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バリ島で温泉に浸かりたい人へ

バリといえば海?ヨガ?山?実は温泉もあるのです。ということで、2023年1月、バリ島中部にある温泉を2つめぐってきたのでメモ。とくに前調べをせずGoogle Mapとそのレビューを頼りに行ってみた。もちろん水着着用が基本です。


1)WET (WET New Hotspring water Bali)


道沿いにあって駐車場も広くてわかりやすい。

看板
ここでチケット買うのかも?

どこで料金を払うかよくわからないまま適当に中に入ってみると広い庭?みたいなスペースがある。下の方には小川もあって釣りをしている地元のにいちゃんもいた。

今回は右の階段横の小屋でチケット払った

おっちゃんを見つけて聞いてみると外国人料金75Kとのことだった。
個室小屋の鍵を開けてくれるのでここで着替えるのかな?と思っていたら、どうやら個室温泉で、とりあえずそこで水着に着替え、そのまま個室内で入浴。荷物は個室内部の壁をつかってかけておく。

屋内

150CM×200CMくらいの正方形に近い長方形個室浴槽で大人3人位は入れそうな感じで、上からお湯が流れてきている。室内はやや薄暗くなかなか無骨であるが、やや雑なつくりの隙間から外の景色も見ることができる。

鍵もかかるので、全裸になることもできるな、と気づき途中で脱ぐ。無色無臭だが若干鉄っぽい感じがある気もする。温度は37度くらい?適温で長湯もできるし、ちょっと長くなってきたら外にでて涼むこともできる。扉の外にはシャンプーや石鹸は使ってはいけない旨と入浴時間は20分未満が理想です的なこと(たぶん)が書いてあるようだった。

外には大きめの屋外浴槽が2つ、3つ(うち1つはCloseしていたので訪問時稼働中は2つ)があったが、ちょうど子どもたちがたくさんいてはしゃいでいたのと、スコールも降ってきたこともあって、少し試しにつかってみた(温度は同じくらいか少し低いくらい)以外は、小屋の個室風呂とその軒先での外気浴を小一時間繰り返していた。

飲み物や食べ物も注文できてアイスティーは5K、ナシゴレンは12Kと安かった。売り子のお姉さんは英語もできて愛想もよかった。このあたりは地元の方向けの値段と思われる(入場料もLocalは安いはず)。帰り際におっちゃんに個室使わない場合の料金を聞いてみたけど、値段は一緒とのことだった。制限時間を聞いたら基本は30分だが、今日みたいに空いてたら(個室利用が少なければ)特に気にしていないとのことだったし、実際僕も30分以上利用していた。個室小屋は7個くらいあって、外シャワーやトイレもあった。

7個くらいあった。奥にはトイレも。



2)Angseri温泉 (Air Panas Angseri)


WETよりさらに山方面にバイク/車で10分ほどいったところにある。

Google Mapだと右折になってたけど左折に看板があって地元のおっちゃんに聞いたら看板に沿って行けばいいとのことだった。少し荒れた道すぐいくとゲートがあり急な下り坂を降りれば駐車場があった。

結構急な坂を下った先にある駐車場で料金の45Kを支払って、そこから少しだけ徒歩で入り口へ(歩いて2,3分)、入り口から少しアプローチがあるのはちょっとした秘湯感があってよい。

45k
入り口手前にあるワルンで飲み物や食べ物も買えそうだった

入り口までの道中は食べ物を売っているワルンもあった。手前に一つ屋外風呂があり、その先に両脇に個室がいくつか(合わせて10くらい?)並んでいて少し奥には更衣室とシャワー(Not個室)がある。

手前のお風呂


両脇に個室風呂

一番奥には川沿いにもう一つの屋外風呂があり、その奥は滝になっていてなかなか雰囲気がよい。とりあえず4つほど並んでいる狭い個室で服を着替えて、となりのシャワーで簡単に水浴び。

シャワー
着替え用個室、4つあった

荷物を置く場所はないのでまとめて持ったまま、奥の浴槽へ。このときは誰もおらず貸し切り状態だったので、非常に気持ちがいい。結構深くて1.3-1.5mとの注意書きがある。

奥の風呂

温度は場所によって濃淡があるが36-38度くらい?やや硫黄の匂いがする印象があり、オレンジ色の湯の華のようなものを浮いている。滝を見ながらしばらく緑の中で貸し切り風呂を楽しみ、手前の浴槽探索に行った。手前は浅く、温度もぬるく35度前後かと思われるので奥の浴槽の水深が不安な子供以外は奥がよさそう。受付のお姉さんに聞いたところ、個室は30分まで料金に込みとなっているらしい。個室の半分くらいは足湯用の深さとなっていた。

奥の風呂全景、左手に滝からの小川が流れている


今回まわった2つだと、値段や雰囲気を考えるとAngseri温泉のほうが個人的には良かった。
そういえば、と思い出したので昨年夏に訪れたキンタマーニ高原のバトゥール温泉についてもメモしておく。こちらは上記2つとはまた趣ガラッと異なり、観光地としての温泉でたくさん整備された浴槽があって、観光客でも利用がしやすいと思う。

3)バトゥール温泉 (Batur Natural Hot Spring)


バリ島北部のキンタマーニ高原、Batur湖のほとりにある大型温泉施設。

入り口

値段は覚えていないがそれなりに高かった。タオルやWelcomeドリンク付き。ネットで調べると200K(外国人料金)と書いてあったが、Klookでみると10ドル弱で、当時もKlookのほうが安かったと後悔した覚えがあるのでKlookなどの予約サイトでチケットの値段を見るのがいいと思われる。

左の白い建物がチケットうりば

中にはいるとまずいくつかの外風呂が見え、その先にチケット確認する場所があって、そこでロッカーの鍵(手首につけるタイプ)とタオルをもらえた。

ロッカー

ロッカーはプールにあるようなものがたくさんあるが木製なのもあって清潔感はイマイチだが、鍵のついた場所に荷物を預けられるタイプの温泉は少ないのでさすが。ロッカールームの奥には複数のシャワー室もある。外はBatur湖に面して上から下まで少なくとも5,6の浴槽がありそれぞれ温度は異なり、プールのような温度からそこそこしっかり暑いものまで好みではいることができた。

バトゥール湖を望む浴槽

なお、ここに限ったことではないが日差しが強いときは日焼けに要注意である。ぬるいから長湯できるが裸だとその分ダイレクトに日焼けしてしまう。食事どころも併設されており、アイスティー15K、アヤムゴレン35K、ミーゴレン35Kなど。食事付きの入場券も現地では買うことができた。外国人観光客が多いこともあって、ビールも販売しているのでビンタンの瓶ビール片手に温泉や日焼けを楽しんでいる人も多い。

お食事どころの景色も素晴らしい


ということで海だけではないバリでした。観光客にはバトゥールがいい気がするが、秘湯巡りとか日本でもしててお湯に浮いた草とか気にならないなら、アンスリ温泉はなかなかよいかと。アンスリ温泉タイプが好きな方は、以下記事で書いた東ジャワの温泉も好きそう。

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