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久々のクリスマス@ドイツ

長くて暗い冬の北ドイツで、久々のクリスマス。そして年越し。クリスチャンでもないし、厳かな気分になるわけではないけれど、キャンドルを灯したりライトアップされた町並みを楽しむ。

子供が小さかった頃は、もちろん家族や親戚が集まってのプレゼント交換や食事&お泊りもしていたけれど、今では義務的なことがなくて気楽だ。明日は娘と寿司を作る。

今年はまだシュトレンも食べていないし、クリスマスマーケットがたたまれてしまう前にせめてこれを食べたい!と思って屋台で買ったのはSchmalzkuchen(Schmalzgebäckとも呼ばれる)という揚げ菓子。 ドーナツよりややもっちりしている。年に一度は食べたい。


職場に新しく加わった同僚はアフリカの某国出身。お子さんがお寿司が大好きだとのことで、いつも外食では高いので家で作れるよう巻き寿司を教えて欲しいと言われ、先日一緒に作った。彼女(クリスチャン)の国のクリスマスのお祝いは年明けだそうで、その時に祖国の伝統的なクリスマス料理を食べるのだそう。そしてここドイツでのクリスマスの日程には、今年は人を呼んでお寿司をふるまいたいのだと言った。

私と一緒に作った後、すでにもう一度自分で練習して、なんとか上手く巻けるようになったと2度目の写真を見せてくれた。なにせ一緒に買い物をした時に、材料だけでなく炊飯器も購入した彼女。モチベが高い。

コスモポリタンな都市に住んでいると、それぞれの背景があってそれぞれの年末年始の過ごし方があるのだと改めて思う。クリスマスを全く祝わない文化の人たちももちろん多い。違いを尊重しあう姿勢を持っている人たちといると、心地よい。時に世話好き過ぎて、過干渉してくる人もいるけれど、それはスルーだ。

今年は大移動の年だった。動いて本当に良かったと思う。来年はあれをしたい、これをしたい、という願望もふつふつと湧きつつある。仕事も楽しく頑張りたい。

感謝。



皆さんにも、Happy Holidays!! 


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