#24 -4歳児の鼓動を聞いてみる
おとーさんのしんぞーきかせてー
そう言ってはボクの所へやってきて胸に耳をあて、心臓が打つ音を聞こうとする娘。
おとーさんのしんぞーうごいてないよー
というので、娘の耳をも少し左にずらす。
どっ・・・どっ・・・どっ・・・どっ・・・
聞こえるぅー!
まるでお気に入りの音楽をヘッドフォンで聞くかの様に熱心に鼓動を聞いているもうすぐ4歳になる娘。
最近の流行りらしいです。
*
ヨメが長女を妊娠中、一緒にいったエコー検査で初めて娘の心臓の音を聞いた時、あぁ、ホントにこのお腹の中に小さな命が宿っているんだ。と感動をしたもの確かだったのですが、それよりも、
鼓動はやっ!!!
と、心拍数の速さに驚いたのを覚えています。
ヴァウヴァウヴァウヴァウヴァウヴァウ
32kbpsくらいの荒い音質で自分が思っていた心臓の音とはずいぶん違い、これがそうですよーと、言われないと気づかないくらいだったと思う。
ちなみに調べてみると、心拍数はこの様に変化していくらしい。
乳児120~140
幼児100~110
学童80~100
成人70~80
老人60~70
乳児と老人では、ほぼ倍の差がある。
4歳になる娘の鼓動を聞くとまるで4つ打ちを聞いているかのようなビートを刻んでいる。
これが、はしゃぎまくった後とかになればもっと早くなる。
小動物かっ!とツッコミたくなるくらい早い。
やっぱり小さな子どもってボクたちと全然違ったスピード(時間軸)で暮らしてるんだなーと。
そりゃ節操なく動き回っちゃいますよね。
そりゃ訳の分からない言語を猛スピードで喋っちゃいますよね。
そりゃおならだってたくさんでちゃいますよね。
そりゃおならと思ってたらそうじゃないもの一緒にでちゃいますよね。
ってなる。
ボクの番が終われば、
今度はアタシ。と家族メンバーごとの心臓の音を試聞き合うのがルーチンになってます。w
ちなみに冬眠中のクマさんは心拍数が10を切ることもあるようです。
すごいですね。クマさん。
一度でいいからそんなゆっくりな心臓の音、聞いてみたいですよね。
耳をあてて。
そしてそんな冬眠中のクマさん、妊娠してたら冬眠しながら分娩もしちゃうんですね。
すごいですよね。クマさん。
*
最後はクマさんに話をもっていかれそうになりましたが、
言いたかったことは、
子どもの心音を聞いてみください。
ということです。
そして子どもにも自分の心音を聞かせてあげてください。
書くことを仕事にするための励みになります。