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ロンドン近郊ハーフマラソン参加録#3 レディング(Reading)ハーフマラソン2024Apr.
3ヶ月連続ロンドンから日帰りハーフマラソンチャレンジの最後はReadingのハーフマラソン、今回で42回目の歴史ある大会で5000人規模のランナーが参加しているらしい。今までの2回はこちら。
Readingはロンドンの西にあるテムズ川流域の街で、Elizabeth Lineも通っていてロンドン市内中心までも直通。パディントンからNational Railに乗ると30分ほどで着くロンドン通勤圏の街。一方で市内には大学も企業もあるし、テムズ川流域の中心都市として拠点性もあるので東京でいう立川みたいな感じかも。あぁ、なんか割としっくりくるな立川。中央線で1hくらい、あずさに乗れば30分くらいも同じようなもんだし、どっちも中心部の割と近くに多摩川、テムズ川という川がある。だとすれば、Oxfordが八王子みたいな感じかな……、とそんな話はともかくReading Half。スタートはゆっくりめの日曜10:15。
1.現地へ
もともとElizabeth Lineで行こうと思っていたが、日曜あるあるの改修工事かなにかで8時前までイーリングより東の電車がないらしい。駅から会場までのシャトルバスの最終が一応案内では8:50とのことだったので、8:30までには着きたいのでちょっと厳しい。ということでNational Railのチケットを予約。往復で25ポンド。今回は前日に鮭の炊き込みご飯をタイマーでセットして朝に味噌汁と食べる。そしておにぎりにして車内で食べる用に持参とお米パワーを信じていくことにする。練習不足もあるだろうが、これまでの2レースでは最後数キロばててしまったので、普段ハーフは手ぶらで走っているが、しっかり食べて且つジェルを一個持っていくことにした。パディントン駅から電車に乗るが、出発時間になっても発車せず結局15分弱遅れで出発。道中、菜の花畑が綺麗だった。
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Readingの駅に着いてランナーの流れについていくと、駅前に列ができていてその先にバスがある。最初列の長さにびっくりしたが、スムーズに進んでいきバスもどんどん待機していたので割とすぐに乗れた。バスは事前にキャッシュレスで1.5ポンドと案内が来ていた。
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10分も乗らずに大会会場のGreen Parkに到着。スタジアムの中を抜けるがチラッとみると、ゴールはスタジアムの中にあるようで楽しみ。スタジアムを抜けたところに事務局やマッサージ、いくつかの食べ物を売っているテント、荷物預かり場所などがある。
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2.スタート地点へ
荷物を預けてスタート地点へ向かう。スマホも預けているので写真はないが、公園の中を抜けて少し行ったところがスタート地点で仮設トイレもいくつかある。スタートはエリート、85分まで自己申告のイエローBiB、その後の赤BIBなどにわかれていてWaveスタート。この日は85分切りが目標だったが、申し込み時点ではたぶん90分とかで申告していたのか、赤BiBだった。レース開始前に80分のペーサーが赤エリアにも来て80分ペースで行きたいやつはこっちに来ていいよとのことで数名が出ていった。スタートが2分ほど前のグループと空けてWaveで最初3分55くらいで入ったらあまり人がいない+前のグループはまだ遠い、でコースがちょっと不安に思ってしまったのとしばらく少人数で走るかたちだったので、結果的にはこの時前のイエローBiBのところに着いていけばよかったかも。気温は10度ちょいでやや肌寒いが、太陽が出てきて少し気温もあがっていき、かなりマラソンには適した気温だったと思う。
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3.レース
前述通り割としっかりしたWaveスタートで前のグループが出てからしばらく待たされたので、最初僕ともう1、2人くらいで3分50くらいのペースでしばらく進むことになってしまった。ただコースに関しては沿道に事務局や観客がいるのでわかりやすかった。しばらく進むと、前のグループの人に追いついたりもしてくるので走りやすくなったが、最初数キロはちょっとペースが掴みにくく走りにくかった。コースはややアップダウンがところどころ出てきて、特に登りはしんどいが、Readingの街中を走っていくこともあり応援がかなり多いので元気が出る。特にBIBに大きく名前が印刷してあるので結構名前を呼んで応援してくれるのは、楽しい。バルセロナマラソンもこのスタイルでよかった。
