笑顔をつくる、ある医者の話。治療はしない!体の仕組みを教えて成長・発達させよう。
笑顔をつくる仕事をしている医者がいる!?
東京の新橋で「未来歯科」という歯医者さんを開いています。ここは、”ふつう”の歯医者さんとはだいぶ違います。妊娠中の方、0歳からの赤ちゃん、お年寄りまでが通ってきてくれますが、主な来院者は、「子ども」です。
”ふつう”の歯医者さんとの一番の違いは、ほとんど「治療をしない」ということです。これは、未来歯科のひとつの大きな柱です。では、治療をしないのに何をやっているのかというと、子どもたちが、踊ったり、雑巾がけ競争をしたり、大声を出したり、泣いたり笑ったりといったことをやっています。
「こんなことに何の意味があるのだろう?」
「なぜ、歯医者さんなのに、踊ったり、笑ったりするのだろう?」
と思われましたか。
もちろん、私は歯医者さんなので、「美しい歯並び」「虫歯のない歯」「口の中を健康」にするという目的があるのは当然ですが、子どもたちの「未来の健康や幸せの土台となる体づくり」を目指し、長年、独自のメソッドを作ってきました。
子ども時代に、ちゃんと土台を築いておけば、大人になってからも、幸せな生き方ができる可能性が広がります。
口とは生きる土台=呼吸をする&食べる場所のこと。この機能の発達はできているようで、できていない!?
未来歯科に長く定期的に通っている子どもたちは、”ふつう”とはちょっといます。どう違うのかというと、
「笑顔がとびきりかわいい」
「自分で考える力があり」
「親とも仲良く」
「物怖じせず」
「好奇心旺盛で元気いっぱい」
な子どもたちです。
一昔前には当たり前だったような元気な子どもたちが、近年は少なくなってきていると感じています。口がぽかんと開いたままの子、笑顔ややる気がない子、大きな声で泣けない子、声が小さい子、落ち着きがない子、親の言うことに聞く耳をもたない子が、近年の”ふつう”になってしまっているのが現状です。
口から全身の教育、親という環境の教育も整えると、”人間はまるごと成長・発達”する
私は、親が子どもの成長について少し知識を得て、子どものアイデンティティを決めて、見守るだけで、子育てはどんどん楽しくなると思っています。
未来歯科にふたりの子どもを通わせている田中さんというご家族があります。田中さんは、私からこれまで習ったことがない「子どもの成長」についての話を聞いて、最初は驚いたそうです。
”未来歯科に通うようになり、明確な答えがみつからなかった”成長”というテーマにひとつの目安をもつことができるようになって、初めての子育てながら、目的が理解できるようになりました。
それまで、子どもの成長については、どこに聞いても「個人差がありますから」と言われて終わっていましたが、未来歯科で、子どもの身体ができていく黄金期について、どういう発達がその時期のゴールであり、そのゴールに向かって、どの様な対応・行動をすればいいのかがわかるようになり、不安がなくなりました。不安がなくなると、親も子も楽になっていき、親が迷いなく自信をもって生きていると、子どもも幸せだし、家族全員で成長できて、絆も深まった気がします”
とのことです。
成長発達の基本を知ることで、家族の未来が変わる!
成長発達の基本を知り、その問題を解決することは、家族の未来を大きく変えます。子どもたちの教育とは、親の教育そのものなのです。
子どもたちや赤ちゃんたちの健康な発育・成長を妨げている、その根本の原因にアプローチすることで、信じられないほど驚くべき短期間で、子どもたちは正常な肉体と健康を取り戻します。
私が見据えているのは、子どもたちや赤ちゃんのこれからの未来です。だからこそ、未来歯科の指導は、赤ちゃんがお母さんのおなかのなかにいるときから始まります。そして、生まれてからも、まだ乳歯さえ生え始めていない0歳のときから、歯科指導は始まります。未来歯科では、口の中の治療だけにとどまるのではなく、姿勢や噛み合わせを改善することで、お口の中を改善し、全身の健康を守るのです。
たとえ食べ物が少しくらい良くなかったとしても、健康な人は、実はいっぱいいます。でも、呼吸の仕方が悪くて、健康な人は一人もいないのです。今、日本人の多くがこの呼吸の問題によって、睡眠、体調、五感、内臓機能の問題から、肉体、意識、精神的な問題まで起こしています。
呼吸はたった5分止めてしまうだけで、命が止まるほど最も重要なことですが、この呼吸が口の成長に大きくかかわっていることは、今まで全く医療では取り扱ってこなかったのです。
歯並びは呼吸と姿勢で整う?
