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大晦日のBerliner

ドイツでは、大晦日にBerlinerという揚げ菓子を食べる。いわゆるジャム入りドーナツである。年中売られているけれど、大晦日用にはトッピングやジャムの種類が増える。

昨日の30日、私も「そう言えば!」と思い出して近所のベーカリーが裏の自社工場で揚げているBerlinerを購入した。本当は粉砂糖とアイシングの両方のトッピングが欲しかったのだけれど、閉店間近で、私の欲しかったリンゴとベリーのジャム入りは、粉砂糖トッピングのものはすでになかった。


さすが老舗のベーカリー、
生地やジャムの入り具合もgood!

事前に大量に予約注文して、裏の工場側に直接受け取りに来ている人もちらほらいた。大晦日の今日は日曜で店が開いていないので、うっかり買い忘れる人もいたかも知れない。残っていて良かった。なければ別に食べなくてもいいのだけれどね。


日本の習慣も取り入れて、今晩はそばにしようかと今思いついた。(計画性なし(笑))


そして日本での紅白のように毎年放映されるのが「Dinner for One」。英語が分からずとも楽しめる。ちなみに英国では大晦日にこのコメディを観る習慣は全く無いそう。なんせ製作したのはドイツのテレビ局だったのだ。




夜は花火や爆竹でうるさくなるだろうけれど、これが欧州での大晦日の醍醐味(爆竹はすでに鳴り始めている)。年が明けたらささっと2日から日常に戻るのもドイツ。


皆様もよい新年をお迎え下さい❤


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