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ひとり旅で気がつく幸せ
週末に、家族…小学生2人と夫、猫sをおいて
一泊だけのひとり旅に出ています。
横浜でスピッツのライブがあって
終わった後、帰れない距離じゃないけれど
終電間近になってしまうはずだから
ライブ会場そばで一泊、
ホテルステイをさせてもらうことにしました。
まずひとり旅で私が好きだなぁと思うのは
いく道中の電車からの眺め。
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知らない街の生活が垣間見えて
たとえば、窓からの灯りや
チラチラと動くシルエット
自転車でサーっと通り過ぎる人…
それらを見てると
どんな人がどんな生活をしてるのかな
きっとみんな色んな生活があって
そして、どの人にも
幸せな瞬間があったり
大変な瞬間があったりして
それらを毎日、毎日積み重ねながら
今を生きているんだなぁと想像を膨らます。
私の知らないところで。
でも私と同じように
みんな生きている。
なんか励まされるような気がして
ほっとするのです。
そしてもう一つ好きなのは
自分がこの世界の片隅にいるんだなぁと
思えること。
なんか、ポツンと感…が好き。
一人で見る世界。
吹いてくる風も匂いも
いつもよりも鮮明になって
だから、私の内側も
より鮮やかな世界になってくる。
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普段はめったに歩かない路地裏も
色んな人の声や音を聞きながら
私の知らない世界に思いを馳せる。
ドキドキしながら
小説の世界を一人で旅している感じ。
自分の存在を取り戻すためにも
ひとり時間、ひとり旅はとても必要だなあと
思います。
それからそれから。
一人だと、たとえば美味しいものを食べた時、
誰かと「美味しいっ!」て言い合いたくても
できなくて
だからこそ、誰かといることの
素晴らしさなんかも思い出させてくれるもの。
私は一人でいることもできるし
何かを分かち合いたいと思える人もいる。
その幸せを思い出すことが
ひとり時間、ひとり旅のよさだなぁと
思います。
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長男と食べたらきっともっと美味しかった!
でも、やっぱり「気ままさ」こそが
ひとり旅の醍醐味。
これまで、中華街には一度しか来たことがなくて
もう、記憶も曖昧。
朝ご飯には中華粥を食べたくて
てくてくと向かいました。
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お粥食べるために30分以上待つって
息子たちがいたらきっと無理だったけど。
私は周りの人の話し声や
お店から立ち上る湯気をみながらワクワク。
並んでいる間に、体が冷えて
ますますお粥へのワクワクが高まったりして。
そして、やっと店内へ。
えび、いか、ほたて入りの
滋味深いスープ粥。
トロトロです。
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はぁ〜待ってよかった〜。
冷えた体にスーッと染み入るおいしさでした。
ペロッと平らげ、お店を出たら
真っ赤なビルでした。
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体も温まって、元気満タン♪
フラフラと街歩き。
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街がかわいいなぁ。
空と赤と緑。
小籠包と月餅と肉まんばかり売っている。
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少し狭い路地に入ったら
占いコーナーがたくさんでした。
実は私…ひとり旅あるあるかもだけど
ちょっと変なテンションになっちゃって
こんな時でもないと、占いなんて
やらないから〜って
手相と誕生日から出す運勢、
それぞれ見てもらいました(笑)
「何を聞きたいですか?」って
聞かれて、何も出てこないで困るという…。
持ち前のざっくりふんわり感で
ごまかして占ってもらいました。
なんか、親指が外側向いてて
面倒見がいいらしいのと
「土」だらけの星まわりらしくて
何かを育むことが得意らしいです。
てくてく歩いていたら
お腹もこなれてきたので
お次は小籠包屋さんに並びました。
お店のおすすめは焼き小籠包だったみたいだけど
「蒸し」一択な私。
ここは譲らずに蒸し小籠包をチョイス。
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はぁ〜美味しい〜。
溢れる肉汁でした。
6個は多いかなと思いながら注文したけれど
一気に平らげました。
幸せでした。
ということで
そろそろ帰らなくちゃなということで
中華街を後にして
コインロッカーで荷物をピックアップして
帰路へ。
家族が喜びそうなお土産も
考えるのも、また楽しいひととき。
おうちに帰って、息子たちに見せて
食べてもらって、ドキドキの答え合わせ。
お母ちゃん、合ってた?
さて…今回はいかに。
家に帰るのも楽しみです。
たくさんたくさん
自分を感じて、自分と会話して。
自分の内側を開くことのできるひとり旅。
非日常を感じて
そしていつもの場所へ戻る安堵感。
ひとり旅ってやっぱりいいな。
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