私は、35年に渡る研究により、歯並び、噛み合わせは、呼吸と姿勢という何気なく行う行動パターンからカタチづくられることを発見しました。そのことを「かわべ式姿勢咬合」理論として体系化し、確立することができました。そして、子育ての問題を子どもの問題だとはとらえずに、親育て、そして社会を育てるという方向性に変えたら、
「子育て=笑顔育て、家族の絆育て」なのだということに進化していきました。私には、子どもたちや赤ちゃんの健康で笑顔あふれる無限の可能性に充ちた未来と、歯科医療からはじまる日本の医療の大いなる未来が見えるのです。
歯並びの問題も、虫歯の問題も、成長するとおこる歯周病の問題も、成長のステージに合わせて、呼吸、飲み込み、食べ物、そして、親子の行動パターン、考え方、環境としての親、環境としての社会まで、その問題が創り出す同じ行動と体の成長のパターンがあるのです。
そのことを脳科学・心理学・哲学・歯科医学など多方面から知り、子育てを楽しみながら、家族が最高の笑顔で毎日過ごせる習慣を身につけていただきたいと思います。
人はいつでも成長できる。でも!成長・発達の黄金期は抑えるべし!
いつからでもどこでも、人は成長していける、それが私の考え方です。特に、親が知識を得、意識して行動できるようになるだけで、子ども達は、とてもスムーズに成長していきます。
特に、生まれた瞬間から1歳6か月になるまでの「成長黄金期」にきちんと成長させてあげることで、発達・成長のしっかりとした土台ができるのです。
これまでにない”かわべ式”の理論とメソッドは、子育てのスイッチとして、皆さんの力になれると思います。
成長・発達という観点から、呼吸、飲み込みの機能の問題から起こる親子の健康問題を、どのようにスイッチ(対処法、チャンス、出会い)で解決していくかを一緒に考えていきましょう。
子どもの健康へのスイッチオン!
今までの常識と言われるものとは反対の理論にスイッチを!ーはじめにより
川邉先生による『子育てスイッチ』紹介
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10月30日(金)川邉研次氏Zoomライブ配信[参加費:500円]ご参加お待ちしています!
11/11〜1/15 全3回 各日10:30-11:30 連続講座 歯とお口から考える子育て 0~1歳半児編 / 3~6歳児編[ZOOMライブ配信後日録画配信チケット付き]ご参加お待ちしています!
川邉研次
1953年、愛知県半田市生まれ。歯科医師として、噛み合わせ治療や顎関節治療において、歯を削ることや抜くことに疑問を感じる。自身の交通事故による顎関節症で整体に通うなかで姿勢に着目。その後、数々の試行錯誤の末、世界初の予防歯科システム「姿勢咬合によるメソッド」を開発。削る治療から削らない治療へ、そして薬の臭いの無い歯科医院を目指し活動する。現在は、口腔内にとどまらず、全身疾患の根本的原因を捉えるトレーニング、解決を図るためのセミナーを積極的に行っている。また、20年以上の長きに渡りホワイトニングの研究・セミナーを続けており、これまでに受講した歯科医師数は、のべ1,700名以上、1,500件以上の全国の歯科医院でその技術が導入されている。著書に、「知っておきたい「最新歯科医療」」、「「身長伸ばし」5分間ダイエット」、「かわべ式 願いをかなえるハッピーノート」、「手相を描けば幸せになれる!」など多数。累計約100万部。
2020年、これまで培ってきたメソッドをまとめた
『かわべ式 子育てスイッチ 〜生まれた瞬間からグングン発達する88の秘訣〜』を上梓。
◆『子育てスイッチ』について◆
35年間、赤ちゃんや子どもたちの成長を見続けてきた歯科医が書いた「子育て」の本。目指すのは「こころとからだの健康」です。今まで、歯医者も産婦人科医も小児科医も、誰も教えてくれなかった、生まれた時からすぐ始められる!息食動想環の繋がりで考える、親と子どもが幸せになるための88の子育てスイッチ!
本書はオールカラーで、ペタ―っと開いて読みやすいコデックス装を採用。月齢ごとに必要なメソッドごとに、見開きでわかりやすく紹介しています。
抱っこの仕方やおっぱいの与え方、泣かせ方、歯が生える前の歯磨きの方法、お口ぽかんにならないための姿勢から親が元気でいるための秘訣まで。
赤ちゃんも親も笑顔で成長するためのメソッドが満載です!
Amazon部門別ベストセラー1位!
■オンラインショップ「BASE」には、お得なセットもあります!
■無料セミナーのご案内
『かわべ式 子育てスイッチ
〜生まれた瞬間からグングン発達する88の秘訣〜』をご購入の方全員を対象に、川邉研次先生による、無料Zoomオンラインセミナーが開催されます。
7月8日 水曜日 午前11時~30分 (終了)
7月12日 日曜日 午後 8時~30分
7月24日 金曜日 午後 3時~30分
▼詳細は、こちらの
「未来歯科 川邊研次先生Facebookページ」
に随時アップされます。