給水は水のみで、3、6、9、12マイルにある。小さいペットボトルで渡してくれる。持参したジェルはたぶん6マイルのところくらいで口にした。最後少し登って下って、があるが、ラスト2、3kmは平坦でスタジアムに戻っていく。ラスト800mくらいで少しのぼるが、スタジアムがもう見えていてテンションがあがる。最後200mくらいは観客の多いスタジアムの中のタータンを走ってFinishできるのですごくよかった。天気も良く声援があり気持ちいい。
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この日は85分切りを目指していたので4分平均、最後どうせ遅くなるから3分56くらいで入ってと思っていた。前述通りWaveスタートが思ったよりはっきりWaveで同じペースの人がほぼおらず前半やや不安定だったが、その後なんとなくいい感じのペースの人を適宜みつけたりしつつ着いていったりで割と崩れず持って来れたこともあって、85分は難なく切れそうだった。あとはベストが出たらいいなと思って走った。最後まで割とちゃんと足が動いた感覚があり、ラストのスタジアムもテンションあがって走れることもあり、結果的に83分ちょっとで自己ベストでよかった。
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4.ゴール後
ゴール後は水とメダルが配られ、その後事前に別料金のTシャツなどを申し込んだ人(ゼッケンで区別されている)とそうでない人で分かれTシャツ申し込んだ人たちはTシャツやお菓子などを受け取っていた。メダルはライオンデザイン。
帰りも同じようにシャトルバスがReading駅まで出ているが、交通規制をしているからか帰りは遠回りで行きよりだいぶ時間がかかってReadingに着いた。
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Readingは以前テムズ川フットパスランの際にも来て、雨宿りがてらReading Musesumは訪れていた(下記記事)ので今回は少し市街地からは歩くが、Google MapでみつけておもしろそうだったThe Museum of English Rural life(田園生活博物館)にいってみることにした。途中アジア料理店でランチとレース後のハーフパイントビールでFuel補給。
駅の方から15分ちょっと南に歩いていくとReading Universityがあり、そこにこの博物館はある。
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入場は無料で、中に入ると農業サイクル、農機具や家畜の健康などなど過去のイギリスの田舎の生活にまつわる様々な展示がありなかなか興味深い。2階にはLadybird bookの展示も少しあった。
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一通り展示をみたあと、併設のカフェでケーキと紅茶を食べた。ここの博物館のミュージアムショップはカントリーサイドがテーマということもあってか家畜や鳥、自然などに関するプロダクトが多く、個人的には好みだったのでいくつか商品を購入。欲しいものが多くて悩ましかった。
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総合的にユニークで楽しい博物館だったので、Readingに来ることがあれば足を運んでみるのがおすすめ。まぁ、あまりReadingに来ることはないかもだけど、このハーフマラソンとかサッカーの試合とか……。1h半弱の滞在後、ロンドンに戻るためReading駅へ。途中、修道院跡地がありいきなり遺跡っぽいのがでてくるのでおもしろい。
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駅の近くの公園に今日の完走メダルと同じライオンの像があった。調べたらこの像は19世紀のイギリス軍のアフガニスタンでの軍事行動の際の犠牲者を祈念してつくったMaiwand Lionというそうである。なぜライオンかはわからなかった。
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ロンドンのパディントン駅まであっという間で30分弱で到着。ロンドンからのアクセスもよく、コースはややアップダウンあるが道も封鎖して街中を走れるので走りやすい、何より名前を呼んでくれる沿道応援と最後のスタジアムゴールが気持ちよく、すごくいい大会だった。
当日午後にはメールでネットとグロスのタイムが早速送られてきて、早々に来年のエントリーについても1週間有効なDiscountコードとともに送られてきた、速い!
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