見出し画像

IF関数02:ネストで3分岐

前回は、文字列(雨)を判定したIF関数
今回は、数値を判定するIF関数を例にネストについて見ていきましょう。

■IF関数のネストとは?

ネストとは、関数式の中に関数式を入れる マトリョーシカ(ロシアの民芸品人形)のような入れ子構造になる記述方法です。

大きな人形の中に、小さい人形を入れられる
小さい人形の中に、もっと小さい人形を入れられる

IF関数は、結果を2パターンに分ける関数ですが
 例:(1)雨なら傘に ○
   (2)雨でなければ傘に ✕
ネストすると3パターン以上に分けられます。
 例:降水確率を判定して傘に印をつける
   (1)65以上なら ○
   (2)50以上なら △
   (3)それ以外は ✕

※ネストは、関数ウィザードに頼りすぎると非常に書きにくいため
 IF関数式の記述を理解し関数式を直接入力しましょう。
 
ネストの書き方のコツは、次のnoteで解説します。

■IF関数のネスト例

例では、降水確率の数値を判定して結果を3分岐させ ○ △ ✕ を戻り値にしています。 

IF関数式の中に、別のIF関数式が入っています。

■ネストのイメージ

IF関数式では、真の場合 偽の場合 を記述する部分にネストすることができます。
他の関数でもネストは使用します、ネストのイメージをつかんでおきましょう。

30レベルまでネストしたイメージ
※IF関数は、最大64レベルまでネストできます。

【関連note】
IF関数01:もしも雨なら‥‥
IF関数02:ネストで3分岐
IF関数03:ネストのコツ
IF関数04:まとめ
IF関数05:論理式の使用例
以上、以下、未満、より大きい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?