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【エッセイ】まず野菜って「サブウェイ」と「それ以外」に分かれるよね

皆さまサブウェイはお好きですか?
私は「一駅に一つサブウェイ運動」があれば仕事を辞めての参加を辞さないほど愛しています。

さて。
野菜って、まず美味しくないじゃないですか?(唐突な喧嘩売り)
私が本来の野菜の美味しさに気づいていない可能性は置いておきます。
でももし肉と刺し身のみで
完璧な栄養バランス
気持ち良いほどの快便
食糧難的なあれこれ

が満たせるのであれば、皆さま野菜は食べないと思います。
上の三つの条件が満たされた時、この世の食事は「味」だけになります。
その世界に野菜の場所はありません。

その世界じゃなくとも、私は栄養や体のために野菜を食べているフシがあります。
野菜が美味しいのは存じております。
私は野菜の中で特にトマトが好きなのですが、以前畑でもぎったトマトをがぶりとやったことがあります。
あれは美味しかった。新鮮なトマトは甘くて酸味が少なくがぶがぶいけるのです。
でも、近くに新鮮なマグロの刺し身がなっていれば(?)私はそちらを頂きます。食べかけのトマトを投げ捨てて。

この「野菜くん『栄養』に頼りすぎ問題」はもっと皆さん気づくべきです。
野菜は「栄養」に頼り過ぎなんです。「栄養」を取ったら野菜には何が残るのでしょうか。

かの有名な哲学者ソクラテスと同じ人間である私が作った完璧すぎる野菜くんグラフ


お肉くんの場合

最低ですよね。私は野菜の存在価値を、味ではなく栄養にしか見出していないのです。
女性と体の関係だけもって精神は依存させないひどい男のようです。
そう、私は最低なんです。
でもそれは事実。肉や刺し身が天下を取った時、野菜は不要になるんです。


ただひとつ、サブウェイを除いて


サブウェイは間違いなく奇跡のサンドウィッチ屋さんです。
野菜が主役なのに、美味しいんです。
もちろん土台にはパンがおり、ドレッシングと一緒になっておりますが。
野菜が美味しい。
野菜を美味しいと感じられる唯一の場所。
それがサブウェイ。
サブウェイについて説明をしようと思ったのですが、まさかこの現代に置いて唯一「野菜を美味しく食べられる場所」と知られるサブウェイを知らないなんていないのと思ったので本当に簡単にします。

美味しいサンドウィッチが食べられ、注文のカスタマイズ性のある素敵な店

それがサブウェイです。

あそこは世界で一番ピーマンを美味しく食べられるチェーン店です。
いつも私はピーマン多めに頼んでいます。ピーマンだけです。
ピーマンが美味しいだなんて、サブウェイがなければ気づきませんでした。
ちなみに他の野菜は適量が良い。
以前サブウェイに初めて訪れたであろうカップルが先に並んでいたことがありました。
サブウェイは店員さんが軒並み丁寧です。
敷居が高い注文方法(微妙に誤用)ですが、それを緩和させる店員さんがいるのです。
流れるように店員さんが説明を行い、野菜のコーナーに差し掛かりました。
店員さま「野菜はすべて入れても良いですか? 増やすことも可能です」
カップル男「増やせるなら全部増やしたほうがお得じゃん」
カップル女「ね。両方とも全部増やして下さい」

若いねえ(笑)
わかりますよわかります。増やせるなら増やす。
それがお得なのはわかります。
でも、一番大事なのはバランスなんですよ。
パンと野菜とドレッシングのバランス。全部増やすと崩れてしまいます。
そして「増やせるなら増やす」。
なんとも粋じゃない。無粋です。
矮小な矮小な私の唯一の心の軸と言っても良い。それは「粋」。
私は粋じゃないことはしたくないのです。
だからピーマンだけ。ピーマンだけ増やしてもらうのです。
それをありがたく食す。
サブウェイは野菜が美味しい、美味しい野菜はサブウェイ。
つまり、そういうことなのです。
野菜オンリーを味わうならアボカドベジーやベジーデライト。
「サンドウィッチの具は結局たまご最強派閥」に属してる私はもっぱらたまごで頂いておりますが。
もちろん野菜はお肉とのタッグも最強です。テリヤキチキンやチリチキンなどでいただくこともあります。最高ですね。うへへ。

落ち着きましょうか。
先程はマグロが木になっていたり、お肉と刺し身の栄養が狂気の沙汰になる世界の話をしてしまいましたが、そんなことは夢物語です。
我々人間はお肉やお魚とともに野菜を食べるのが健康だ、と歴史を見る限り言えるはずです。
なので野菜は食べなくてはいけません。
でもできるだけ美味しく食べたいのであれば、サブウェイに行くと良いんだよな。今日の私はそう言っているのです。
2023/03現在、ザクタルチキンというタルタルソースに野菜を混ぜたどれだけ野菜食べさせたいんですかサブウェイさん(笑)一生ついてきます(笑)と思わせるメニューも出ています。
「最近野菜摂ってないな」
そう思う方はぜひサブウェイへ。ピーマン嫌い以外はピーマンの増量もおすすめです。
それでは。



サポートという機能があるのに初めて気づきました。みなさんもそうだと思うのでぜひ私のエッセイで試してよいですよ。お願いします。