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「時間なんてスマホで見れば良くない?」派閥ってなんか怖くないですか?【腕時計・スマートウォッチ】

スマートウォッチを一年ほどつけていました。
ミーでハーだけど逆張りな私は「そろそろ皆も飽き始めたじゃろ! 我が!そろそろ我がつける番じゃ!」とわがままお姫様ばりにじいや(Amazon)に申し付けて家に届けてもらいました。

私が勝ったものはそんなに高いものではなかったですが、中々にスマートでつけ心地も悪くなく、お風呂以外は寝る時もつけていました。
それでも睡眠の質がさがったというわけはなく、なにより睡眠時間や質も記録できるんですから中々に素晴らしいやつです。
一日歩いた記録や、スマホの通知連系、あとはタッチでSuicaみたいな機能もついていました。(使ってませんでしたが)

会社員時代(現・ニート)にもほとんど腕時計なんてつけてこなかった私です。
当初はつけていたのですが、入社二ヶ月くらいで「あれこれシステムエンジニアには必要ないんじゃ?」と気づいてからはもう腕時計は家で飾る置き物と化したのです。
※1日中PCの前に居る人間です。右下か左下を見れば時間がわかるんです。

そんな私でも1年間つけても問題ないくらいスマートなウォッチ、中々に快適な日々を過ごさせていただきました。
しかしながら、私は日々進化する人間です。
こういう新しいものを試したときは絶対に振り返りを行います。
私はプライベートでもTODOタスクツールを使って周りの人間をドン引きさせるタイプのオタクです。
つけ始めた1年後にしっかり「スマートウォッチ振り返り」というタスクを作り、先日そのタスクをこなしたといった次第です。
その結果「まあ無くても良いな」となりました。それ以降はつけていません。やっぱりあるのとないのじゃない方が快適だからね。(向いていない)

さて、そんな一年間、私はある質問を周囲から投げかけられていました。
それが今回のタイトル「時間って別にスマホ見れば良くない?」です。

実は私がスマートウォッチをつけて気づいたことに「腕に時計があると案外便利」があります。
私はウォーキングやサイクリングを好みます。
その際にスマホをわざわざ取り出すのではなく、クイッと腕をひねるだけで時間がわかるのが結構便利なんです。
それに混雑している駅でもそうです。
スマホを取り出すのは危険です。落とすかも知れないし、人が多い中視線を手元にうつすのも危ない。ならアクション数が少ない方が良いです。

スマホの場合
1.ポッケやカバンからスマホを取り出す
2.電源ボタンを押す、もしくは顔認証をして画面を表示させる
3.ポッケやカバンにスマホをしまう

腕時計の場合
1.手首をひっくり返す

この違いです。マジで言ってますよ?
しかしそれをアピールした所「いやそのためだけに着けるのってw」となるのです。

これはですね、本当に伝わらない。
私の職業柄、周りはシステムエンジニアが多いです。理系の連中ばかりです。
大学時代女子と遊ぶよりもプログラムのコードと遊んでた時間のほうが多い連中です。
理論的で現実的で頭の硬いにちゃにちゃ笑うオタクくんたちです(最低な言いよう)
「大衆が好んでることを少し小馬鹿にする」
「いや俺家にテレビ無いんでw芸能人とかわからんですw」
「このご時世にはんこって使います?w」
「腕時計www時間しか見れない老害のシンボルでしょ?」
が前提にある方々に「時間が知れる腕」の良さは本当に伝えられないなとなりました。

あと、スマートウォッチはオシャレが出来るんですよね。
私は本体(文字盤)とバンドが分離できるやつを使っていました。
なのでサードパーティ製のバンドを買い替えたりして、洋服との組み合わせを楽しむことも出来たのです。
これが中々に面白い。
スマートフォンのカバーを洋服ごとに変える感じ。
こんなの面倒でなかなかやらないですよね。
でも面倒だからこそ面白いし、愛着がわくのです。
おそらく腕時計やスマートウォッチ反対派には一生伝わらない感覚何じゃないかなと思います。

余談ですが、私に影響を受けてスマートウォッチを買った人間が一人だけいましたが、その方は「俺には合わない」と一ヶ月ほどでやめていました。
良さを共有できなくて残念ですが、素晴らしいですよね。ちゃんと試してから決断を下す。こういう人間になりたいものです。

さて色々と話してしまいましたが
「腕に時計がある」
という一定以上の年齢の方や時間が大事な職業の方なら当然すぎる文化も、別の文化の人間がやると案外発見があるということがわかりました。
スマートウォッチ一年時代は結構楽しかったです。
「ストレスを感じた時間」とかもわかるようになっていて、どんな仕組みなのか気になる所です。

「腕時計は社会人のマナー」は言いすぎですが
「腕時計はオシャレな社会人の嗜み」なら納得するくらいに心境の変化がありました。

最初は私も「いや時間ならスマホがあるってwww」な人間でしたが、ものはためしです。
こういうことがあるもんだから、人生は辞められないもんです。
明日も生きてやるかなという雑すぎる前向きな気持ちになった所で、今回は以上。

それでは。




おまけ
男性は時計を左手につける風潮がある前提で話しますが、Suica機能がついているスマートウォッチをつけている男性、駅の改札で必死に左手を右側にもっていってるの憐れですよねあれ。
なにがしたいんですかあれ。
なんか、もっとさあ、考えると良いんじゃないんでしょうか(ずっと疑問でした)
もしこれ読んでいる方で改札必死右側の方がいらっしゃいましたら、コメントを求めます。

サポートという機能があるのに初めて気づきました。みなさんもそうだと思うのでぜひ私のエッセイで試してよいですよ。お願いします。