え、ロンドンの夏めっちゃいいじゃん......
って思いました。なぜなら22時前くらいまで明るい。そして気持ちいい日差しと気温なのに湿度が低い(アジア比)。加えて、街の人たちがハッピーそうで楽しい雰囲気に満ちている、それはオフィス街のアフターファイブでも、繁華街のクラブやパブでもどこだって(除く地下鉄、シンプルに暑い)。そして何よりも一番いいなって思ったのが市内各地にふんだんに用意されている公園の緑における人々の過ごし方、何が正解とかはなくて思い思いに太陽を、夏を楽しもうとしている雰囲気がある。僕は主に公園を走るけど、ある人はビールを飲み、ある人は音楽をかけ、ある人は犬と戯れる、恋人たちはきっと愛を囁き合う。犬は喜び庭駆け回り、みたいな情景。あー、なんていうかロンドンだってイギリスだっていろいろな問題はもちろん社会にあるんだろうけど、なんか少なくともこの時をそういうこと忘れて楽しんじゃえばいいじゃん今を、みたいなともすれば刹那的な何かがあるのかもしれない。何ていうんだろうね。
僕は日本でずっと生まれそだってその後中国やシンガポールでも生活をしたけど、なんかこの雰囲気は今までの街となんかちょっと違うかもしれない。強いて言えば北京の古い街並みにおける(四合院とか胡同とかの世界)路地裏のゆるーい古き良きチャイナの雰囲気はなんとなーくあれなんだけど、総論としてはちょっと違う。
イギリスにきて2ヶ月くらいたったけど季節はどんどんよくなっていくが、そろそろ夏至も近づきピークを迎えるかもしれない。長く暗くじめじめすると聞き及ぶ冬、もちろんそれは不安の種ではあるのだけどいまはこう今を楽しむロンドンっ子たちのように、そんなことを考えずに「今」をできる限りEnjoyしたいな、と思った。まぁジタバタせずとも冬は来るし何をしたからと冬が来ないわけでもないことを考えると今を楽しむというのは非常に合理的かもしれない。さて、僕は半年後どのような思いをここに吐露するのだろうか......。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？