【連載】コンサルタント 1年目日記⑪
こんにちは、エスネットワークス人事担当です!今回も1年目日記をお届けさせていただきます。ぜひご覧ください♪
●Mさん|コンサルタントの難しさ
皆さま、こんにちは。23卒のMです。今回は私が日々感じている仕事の難しさについて書いていこうと思います。
私はこれまでコンサルというと、相手が抱えている問題の本質を鋭く指摘して解決法を提示するというスマートでかっこいい仕事だと思っていました。
しかしPJに参加してしばらく経った今、それはそんな簡単な話ではないと気が付きました。私は日々、顧客に常駐をして支援を行っているため感じている難しさだと思うのですが、経験を元にお伝えさせていただきます。
日々、PJに向き合うために注意しなければならないのは、「誰の方向を向いて仕事をするのか」ということです。
なぜなら例え同じ問題を見ていたとしても、それを「どのように」解決したいかは立場によって考え方が異なります。分かりやすい例をお伝えすると、経営陣と現場担当者の立場の違いです。経営陣は早期の変革を求めていたとしても、現場はすでに疲弊していて変革のための追加のワークロードを割けないなんてことはよくあります。そのためそれぞれの考え方が異なり経営陣は大胆な行動を、現場は段階を踏んだ中長期的な行動をしたいと考え、その考えを私たちコンサルタントに求めます。
このように相反する要望に対して「常駐」で伴走型の支援をしている私は日々向き合わないといけません。もし現場に配慮してゆっくり進めては経営陣の不満を生み、経営陣の意向にそのまま従っては現場の協力を得られずPJが思うように進みません。
そのためコンサルタントとして、問題の本質と最短ルートの解決法を認識しながらその方法をあからさまに提示はせず、顧客の現場の方が自らそのルートに進んでいくような道案内をすることが良い結果に繋がるプロセスだと感じています。正直、慎重な気遣いをする場面もありますが今後はコンサルタントとして知識面のスキルだけではなく、オーナーシップを大切にし人を動かすことを意識した両軸で成長していかなければならないと思う次第です。
次回は大手町おすすめスポットについてです。
最後、謎の締め方で終わっていますが(笑)、日々の業務だけではなく人にもしっかり向き合っている様子が見えますね。
エスネットワークスは創業以来、顧客のパートナーであり続けることに重点を置き、ハンズオン(常駐)での支援に力をいれてきました。言葉で定義すると聞こえがいい言葉が並んでいますが、実際の現場では極端な表現をすると「顧客のホームにアウェーなコンサルタントがいきなり業務改善に乗り込んでくる」と捉えられることもあり、敵だと思われながらPJを開始することもあります。そのため辛い場面を経験することも多いのですが、その分早い成長が遂げれますし、顧客の方とともに変革をやり切った時の達成感は何にも代え難いものだと思っています。
少し会社説明になってしまいましたが、現場感について感じていただけましたでしょうか?このような現場のリアルも今後、発信していきたいと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。また次回もご覧ください。
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