【連載】コンサルタント1年目 日記㉕
こんにちは、エスネットワークス人事担当です!今回もコンサルタント1年目日記をお届けさせていただきます。
もう3月を迎え、このメンバーの日記をお届けできるのも今回を含めてあと1-2回ほどになりそうです…寂しいですが、4月からは新しい1年生の日記をお届けさせていただくので、そちらも楽しみにしていただけますと幸いです!
では今回も2022年4月に入社した1年生メンバーの日記をご覧ください(^^)
|Kさん/異なる分野の複数プロジェクトに関わる経験
こんにちは、22年度新卒のKです。もうすぐ入社して丸1年という事実に戦慄しているところです。そんな中ですが、今年から新しいプロジェクトに関与しているので、その内容についてご紹介させていただこうと思います。
私は入社1年目の前半の間、主に事業再生のプロジェクトに関わっていました。しかしこの1月より、事業再生のプロジェクトと並行する形で、M&Aがテーマの案件にも関わることとなりました。「事業再生」と「M&A」という、少し異なる分野を同時に見ていることで、かなり大変な面もありますが、毎日多様な刺激を受けることができています。
特に、事業再生のクライアントとM&A案件のクライアントの雰囲気の違いは印象的です。関わっているクライアント2社を見ていても、企業のライフサイクルの中での位置づけや抱えている課題などが異なります。
事業再生のクライアントは、企業として成熟しきった段階で、経営体制や人員・設備などの課題が山積みとなり、利益を出すための方策を検討し続けています。
一方、M&A案件のクライアントは、近年上場したばかりで成長真っ只中であり、さらなる事業拡大のために別の会社の買収を検討段階にあり、まさに成長フェーズの状況です!しかし、M&Aを推進するための経験やノウハウがないことが課題となっています。
異なるフェーズにある企業に並行して関わっている現状は、なかなかできない経験かと感じております。
複数案件が同時並行で進んでいるこの状況は、新卒の私にとっては正直かなりハードです。食らいつくので精いっぱいな現状ですが、この環境で多くを掴んで今後に活かします。というよりも、絶対に活きてくると思っています!
|Yさん/1年目を振り返って
こんにちは、22年度新卒のYです。
2022年6月に配属されてからすでに4つの案件に関与しました。大変なことの方が多かったのですが、先輩方に支えられ困難を乗り越え今日にいたります!もうすぐ迎えるため私自身がこの1年で成長できたこと、まだまだ取り組みが必要なことをまとめたのでご紹介させていただきます。
1)成長できたこと
①情報をまとめる力と可視化する力
②論点を見つけて、行動的を起こす力
この2点について、上長とPJメンバーからポジティブなFBを受けることができました。この一年間、仕事をする中で意識したことは、「情報を如何にわかりやすく伝えるか」という点です。そこを意識してメンバー・やクライアントと接し続けたことが伝わっていたことが嬉しかったです。
コンサルタントはどんなに立派なものを作っても、クライアントに伝わらないものだとどんな素晴らしい提案も意味を成しません。そのため「話すだけではなく、活字に。そして活字よりも図解!」と考えて、言葉では難しい内容やロジックを可視化して、伝えることを意識しました。この考え方は配属されてすぐに先輩に教えていただいたことでもあり、コンサルタントとして活きた知識になっています!
あと意識していたことは、ポジティブな姿勢で課題解決に取り組むことです。私は人前で話すことが苦手なのですが、ポジティブな姿を見せるだけでもいろんな影響があることを肌で感じました。自ら能動的に行動することの重要性を今後も忘れず、実行していきたいと思います!
2)今後の改善点
①ゴールを描き、タスクを進めること
②アウトプットの内容を自分の中でしっかり整理をすること
この2点はよく上長から指摘を受けました。
まず①についてですが、作業に夢中になることが多く、ゴールとは異なった資料を作成してしまうことがありました。黙々と1人で作業をしてしまうことがあり、もちろんタスクを前進させることができるのですが、方向性が誤っていた場合、軌道修正に反対に時間がかかり、想定よりも時間を要してしまうなんてことが起きてしまいます。今は自分の行動を振り返り、適宜コミュニケーションをすることを意識するようにしています!また、「quick and dirty」を意識し、スピード感を持って業務を進めています。
もうすぐ2年目、後輩もできるので今度は私が教える立場になれるように、成長していることはより伸ばしつつ、改善点も克服し、レベルアップしていきたいと思います!
|Iさん/三重県、常駐日記
三重での常駐が始まって1か月半ほど経ち、常駐先での業務に慣れてきました。本日は三重での案件が開始してから学んだことを紹介させていただきます!
三重での常駐を通じて勉強になったことは、自分の担当する業務の趣旨/目的を理解することは重要だということです。
当たり前のことですが「何のためにこの業務をやるのか」「なぜやる必要があるのか」という趣旨/目的を理解することは、どの仕事でも最重要なことだと思います。そして、コンサルタントとしてクライアントへ常駐し業務をするため、その必要性は相対的に高まると感じています。
例えば業務を進める中で情報が不足するとき常駐先の方に情報を依頼、質問をする機会が多々あります。
その際に「なんでこの情報が必要なの?」と聞かれたり、そもそも目的を明らかにしないと怪訝な顔をされたりします。なぜならクライアントからすると、よく知らないコンサルタントに自分の仕事についていろいろ質問されるわけです。あまり気分がいいものではないですよね。
そんなリアクションにならないために、目的/趣旨を私自身がしっかり理解し、そして依頼することが必要で、そこができて初めてスムーズなやり取りに繋がります。入社して10か月ほど経ちますが、趣旨/目的を理解するという基本的なことほど大事なものはないと実感しました。
今は「理解」にとどまっていますが、これからPJをマネジメントしていく存在に成長するためには相手へ説明しそして理解していただく力をつけないといけません。今後の改善すべき課題と認識し精進していきます。
Kさん、Yさん、Iさんありがとうございました!配属された頃の日記と比べると書いていることが全然違っていて、成長が本当に感じられます。採用メンバーとしてはうれしい限りです!もうすぐ先輩になっていく姿も少しずつ想像できるようになっており、頼もしく感じる日々を送っています。
今回もご覧いただきありがとうございました。また次回(もしかすると新1年生)の日記をお楽しみに!
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