。
最近では、人工知能(AI)領域も社会実装されて、今後の発展にも期待が寄せられる分野。でも・・・全然詳しいことは解明できていない、未知の臓器。
みなさんは、「脳」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
脳は完璧で、中枢で、意識を司っている。
脳が分かれば全ての本質が分かるだろう。
研究に携わるまで、若かりし頃の私はそう考えていました。
それは高慢な考えだったと後から知るのですが・・・
脳は面白い臓器です。中枢で指示をしているかと思えば、末端からの情報を集めて「ない」部分を補って、幻想を創り出すこともあります。
前頭前野が損傷した方は、全く別人の性格になっている症例から、心や人間性に関連するとも。
症例や研究から言えることは、知覚の変化が起こっているときは、神経回路にも変化が生じているということ。
だからこそ、脳を育てたり、大人になっても変容していくためには「知覚体験」が必要だと強く感じて今のサービスをつくっています。
頭を先に育てようと思っても、それは知識としてしかストックされない・・・身体に落とし込んでこそ、本当の血肉となり神経回路が繋がるから。
脳が先か、身体が先か。むしろこの二つは分断されるものなのか。
そんな問いを持ちながら、今でもパーソナル体質改善のHanatsuというサービスを通じて、私は「大人の可塑性」を検証しています。
自分自身の体験とそしてサポートした皆さんからのコメントから、この二つが統合されたときに、ポテンシャルが最大発揮されるという感覚があります。
心と身体、脳と身体、それらが統合されていくための、お手伝いをする。
そのためにも、今回のインチュイティブアナトミーで学んだことが活きてきていると、確かに感じるのです。
私の変容
土日も含めると、約1か月間。
こんなに、じっくりと、自分自身の身体に向き合うことは初めてでした。
古くからの感情を解放して、臓器に蓄積したトラウマを解放し...例えるなら、精神と時の部屋に籠って、何回も転生をしたような濃厚な時を過ごす。
全プログラムが終わるころには、まるで別人。
変容のまとめ
◎特に内面変容で大きかったもの
・闘争への好戦的スタンスの手放し
・比較と優劣感覚から降りる
・サードアイ全開を緩める
・癖/体質の理解と制御
・論理/法則の繋がり方
・自分への赦し
・直感の許可
◎結果として訪れた現実の変化
・夫とのパートナーシップ改善
・息子のメンタル安定感
・母へのセッション
・腎機能/排出能力up
・日々の幸福度up
・SNS恐怖症克服
・歌声の変化
・疲労感軽減
人間関係
家族との関係性が良くなって、どんな私でも受け入れてもらえる感覚も強くなりました。母へのヒーリングセッションもスムーズに受け入れられ、これは奇跡のようなことです。
ずっと、直感的な部分を開示することに恐れや抵抗がありましたが、拒否することなく、どうすれば良い?と相談してくれた母。
恐れは、私自身が創り出す幻想。家族や仲間から受けている信頼や愛を、もっと信じていいし受け取っていいし、自分を認めていいんだなと。
気づけば、成長を目指すあまり、自分に鞭を打って、自己疑念&否定がフォーマットになっていた人生。
みんなの期待を無意識に察知して、たくさん情報収集して、論理的に選択する癖がついていました。
それが緩和されて、直感的でも、私らしさをみんなが信じて待ってくれていることに気づけたのです。
そうしたら、自分に正直に生きることが怖くなくなってきました。
自分への信頼感が増したら、自己開示するのも、オープンハートで人と関わるのも怖くなくなったので、苦手なSNSも克服できそうです。
少しずつInstagramでも投稿を始めています。
また、筆が止まったりしますが、マイペースに身体と繋がる楽しさを発信していきたいと思っています。
からだの変化
遺伝的に腎機能が弱めで、トイレが近い割に毒素排出がされなかったり、尿蛋白出てしまったりする傾向が強かった腎臓。
疲れやすいし、腰も痛いし、ダルさも、水分代謝も悪く、血流も悪い、こういった悩みがスカッとデトックスされたことには感動を覚えます。
このクラスを終えたから、無性に身体を動かしたくなっていました。
12月はボディメイクしながら、デトックス月間で30日間チャレンジを楽しみながら実験しました!
1月は重金属類の排出をテーマにデトックスをチャレンジしてみたり。
自分の身体への信頼と、いとおしさが増したからこそ、身体との向き合い方も前向きになっていきます。
そうすると自然と仕事への考え方も変容が起こりました。
仕事の変化
まず、お金のためにやってることは全部手放す覚悟が決まりました。
目的が、キャッシュを得るためとなっていることは全部辞めること。無理やり開催したり、集客で頭を悩ますサービスは一旦停止したりリセットされてきています。
クローズすることに、不安はありましたが、資源が限られるからこそ、キャッシュフローの健全化や既存資産の活用に目を向けるようになれたのは進歩だと感じます。
「ない」ものを補おうとすると負担があるけど
「ある」ものを活用することでクリエイティブに。
心身のデトックスと同じで、会社経営も健康にしていくこと。
そのスイッチ入ったら、急に自分の行動が軽やかになってきました。
未来の可能性を信じる。
過去の資産は執着せずにアップデートする。
シンプルだし、よく言われてることだけど、からだが納得して動き出しました。
軽やかに、現実を創造する。
この感覚で、仕事も楽しみながらプロセスを味わって生きていきます。
新しい試み
今回の旅を終えて、決心したことが二つあります。
①パーソナル体質改善コーチの活動を始める
②心と身体を統合する発信をする
実際に、決意をしてから「お願いしたい!」と口コミで広がり、ありがたいことに体質改善の伴走は、途切れることなくさせていただいています。
その中で、大切にしていることは
「身体の本当の心地よさを知り、それをキャッチできるようになる」サポートをしていくことです。
身体には、本来ホメオスタシスという恒常機能が備わっています。
正常に機能していて、心地良い状態を知ることが出来れば、勝手にそこまで身体がシフトしてくれる信頼感を感じてもらいたいと思っています。
不要なものを手放して、必要なもので満たす。そうやって身体を整えれば、勝手に体重や体脂肪率も落ち着くところまで落ちていきます。
そして、直感力も磨かれて、必要なものは勝手にくるという感覚も強まっていきます。
そのあとは、身体と仲良くなって必要な身体づくりもサポート。
心が身体が喜ぶ選択ができるように。
つい頭で考えることが増えて、身体を置いてけぼりにしがちな私だからこそ、類友に身体感覚と直感的感覚を思い出してもらえるような伴走ができると確信しています。
私が目指していた生涯の研究テーマ「脳と心」にアプローチもしながら。marbleな世界観(二つのものが統合される世界)の実現にも取り組んでいきます。
ターニングポイントをしっかりと捉えて、変容できた自分自身、そして共に学んだ仲間に感謝をしながら、次のステージを楽しんでいく。
そんな決意ができた15日間の贅沢な旅に・・・ありがとう。
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