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#124 -あーこれだからnoteは面白い!新たな発見と繋がり。

ここしばらく英語に関することを頻繁に書いています。

そんな中、コメントをいただいたnoterさんで、
小学校の教員をされている方がいました。

その方の英語・外国語への取り組みがとても面白く、本来なら今日の記事は毎月のnote毎日更新の振り替えりをしたかったのですが、この言語に関することを熱が冷める前に書いてしまいたかったのです。

まず、あべ@小学校外国語さんの記事はこちらから↓

最初に学んだ外国語が「合鍵」となって、別の言語の扉を開く。

「英語が他の言葉に変わっても共通する学び方」

子どもたちが自分で言語を学習できるようにする

ということをテーマにされているようで、

とても面白い、興味深い取り組みをされています。

上の記事の「世界の言語で複数形」の授業では、もはや言語だけでなく、パターン認識やリサーチの仕方なども学べるような仕組みになっていて、自分が生徒だったら絶対、キャッキャウフフなりながら課題にとりかかっていたと思う。

そして教える側としても、子どもたちがどうやってその答えにたどり着いた?どんな検索方法を使って調べたか?ということが知れて、これも自分が教師だったらキャッキャウフフなりながら子どもたちの回答を読んでいたと思う。(あれ?気持ち悪いかこれはw💦)

この記事も他のnoterさん、べぇくん保育園の園長さん に触発されて書いたものでした。

しかしボクの中で外国語学習=英語という風に思っていたところもあり、とくに英語以外の角度からは外国語学習を見ていなかったことに気付かせていただきました。

最初に学んだ外国語が「合鍵」となって、別の言語の扉を開く。

すごく共感します。

一つの言語を学ぶと、「外国語」を学ぶためのコツがわかります。そしてそのコツは第三言語を学ぶ時にも役に立たせることができるのです。とくに第三言語が第二言語と類似点があったりすれば難易度は更に下がります。

現在ボクは自分にとって第三言語であるエストニア語を学習中なのですが、勉強の仕方は英語を学んだ時と同じやり方です。(自己流)

そしてエストニア語を学ぶときは英語を使って勉強しています。なんかその方が頭に入ってきやすいのです。

単語や文法も日本語から訳すよりは英語からやるほうがやりやすい。

残念ながらエストニア語は他の言語ファミリーに属さない言語なので、あまり英語の知識は役立てることができません。でも英語を学んだ「プロセスそそのもの」はすごく役にたっています。

3つ目は2つ目より簡単。そして4つ目は3つ目より簡単。

そんな風に思っていますし、実際にもそうなはずです。

「英語が他の言葉に変わっても共通する学び方」


ここにもスゴク共感。ひとつ前のこととも重複することもあるのですが、
「英語の学び方」というよりは「言語の学び方」を学ぶことで、アジアの言語であろうが、アフリカの民族言語であろうが、学び方の基本は変わらないと思うのです。

なによりも大事なのは1つ目の言語習得で「自分に合った学習方法を発見する」ということだと思います。

言語だけでなく学習方法には個人差があります。

Aさんは絶賛する学習法もBさんにとってはイマイチな学習法であることはよくあること。それはどちらが間違っていて、どちらが正しいという訳ではなく、どの学習法がその人に合っていたか。というもの。

そうして自分に合った学習法を見つけることができればそれを第三、第四言語へと活かすことができるのです。

子どもたちが自分で言語を学習できるようにする


言語に限らず、さらに子どもだけに限らず、しっかりと体・記憶に残る知識・経験は自ら率先して得たものです。受動的に「つまんねーなー」と思いながら聞いていては100回聞いても、1000回聞いても頭には入ってきません。

ボクが思う理想の初期教育は下記の様に思っています。

小学校
いろんな分野の科目を知り、それぞれの分野を手や体で感じ、経験し、子どもの興味を引き立てる。教える側はそれぞれの生徒の得意なことを見つけてあげる。そしてそれを子どもにそこはかとなく教えてあげる。

中学校
最低限の科目の知識は学習するも、小学校の時に築き上げきた興味のある分野・科目に集中しだし、専門的な知識も与え始める。この時くらいからどんな知識がどんな職業に使えるか?というのを具体的に教える。

とにかく子どもが自ら望んで、「これが知りたい!これをやってみたい!」と思えるような環境を作ってあげることさえできればあとはオートパイロットです。勝手にどんどん学んでくれます。

そして大人は子どもの学び方を見て、「あ、こんなやり方もあったか!」と、参考にできます。そうすることで大人も一緒に学べるというウィンウィンな状況ができるハズ!(超理想的ですが・・・)


あべさんの記事を読んでいて、ふつーに、

「あ、子どもたちに混ざって一緒に授業受けたい」

と本気で思いました。

これからもシリーズが続くと思いますので、言語に興味のある方はぜひご覧ください!


言語を学ぶ目的


言語を学ぶ真の目的は、試験に受かることでも、スキルをつけることでも、資格をとることでもありません。

ボクが想う言語を学ぶ目的とは、地球の反対側にいる人と同じ言語を使って笑いあったり、名作とよばれる本を原語で読んで感動したり、歌を心で聞いて涙したり、その国の文化を言語を通して学んだりすることこそが第二言語を学ぶ一番の楽しみだと信じています。

有名なことわざにこんな言葉があります。

He who learns a new language acquires a new soul

訳はご自由にお考え下さい。


書くことを仕事にするための励みになります。